2011年11月15日火曜日

第3のショット

ラウンドにおけるショット(パッティング以外の全ストローク)はその目的でまず、次の2つに分けられる。
  1. フェアウェイに運ぶ
  2. グリーンに乗せる
もちろん、各人のレベルによってシビアさは変わる。「220-230y先のフェアウェイ左半分に運ぶ」とか、「上りのライン、5y以内に乗せる」とか。僕の現状は、フェアウェイに運べさえすれば、グリーンに乗りさえすれば十分。

ただ、実際のラウンドでは、1でも2でもないショットが存在する。少なくとも自分の場合、1と2の中間的な気持ちでショットすることが少なくない。いわば第3のショット。
  • グリーン周りに運ぶ(グリーンオン、易しいアプローチを期待しつつ)
2に含まれていると考えることもできるけど、僕の中では、ハッキリ区別できる。8I-AWはグリーンに乗せる気で狙うけど、4W-6Iはグリーン周りの易しいアプローチが残ること、あわよくばグリーンオンすることを期待しつつ、グリーン方向に打っているだけだと思う(7Iは日によって違う)。

この第3のショットはただのギャンブルだ。プロの試合でよく見る、Par5の2オン狙い、Par4の1オン狙いみたいなもの。

もちろんプロの場合、乗ればイーグル、乗らなくてもアプローチでバーディが狙えて、難しいアプローチが残ってもパーはセーブできるという技術的裏付けがあっての選択で、それはそれで「アリ」なんだろう。

でも、僕の場合、技術的裏付けがない。残念ながら。まず、4W-6Iだとそのショット自体に縦横のひどいミスがある。さらに、そこそこのショットでグリーン周りに行ったとしても、自信があるのは転がしぐらいで、バンカーショット、バンカー越え、傾斜、ラフなどでひどいミスがある。

第3のショットは、上手くはまれば、パー、ボギーが並んで良いスコアになるけど、大叩きにもなりやすい。要するにギャンブル。第3のショットをなくす、少なくすることが、スコアを安定させるポイントだと思う。

そして、第3のショットをなくす、少なくする方法は2つある。
  • 4W-6Iの精度を上げる
  • 4W-6Iでグリーンを狙わない(4W-6Iの距離が残ったらもう1回刻む)
ただ、「精度を上げる」なんてのは長期的に取り組む課題であって、ラウンド中にはどうにもならない。結局、「縦横のブレ幅に自信のないクラブでグリーンを狙うな」という後者の方法に尽きる。自信のないクラブの精度向上は練習場で取り組んで、ラウンドでグリーンを狙うのは自信のあるクラブだけ。シンプルに考えよう。フェアウェイに運ぶのか、グリーンに乗せるのか。その中間が目的の第3のショットはただのギャンブル。

この方針を徹底すれば、少なくとも、Par4/5は1W(4W、7Wでも十分)と8I以下だけでラウンドできる。練習時間もティショットクラブと8I以下に集中的に使える。自然と自信もついてくる。

上を目指して焦ってもしょうがない。少しずつできることを増やせばいい。当分は初心に返って、8I以下を正確に打つ練習に集中して、ラウンドもその成果を試す場だと考えよう。

2011年11月14日月曜日

スイング・プレーン作り(ミニ・スイング)の徹底

スライス打ちの練習の甲斐あって、ドライバーは右にしか曲がらなくなってきたし、他のクラブもフックはあまり出なくなってきた。

でも、スイングはメチャクチャだなと思う。小さい振り幅でも、真っ直ぐ打つことができない。クラブの軌道も、フェイスもメチャクチャなんだろうなと思う。基本的な動きがメチャクチャなのを、極端にスライス打ちすることで、ミスを一定にしているだけで、基本的にメチャクチャであることには変わりない。

しばらくPW1本に絞って、ミニ・スイングで、真っすぐ打つ練習を徹底しよう。もう一度基本から徹底的にやり直そうと思う。基本をしっかりやって、その上で、ミスを一方向にするための味付け。まず、基本ができていることが前提。

最近、プチ開眼を繰り返しているが、ハッキリ言ってダメパターン。「ミスの上にミスを重ねて、結果、真っすぐ」みたいな開眼を繰り返しているような気がする。

8-4時、9-3時の言い訳できない小さい振り幅で、きちんと球を捕まえて、真っすぐ打つことにとことんこだわろう。一冬、その練習だけに費やすぐらいでちょうどいい。

現在はプレーンがおかしくなっている。この状態で大きく振っても絶対に上手く行かないし、その場しのぎの変な調整を覚えるだけ。気持ちよく振って、真っすぐ行かないから、どんどんおかしくなっていく。残念ながら大きく振れる状態ではない。

ミニ・スイングで、スイングプレーン作りの徹底。基本からやり直そう。

2011年11月13日日曜日

8Iの問題

三井住友VISA太平洋マスターズ最終日18HPar5の2打目をベタピンにつけた松山英樹の8Iを見ていて、やっぱり8I持ったら、チャンスにつけたいよね、と。で、ふと自分の直近ラウンドを振り返ってみて、8I絡みで大叩きになっていることに気がついた。

1つはPar5の3打目を8Iでグリーン右のバンカーに外して、バンカーショットの拙さもあり、大叩きになった。バンカーショットが上手くいけば済んだことではあるんだけど、8Iでグリーンを外したので、後悔が残る。

もう1つもPar5の3打目、残り130yを8Iで打って、つかまりすぎもあって、グリーンを大きくオーバー。奥の林のOBギリギリまで飛び、グリーン方向に出すのが精一杯で大叩きに。

前者は8Iの方向性の問題、後者は方向性の問題もあるけど、縦の距離感の問題。

9I/PW/AWの3本は、方向性もそこそこ安定しているし、120y、110y、100y前後で距離感もだいたいつかめている。でも、8Iは左右へのミスも結構大きく、縦の距離感も140y飛ぶこともあれば、120y程度のこともあり、なかなか自信を持って、グリーンを狙えない。特に、本球を使う実際のラウンドでは、8Iの距離感はどこか不安を感じながら振っていることに気づいた。

方向性については練習するしかないけど、距離感については、練習場の問題もある。改めて考えると、8Iの落下地点の距離が正確に分かる練習場が思いつかない。

まぁ、結局、練習するしかないんだけど、ラウンド中に8Iでグリーンを狙う場面があれば、ミスへの備えを意識して、大叩きしないように気を付けたい。7Iや6Iでのミスなら諦めもするけど、8Iはスコアを作るクラブにしたいもんだ。

ミズノ MP THE CRAFT 611

ミズノの新作ドライバー「ミズノ MP THE CRAFT 611」を試打。オリジナルシャフトのロフト9度、10度とFubukiの10度の3本。

まず、ヘッドの見た目が抜群。410ccと小振りなディープフェイス。フェイスもスクエアに見える。クラブ自体の癖がない印象。構えただけで左へのミスを警戒したくなるクラブが多い中、気持ちよく構えられる。

そして、特筆すべきは打感。ボコッとした音で、ボールがクラブにめり込んだような感覚。ボールが吸いつくような打感、と言えばいいのかな。とにかく、ドライバーでこういう打感を感じたことがない。意図どおりに左右に曲げられそうな感じ(そんな技術はないんだけど)。一球目でこの打感に惚れた。

買う気満々で、3本を打ち比べ。

まず、Fubukiは最初に消えた。自分にはハードすぎる。

問題はオリジナルシャフトの9度か10度か。普通に考えたら10度のはず。元々、ディープフェイスで、球が上がりにくいヘッドだから、ロフトは大きくしないと。ヘッドスピードも42-43m/s程度だから。

でも、数値的には微妙な結果が。

9度だと若干のスライス回転、10度だとフック回転。±300だから気にする曲りではない。だとすると、9度のサイドスピン量は理想的といえる。

飛距離は大差なし。9度だと225-230y、10度だと230-235y。いつも一定に打てるわけじゃないから、ほとんど誤差の範囲ないとしか言いようがない結果。ただ、体感としては、10度の方がずいぶんと楽に感じた。

この3本の中から選ぶなら、オリジナルシャフトのロフト10度が最も無難で、左へのミスを避けるという意味では、もしかしたら、9度の方がいいのかもしれないけど、本当に球が上がるのか?という不安はある。

ただ、オリジナルシャフトの「QUAD for 611 Flex S」はちょっと堅く感じる。振れないことはないし、数値上は、自分にとってはかなりいい出来なんだけど、素振りしていて少し堅く感じてしまう。

その違和感があったので、購入には踏み切れず。

オリジナルシャフトにはFlex Sしかなく、SRやRはない。QUADというシャフトを、このドライバー用に調整したものらしい。QUAD自体にはSRやRもあって、それで組んで出荷してもらうこともできるらしい。しかも、その方が安いらしい。ちょっとその可能性も検討中。

まぁ、すぐに必要なクラブではないんだけど、ヘッドがかなり気に入った。形と打感が最高。打ちこなせるスペックを慎重に選んで、購入に踏み切る可能性大。

(同日追記)
結局、QUAD 6バットスタンダードのSR、45inch、バランスD2でオーダー。やっぱりSはハードすぎる。Rでいいぐらいかもしれない。QUAD6は60g台で、もしかしたらQuad5(50g台)でもいいかも。でも、まあ打ってみないと分からないので、とにかく作ってみた。シャフトがダメならリシャフトもある。とにかく、ヘッドが抜群に気に入った。衝動買いに近い。

多分、ハードなヘッドだと思う。今の1Wの方が良い可能性は高いと思う。でも、挑戦してみたいと思わせる魅力的なヘッドでした。


2011年11月7日月曜日

FWの勧め

僕のバッグにはFWが3本。4W(17)、7W(21)、9W(25)の3本。この3本は不動のレギュラーになりつつある。さらに2W(14)を入れることも。

FWの方がUTより易しいという竹林隆光さんの言葉を頼りに、FW中心にして早1年以上になるけど、最近、FWの易しさを実感できるようになってきた。

シャフトが長い分だけUTよりもHSは上がる。その分、ラクに振れるし、飛距離、高さも出る。特にそのメリットを実感するのはラフへの対応。少々沈んでいるぐらいなら、7W/9Wで全く問題なく打てる。

レイアップ用途に限れば、アイアン型UT(EPON AF-901)の方向性の出しやすさは捨てがたいけど、グリーンでの止まりやすさを考えると断然FWが優る。アイアン型UTで高さを出そうとすると、かなりがんばって振る感じになる。そうするとひどいミスもでる。ラクに振れる、ということは大きい。

きれいにミートすることだけ考えれば、飛距離も高さも出る。その安心感がスイングを良くしてくれる。

人と比べて飛距離が出る方でもない。セカンドでグリーンを狙うなら、FWの活用は絶対必要。あれこれクラブを変えずに、ロングゲームにも磨きをかけていこう。

2011年11月6日日曜日

上田桃子、ミズノ・クラシック2勝目!!

ミズノ・クラシック2011で上田桃子が優勝。4年前にUSLPGAへの切符をつかんだこの大会で復活優勝。

上がり4連続バーディで64の2日目はすごかったけど、3日目は応援してる側としては煮え切らない内容。それでも、ずっと笑顔を絶やさず、楽しそうにプレイして、優勝インタビューでの感極まっての涙。他人には分からない大きなプレッシャーの中で4年間戦ってきたんだろうなあ。

ゴルフを始めて間もなく、お手本を求めて、一時期、気になっていた選手。男性的な力強いスイングに惹かれたけど、持ち球がドロー系だったので、お手本にするのはやめた。その後も気になる選手ではあったけど、なかなか活躍もなく、応援するきっかけもなく。

複数年シードも獲得したし、これから先も、USLPGAでのプレイが続くんだろうけど、また、今日みたいないい笑顔でラウンドする上田桃子がいたら、きっと応援したくなる。

Par5の克服

直近ラウンドのPar5は「1バーディ、2ダボ、1トリ」。バーディはチップインのまぐれでボギーでもおかしくない。ボギーセーブ率25%では「散々の出来」と言う他ない。

過去のデータを見ても、Par5ではボギーセーブ率が50%未満。ここ10ラウンドの数字で言うと、全体・Par3・Par4のボギーセーブ率が56-57%なのに対し、Par5は39%とダントツで悪い。過去20ラウンド、全ラウンド平均などでもやっぱりPar5がハッキリ悪い。まず、ここは認識しなければいけない。

ただ、直近ラウンドで叩いた3ホールのうち2ホールは、実は8Iでパーオンを狙える状況だった。残念ながら、うち1ホールは番手選択のミスで、大きくグリーンオーバーして、OBスレスレの林の中からの脱出で出すだけのダボオン・ダボ。もう1ホールはグリーン右バンカーに入れてバンカーでミスをしてのトリオン・トリ。要するに、この2ホールのミスは、番手選びも含めた「8I以下のミス」で、Par5だからこそのミスって感じは全くない。

もう1つのダボはボギーオン3パットのダボだから、これもPar5だからこそのミスではないような気もするけど、ショット内容を思い出すと、実はそうでもない。

  • 1打目
    ドライバーで引っかけ気味のフック。左がけ下の林へ打ち込む最悪のミス。
  • 2打目
    ガケ下林から8Iで脱出。距離を稼ごうとして前の狭い木間を狙って木にに当てた。ただ、ラッキーなことに、フェアウェイ方向に跳ねて、結果的には安全に真横に出したのと同じ状態に。
  • 3打目
    フェアウェイバンカー先の左足下がりのラフという状況。グリーンには届かない。前方にはコース全体を横切り、グリーン周りまでつながるウォーターハザード。手前に刻むと4打目に150-180yの距離が残り、ボギーオンも難しくなる。何とかしてウォーターハザードを越えたいと思い、7Wで打つが、ボールの頭を叩くミス。結果、ウォーターハザードの手前に。転がってウォーターハザードに入ることも十分ありえるミスだった。
  • 4打目
    残り152yを7Iの軽いフェードでナイスオン。かろうじてボギーオン。ウォーターハザードに囲まれたグリーンで、ラッキーなグリーンオンとしか言えない。
  • 5-7打目
    比較的距離があり、傾斜も難しいラインが残って残念ながら3パット。
もちろん3パットがなければ大満足のボギーだったんだけど、そもそもボギーオン自体がただのラッキー。内容としては、もっとひどい大叩きになっていてもおかしくない。
  • ティショットから、「2打目でウォーターハザードを楽に越えられるとことまで運びたい」と力んで、最悪の左へのミス。
  • 2打目も、3打目のウォーターハザード越えのために少しでも距離を稼ごうとしてミス。もう一度林の中に戻る結果になっても全然おかしくなかった。
  • 3打目も、やっぱり無理をしている。8Iぐらいでハザード前に刻むのがベストだった。そもそも7Wでどこに刻むのかさえ明確にしないまま、「とにかく超えろ」と思って振り回していた。
  • 4打目は会心の結果だけど、かなりのリスクをとって、たまたま成功しただけ。
こうやって見ると、ボギーオン3パットのダボではあるんだけど、典型的なPar5らしい崩れ方をしている。ほぼ全ショットで無理をして、3打連続ミスをして、4打目で奇跡的に上手く行っただけ。

Par5では特に、「易しい1打をつなぐゴルフ」が大切。無理せず、細かく刻んで、何の変哲もないボギーオンを目指す。その結果としての3パットやアプローチミスでのダボなら、それはもうショートゲームの問題で、Par5の罠は克服したといえる。

Par5の場合、ティショットとセカンドは「レイアップ」。ミスをせずに、打ちやすいところに運ぶことが目的で、飛距離はほとんど考えないぐらいでちょうどいいかもしれない。その結果3打目でグリーンが狙えれば狙えばいいし、難しそうならもう1回レイアップして、ラクにボギーオンを狙えばいい。

たった、これだけのことができていないから、Par5の数字がハッキリ悪いんだろう。Par5の克服はかなり意識的に取り組まないと、ダラダラとスコアを伸ばせない時期を過ごしてしまいそう。Par5でボギーセーブの意識、イメージをしっかり持とう。

2011年11月5日土曜日

右へのミスは許す

2011.11.05のラウンドは、ほぼ全ショット「右に曲げる」つもりで打った。結果、ほぼストレートやナイスフェードがたくさんあった。もちろん、大スライスのミスもあったし、それどころか引っかけ、フックもあったけど、全体的には「左へのミス」を大きく減らすことができたと思う。

スイング技術的には、切り返しでの下半身先行、下半身始動の重視。自分自身の運動イメージとしては、クラブがトップに収まる前に、左腰を切り替えして、クッと切る、回す感覚。

これでスライス要素、右曲がり要素が加わるので、あとは正しい上半身の動きでクラブをスクエアに戻すことができればストレート、少し逃がせばフェード・スライスに。

この感覚を定着させることで、安定したフェードへの道を切り開きたい。

今日のミズノ・クラシックで、日系一世のハリガエ・ミナ(張替美那)という選手が3位タイと活躍していた。初めて知った選手だけど、テレビ解説によると、ミスをするときは必ずスライス、右へのミス、とのこと。ある意味、目指すところはここにある。今日、明日と上位で回るだろうからテレビに映る機会が多そう。参考になるかも。要チェック。

2011.11.05のラウンド結果

朝霧ジャンボリーGC(甲斐・駿河)でラウンド。結果は98(38)。「93-103」の範囲内なのでよしとしよう。

トリが3ホール、「+4」が1ホールでスコアを崩した。大叩きの中身は、2打目OB、ティショットOB(Par3の7W)、バンカーでザックリ、あとは凡ミスの連鎖。OBは今回のラウンドテーマ「右に曲げる。左へのミスをなくす。」の徹底の結果としての右OBだから、気にしない。

(良かったところ)
・パーオン5回、ボギーオン7回
・左OBがなかった。
・右に曲げることができた。
・ショートアイアンがよかった。
・転がしアプローチがよかった。
・LWのバンカーショット

(悪かったところ)
・3パット4回、パット数38(重いグリーンに対応しきれず)
・SWのバンカーショットがうまく行かず
・FWキープ率が低い(でも多分スコアを左右していない)

全体的に悪くないラウンドだった。久しぶりにラウンドを楽しめた気がする。GDOハンディは変わらず26。ということで、次回も「93-103」にこだわったゴルフをしよう。

ホール毎スコア
--10+1+2+3
全体12834
Par301201
Par401612
Par510021

グリーンオン
-0+1+2+3
全体5724
Par32101
Par43412
Par50211

2011年11月3日木曜日

腰を回して、回して。

今朝の練習で1つ気がついたこと。

軸、前傾角度を維持してクルンと回るデンデン太鼓の意識。そして、下半身はどっしりと構える意識。

これで以前は好調だったんだけど、どうやら今はこのイメージが良くないらしい。

というのも、下半身がおとなしすぎというか、下半身始動、下半身主導のスイングができていないということに気がついたから。全くの手打ちってこともないんだけど、手打ちに近くなっている。「手打ち」って言うとまた語弊もあるかな。上半身のボディターンのイメージが強すぎる。

デンデン太鼓っていうのは、軸が回って、ヒモがついてくるってイメージなんだけど、そこには上半身と下半身の区別はない。実際のスイングは、下半身が回って、上半身が遅れて回って、さらに遅れて手がついてくるって感じ(なはず)。それができてない。

で、今日はそれに気がついたので、思い切って、切り返しで、腰をまず回すイメージを強調してみた。でもそれが上手くいかない。どうしても腰が止まってしまう感じ。どうしても腰が気持ちよく回らない。

で、ふと気がついた。もともと、「下半身が動き過ぎ、腰を切りすぎて振り遅れ」というのが悪い癖で、それをクローズに構えたり、腕のローテーションを強調して体の正面で捕まえたり、というレッスンを受けて、それがかなり修正されてきた。その延長線上に、今のフック、ひっかけ病がある。

長い時間をかけてゆっくり変わってきたから、あまり気づかなかったけど、その過程で、「腰を回さない、腰を止める」という方向に行きすぎてしまっていたようだ。元々は得意だった動きが、逆に、できなくなっている。

いろいろ模索して気がついたことは、スタンスの修正。スタンスを少し狭くして、また、膝を正面に向けるイメージで構えると、足が使いやすく、その結果、腰もよく回る。ややオープンに構えると、さらに腰が回り易くなる。

スタンスの修正にたどりついて、球数を打っていると、かなり自分の理想のイメージに近い方向に球が出ることが増えてきた。もちろん、つかまりが悪くなったり、「右にすっ飛ぶ球」が出たりはするんだけど、それはそれでしょうがない。今は、腰を回すという動きをつかむことが大切だから。

結局、ゴルフってのは行ったり来たりだなと再認識。長い時間かけて修正した悪い癖を、今度は取り戻そうとしているんだから、バカげた話。

ただ、そういう行ったり来たりの幅が少しずつ狭くなってきて、スイングが安定するもんだと思う。

以前は腰をクッと切る動き自体はできていて、それを活かしつつ、球を捕まえるためのイメージを模索していたけど、それが行き過ぎたのが現在。球を捕まえる動きを活かしつつ、腰を切って、体で球を逃がすようなイメージ必要なのかもしれない。

試行錯誤が続くけど、少しずつ、前進しているのかな、と思う。

2011年10月29日土曜日

出球の改善

ハーフショットでほぼスタンス通りに、真っすぐ出て、真っすぐ飛ぶようになってきた。ドライバーも気持ちよく振って、イメージ通りのところに球が出ていく。この感覚はいつ以来だろう。本当に久しぶり。

もちろん、スイング修正の方向性が見つかっただけで、修正はこれから。

まだ、フルスイングをすると、引っかけも出る。でも、引っかけるときは、だいたいトップより前の段階で分かるようになった。あ、今外に上げたなって。これは大きな成長。最近まで、気持ちよく振ったら左に行くのでどうすればいいか分からないという感じだったのが、気持ち悪さを感じられるようになったんだからこれは大きい。

最近、練習量もラウンドペースもあまり確保できないので、短期で成果は出ないだろうけど、自宅で素振りとかしながら、ベスト・スイングを目指していこう。

で、出球がスタンス通りにまっすぐになったら、次は、「絶対に左に曲がらない」球筋をしっかり作っていこう。

2011年10月24日月曜日

不調脱出の兆し

グリップと体の距離を保つで書いた気づきの続き。今日のレッスンで、そこを意識してみた。

結果的に、かなりインサイドに上げる感覚になる。軌道が変わるので慣れるまで少し時間がかかり、また、トップもなかなか安定しない。でも、慣れて、安定してくると、はっきりとこれまでとはバックスイングの感覚が違うことを実感した。極端な言い方をすると、これまでは横に上げていたのが、後ろに上げるように変わるぐらいの感覚。ま、実際は、以前はこう上げていたのが、いつの間にかおかしくなっていたってことなんだろうけど。

平たく言うと、「アウトサイドに上げていた」、「プレーンより高いところに上げていた。」ということになると思う。その結果、気持ちよく振ると、アウトサイド・インの軌道になって引っかける。無理にインサイドから下ろすと、軸がブレブレでおかしくなる。要はそういうこと。


ただ、本人はそんな振り方をしている意識はないので、なかなか気づくことができなかった。修正した軌道だとかなり違和感があるので、それだけ長い時間、間違った軌道で振り続けてきたんだなと思う。もしかしたら去年末からずっとかも。その頃から、出球が真っすぐ行かなくなったような記憶があるから。


修正後のスイングでは自分自身で軸を感じられ、自然とその場でくるんと回る動きになりやすい。軸を背中側でなく、お腹側にイメージしてしまっているときに陥りやすいミス。今回はこのチェックポイントも意識してたんだけど、正しい軌道をみつけて、修正ができて初めて、「あ、やっぱり軸のイメージも狂ってたんだ」と気づいた。このチェックポイントは今回は結果論になってしまった。

ま、いずれにしても不調脱出の突破口が見えた。修正後のプレーンを意識すると、出球がかなり揃うようになった。もちろん1つ直せば、あちこち直さなきゃいけなくなって、しばらくは修正スイングの形づくり、体に動きを覚えさせる時間が必要。一気に好調って訳にはいかないと思う。でも、今までは、いくらやっても突破口がが見えなかったのに対し、大きな方向性、スイングの修正課題はみつかったので、だいぶ気が楽になった。

あとは練習時間さえ確保できれば、どんどん良くなっていく、という感触がつかめた。今日の練習は最後の3球を、ドライバー、7I、PWで打ってみたけど、どれもここ最近はなかったナイスショット。出球がスタンス方向にまっすぐで最高の気分。

今度こそ、不調を脱して、好調になる手応えあり。

2011年10月23日日曜日

HS

SRIXON Z-TX(10.5)、SRIXON Z-TX TOUR 420(9.5)、LEGACY BLACK(10.5)の3本のドライバーを試打。

SRIXON Z-TX(10.5)、LEGACY BLACK(10.5)は、球が上がりすぎ傾向。キャリー220-230y、トータル240yぐらいの数字が。サイドスピンはわずかにスライス回転。理想的な数字。

SRIXON Z-TX TOUR 420(9.5)は、低い弾道のライナー系。サイドスピンはわずかにスライス回転が多くなるけど、大差なし。ただ、シャフトがいつもより硬くて、切り返しの間が取れずミスが出る。そして、ミスに対してシビアなヘッド。かなりしっかり叩かないと球が上がらず、距離をロスする。好みではあるんだけど、腕前が追いついていない感じ。

どのクラブも「欲しい」というところまでは行かなかった。数値上は、エースドライバーより良さそうだけど、実際はどうか分からないし、飛ばしより易しさ優先。エースドライバー以上の易しさは感じられなかった。

ちょっと驚いたのがHS。どのクラブでも、コンスタントに43m/s台が出る。スムーズに振れたと感じるときは44m/s台。SRIXON Z-TX TOUR 420で球を上げようと思って、目一杯振ってみたときに、2回45m/sが出た。体力的な向上があるとは思えないけど、HSがかなり上がってきている。減量の成功で体がスムーズに回っているのか、それともプレーンが良くなったからなのか。

ま、よく分からないけど、普通に振って43m/s台なら、ミート率が上がれば、女子プロぐらいの飛距離は出るはず。HSを上げようとか、飛ばそうとか思わずに、ミート率と方向性の向上だけ考えれば、ドライバーショットは十分ということ。

新しいドライバーとか、余計なことは考えずに、今のクラブでナイスショットをすることだけを考えよう。

2人のベストスインガー

マスターズGCレディース3日目をテレビ観戦。今年で引退ということもあり、古閑美保プロの映像がよく流れる。ゆっくり、スムーズで、力み・歪みの全く感じられないスイング。特にドライバーはお手本にしたくなるようなキレイなスイング。今年で引退は残念。レッスンDVDとか出せばいいのになぁ。

男子のブリジストンオープン3日目もテレビ観戦。こちらも大好きな宮本勝昌プロが上位で活躍。去年6月の日本ゴルフツアー選手権以来、久しぶりにスイング映像をゲットできた。宮本プロも力み、歪みの感じられない、スムーズなスイング。チーム芹澤、藤田プロの盟友ということもあり、応援しています。

2011年10月22日土曜日

グリップと体の距離を保つ

打っても打っても出球が真っすぐにそろわず苦戦。特に意識せず振ると左に引っかけて、引っかけを意識すると右に押し出す。振れば振るほどおかしくなる。

すっかり頭に血が上りきったところで、イライラしながらミニ・振り子スイングの練習に。案の定、ミニ・振り子スイングでも出球がそろわず、挙句の果てには、30yなのに左に曲がったりする。

で、30yで思い切り引っかけた瞬間気づいた。(ミニ・スイングの)トップで既に、クラブが外に上がっている、と。なぜかは分からないけど、切り返しから真っすぐ左に振っている感覚。インに上げて、まるく、インに振り抜いていく軌道とは程遠い。

原因と対策がわからないので、小さく、ゆっくり振りながら手探りしているうちに、ふと気がついた。どうも、始動時に、グリップが体から離れて、右に動いている。そこで、グリップと体の距離が変わらないように始動するイメージを持つと、今日は全く不発だった、真っすぐな出球が続く。試しに、そのイメージでフルショットをしたら、これまた超久しぶりに、まっすぐ出て、まっすぐ飛んだ。

アウトサイド・イン傾向は気づいていたけど、てっきり、切り返しの問題だと思ってた。バックスイング、トップはいい形になっていて、でも切り返しの動きが悪くて、外から下ろしてしまっていると思っていたけど、原因は意外とテイクバックの軌道だった。

残り20球ぐらいでこのことに気がついたので、また明日以降試してみないとなんとも言えないけど、不調脱出の光明が差した。

やっぱり調子が悪い時は、小さく・ゆっくり振る「ミニ・振り子スイング」に限る。

2011年10月18日火曜日

ショット数は減らせない?2

ショット数は減らせないの観点から、過去のラウンドを振り返ってみる。省エネで「スコア(ショット数+パット数)」という表記方法を取ります。
  1. 直近ラウンド:102(69+33)
    • カラーから1パット、とカラーから2パットが各1回ずつあって、これがショット数にカウントされているので、そこを修正すると、「102(67+35)」
    • 「54」を13オーバー。全くボギーゴルフができてない。
    • ショットの練習が最優先。
  2. ベスト:89(56+33)
    • カラーからパターの寄せを修正すると「89(55+34)」
    • 限りなくボギーゴルフに近いショットで、パッティングで2つ凹ませての89。
  3. ベスト2:91(55+36)
    • カラーからパターの寄せを修正すると、「54+37」
    • ショットはボギーゴルフ。パットで1オーバー。
  4. ベスト3:92(54-38)
    • カラーからパターの寄せを修正すると「51-41」
    • ショットは自己最高の出来だけど、パットがひどい(この日はグリーンが激重でおかしかったのであまり気にしてないけど)。
ざっと過去のラウンドの(実質)ショット数を振り返って分かることは、いいスコアが出てる時は、ショット数が54前後だということと、パット数は減らせない(アプローチが寄らない、1パットは狙えない)、ということ。よほど、アプローチ・パッティングが悪ければ別だけど、基本的にはショットの良し悪しでスコアが決まっているということ。

もちろんショットの乱れをカバーできるぐらいに、アプローチ・パッティングを磨こうというのは1つの考え方。でも、ショット力を「54」程度に引き上げることは、最低ラインだと思う。アプローチを寄せて、もしくは、長めのパットを沈めて、パット数を1打減らすより、ずっとずっと優先すべき課題だと思う。

「ショット数54」を1つの目安にして、ボギーゴルフを目指そう。基本的には、長いPar4/5は刻んでフルショットでボギーオンを狙い、Par3や短いPar4/5はあわよくばパーオン、逃してもアプローチでボギーオンを狙うことになる。十中八九成功する選択に徹して、ショット数54を達成しよう。

ショット数は減らせない?

過去10ラウンドの平均スコア・パット数が「98・35」でした。ちなみに過去20回だと「101・36」、2011年だと「100・36」。だいたい似たような感じ。

キリがいいので、2011年平均の「100・36」を使って考えてみる。

パット数が36なので、アプローチを含むショット数は64。オール2パットのパープレイ(72)ならショットは36、オール2パットのボギープレイ(90)ならショットは54だから、パープレイより28打、ボギープレイより10打も余計にショットを打っているということ。

ここで大切なのは、この10打は、ショット・アプローチの練習で絶対に減らせるショット数だ、ということ。
  • 林に打ち込んで出すだけ
  • OB
  • ダフリ
  • 8I以下でグリーンを外す
  • バンカーでホームラン、脱出失敗
  • SW、LWのショート
  • 傾斜(最近は特につま先上がり)でミス
他にもいろいろあると思うけど、今思いつくのはこんなところ。最近、アプローチでの大きなミスはないので、この10打はショットとバンカーショットと考えてよさそう。

セカンドを刻んで、8I以下でボギー・オンを狙うにしても、セカンドでグリーン周りに運んでアプローチでボギー・オンを狙うにしても、「最低でもボギー・オン」はできないとおかしい。そこそこのショット、せいぜい70点のショットをつなげば、ボギー・オンできるはず。ショットとバンカー・ショットで、70点さえできていないということ。

繰り返しになるけど、これは絶対に、ショットの練習で減らせるショット数。

自分がストレスを感じているのもここ。グリーン上で1パットで沈められなくても、アプローチが寄らなくても、セカンドが乗らなくても、ティショットが飛ばなくても、それ自体は大したことではない。ただ、3回で乗せる(Par3なら2回、Par5なら4回で乗せる)という簡単なことさえできないことにイライラする。

練習場でショット練習をするとき、「ボギーオンのためのショット」を練習していることを強く意識しよう。きっと、ボギーオンに必要のないショットの練習にかなり時間を費やしていると思うけど、それは現時点では良く言えば背伸びしすぎ、悪く言えば無駄、むしろ有害。

「ボギーオンのためのショット、アプローチ」という意識で、自分のゴルフを見直そう。

心の支え

昨日はひどい乱調で、力んで振り回すから肩・背中が筋肉痛だし、ダフリすぎて手がまだ痛いし、つぶれたマメの上にさらにマメができてキーボード打つのも痛いしで、とにかく散々な練習だった。自分の下手さに飽き飽きしていた。

ただ、最後の1球。これを打ったら終わりにしようと決めて打った8Iでの1球が、本当に久しぶりという感じの、芯で打って、真っすぐ出て、曲がるとしても右かな・・・という雰囲気だけど曲がらないでキャリー140yのナイスショットだった。力みもなく、腰がしっかり回って、クラブの軌道もキレイにインサイド・インでスムーズに左に振り抜けて、フィニッシュもスッと左足1本で立てる状態。

多分、500球ぐらい打ったけど、その中でのベストショットが最後の1球で出てくれた。

これで何とか気持ちが前向きになれた。心の支えになるナイスショット。

あのショットのイメージを大切にして、たくさん素振りをしよう。

タイミング

今日はレッスン日。レッスン前に1時間ほど打ち込むが、1打ごとにスイングが違い、球もあちこちに散らばる。

自分なりに気づいたのは、インパクト後、クラブをアウトサイドに放り出すような軌道になることが多い。これでは絶対にフェードにはならない。左に曲げるのが怖くて、左に振り抜けなくなっている。悪循環。しっかりと体を回して、左に振り抜く意識が必要。

プロからの指摘はこんな感じ。

スイングの形は悪くない。ただ、タイミングがバラバラになっている。バックスイングの捻りが浅いまま切り替えして、タイミングがずれて、その結果、クラブの動きも外から入ったり、寝て入ったりしている。スイングスピードを落として、トップで肩をしっかり回せば、それほどタイミングはずれない。その練習を繰り返して、正しい切り返しのタイミングを体に覚えさせて、徐々にスイングスピードを上げていく。まずは、形を作るために、ゆっくり振って、動きを確認することが大切。

5%の余力なんて書いた直後に、トップで肩をしっかり回せと言われてしまう。ゴルフは本当に難しい、行ったり来たりだなあ。とにかく左には打ちたくない。たとえドローでも左に曲がるのは嫌だし、引っかけなんか問題外。トップで肩をしっかり回すことでクラブがインサイドから下りてきて、軌道による引っかけが出にくくなる。極端に閉じたフェイスによる引っかけもあるけど、その対策はまだ考え中。

プロの指摘のとおり、全体的に速く振りすぎ。バックスイングもダウンスイングも。ゆっくり上げて、ゆっくり振る。8割の力感ぐらいで、ポーンと振ると、ミスの程度がかなり軽減される。引っかけもフックも小さくなる。目一杯振ると目も覆いたくなるようなミスも出る。今は、とにかくゆっくり、丁寧に振って、形を作り上げる時期。

気を付けたいのは、「振り幅」と「力感、スピード」の違い。大きなトップを作ると速く振りがち。でも、トップでしっかり肩を回して、かつ、8割の力感、5割の力感、ってのも当然ある。求められているのはそれ。振り幅自体をコンパクトにして肩が入らないのもまずいし、大きな振り幅で目一杯振るとスイングを壊しがちでさらにまずい。大きなトップから、8割程度の力感で、気持ちよくポーンと大きなフィニッシュまで振り抜く練習が必要。その動きの中で、切り返しのタイミングを体に覚えさせる。

とにかく調子が悪いと向きになって振り回しがち。昨日は明らかにそんな状態で、現在の体の疲れ具合も普段の比じゃない。ムキになって振り回してもスイングは作れない。小さな動き、ゆっくりな動きの練習から、地道に積み上げていくしかない。

今回指摘を受けた部分は、一人で練習していても多分気づかない。「タイミングが悪かった」という風に認識できなかったと思う。不調脱出の鍵となるかはまだわからないけど、自分に欠けていた視点を得たという意味で、とても有意義なレッスンだった。

2011年10月17日月曜日

5%の余力

『飛ばしのゴルフ・レッスン』(宮本勝昌)をパラパラとめくっていたら、気になるフレーズと出会った。以前読んだ時は、それほど気にしなかったんだけど、今回は妙にツボ。お気に入りレッスン。

トップでは体を最大限に100パーセント捻転させないと、飛ばしのパワーをためることができないと誤解しているアマチュアは多いのではないだろうか。しかし、まだ捻転できるくらいの95パーセントのトップで十分なのである。それ以上捻転させてしまうと、正確にボールをヒットすることができなくなる。・・・また、トップで限界を超えてしまうと、余力がなくなってしまい、ダウンスイングが惰性になってしまう。トップで余裕があってこそダウンスイングでフルパワーを引き出すことができるのだ。

なるほど、と思った。「余力」という言葉が気に入った。確かに、トップで目一杯捻転してしまうと、捻り切った反動で上半身から打ちに行ってしまいがち。トップで余力があるぐらいで、ちょうど、切り返した瞬間が最大捻転になりそう。

95%っていう表現も絶妙。8割、9割ってのはよく言われるけど、かなりコンパクトになるイメージ。飛ばそうという気持ちを捨てなければ8割スイングには徹し切れない。でも、「95%」なら、「飛ばしを狙いつつ、余力を残す」っていうニュアンスがよく出た数字設定だと思う。気に入った。

個人的には、飛ばしにそれほど強いこだわりはないので、「8割スイング」の方が徹底してて良いとは思うんだけど、例えば、ドラコンホールとか、たまには飛ばしたくなることもある。そういう時でも「5%の余力」を残したトップを意識してみよう。

これはナイスレッスン、と思う。

2011年10月16日日曜日

ロフトの壁

久しぶりにブラッシー(14度)を打ってみた。

十分な高さが出ず、170-180yの高さ表示付近のネットにライナー性の球が飛ぶ。

以前はもう少し球が上がったんだけど、やっぱりシビアなクラブだと再認識。

スイングをいじってて、FWも少し乱調なのでしょうがないかと思ったら、4Wはビシバシ当たる。キャリー200yを真っすぐ運べる感じ。やっぱり、4W(17度)と2W(14度)の差は大きいらしい。

今は、スイング修正中で気持ちよく振り切れないから、ヘッドスピードも落ちていると思う。その結果かなと思う。ただ、その程度のことで、これだけ差が出るシビアなクラブということ。

やっぱり、現実的な認識として、4W(17度)が、芝の上から打つクラブとしては、限界ロフトと考えよう。

PWの10球テスト

ショットの調子が良くなってきたので、PWで「10球テスト」。ターゲットを決めて10球打つ。許容範囲にが何球、左右のミスが何球かをチェック。感覚ではなく、客観的な数字で、成功率とミスの傾向を把握する。

7球が許容範囲(うち6球は納得、うち1球は結果的に許容範囲)、2球つかまらずに右にミスして、1球引っかけて左にミス。

PWの場合「十中八、九」ターゲットに運びたいから、満足してはいけない結果だけど、少し前の調子を考えると一応よしとしよう。特に、出球が意図した方向に出るようになったのはいい。また、左へのミスが1球というのもいい。左へのミスをを消せるスイングを確立したい。

ただ、左への1球のミスの質はひどい。結果はそこそこなんだけど、切り返しで上半身からうちに行ってしまって、体の右サイドが思い切りかぶって、引っかけフックになりそうなのをとっさに、インパクトで逃して、かろうじて軽い引っかけに収めたもので、ミスの質としては最悪の部類。まだまだ悪癖が抜けていない。本番でこういうミスが出ると、怖くて振れなくなるから、丁寧に直していこう。

何球も連続で打っていると、ナイスショットに気を取られて、ミスに目をつむりがち。10球テストで、成功率とミスの傾向をシビアに認識すること、成功率を高めつつ、ミスを一方向にすること、ゴルフの精度を上げて、80台のゴルフを目指そう。

2011年10月15日土曜日

脱引っかけ・フック

「フック」と「引っかけ」の克服について、こんな記事を書いた。その続き。
  1. フック
    バックスイングで左手首の甲を伸ばす動きが無意識に入っていることに気づく。そのまま下ろしたらフェイスがかぶって、左を向いている。もちろん実際、どう下ろしているのかまでは分からないけど。アドレス時のグリップの形を保ったまま上げることを意識して、切り返しからは、意識的に手首を返したりはせず、自然に任せる感じにすると、フックが出なくなった。
  2. 引っかけ
    丁寧に素振りをしていたら、グリップの軌道が軽いアウトサイド・インなことに気づく。下半身始動とか以前の問題として、手の動きが悪い。グリップ自体がインサイドから下りてくるように念入りに素振りをして、そのグリップの軌道に、切り返しで間を取って乗せるように意識したら、出球がかなりまっすぐにそろうようになった。軸回転とか下半身始動とかも大事だけど、手自体の動きも大事、下半身始動で、軸回転さえできれば、正しいスイングに自然となるという訳ではないという、当たり前のことを認識した。
結果、アイアンは、スクエアに構えて、ストレートに狙える感じになった。FWも当たり外れはあるけど、いい状態に。とにかく、引っかけが出なくなったのは大きい。ドライバーだけはまだちょっと乱れているけど、良い球と半々という感じ。全体的にかなりいい状態にはなった。

まだ、ドライバーは右に曲げて打った方が安定している。球が飛ぶ想定範囲も明らかに狭くまとめられる。やっぱり曲げる方が簡単。

スライス打ちの練習で下半身を使う意識が強くなりすぎで、真っすぐ打つスイングがやや不安定になった。この1年間、無駄を排して、できるだけシンプルな動きを作ってきて、だいぶイメージ通りに振れるようになってきたけど、そこにまた無駄な動きを取り込んでしまった感じ。

でも、大切なのは結果。スイングは手段であって、目的ではない。今は感覚で、右に曲げていて、自分がどう曲げているのか、はっきりと認識できてはいない。真っすぐ打つための基本のスイングがあって、そこにアレンジを加えての、右曲げ。そのアレンジを自覚できれば、いいなとは思うけど、難しい。

とりあえず、根強く悩まされていた引っかけ・フックでの左へのミスをかなり抑えられそうな感触がつかめて、少し気持ちが前向きになれた。

球を曲げる練習の課題

球を曲げる練習の限界で、「本球での曲がり幅が分からない」ということを書いたけど、それに引き続いて、練習で球を曲げる練習をする上での課題。

球を曲げる練習をする以上、球の落ち際ま、どんな曲がり方をしたかが見える必要がある。右に曲げることだけなら簡単だけど、その曲がり幅を安定させること、できれば曲がりを緩やかにすることを考えると、当然、曲がり方を把握しなければいけない。

そうなると、どの練習場でもいいという訳にはいかない。

プロのレッスンを受けている練習場は、奥行240yで、左右の幅も広く、文句なし。ここならドライバーでも球を曲げる練習ができる。ただ、家からは車で20-30分ぐらいかかる山の上でちょっと遠い。

自宅から近く、土日の練習によく使う練習場は、奥行100yのところと、奥行150yのところ。基本的に小さい振り幅で、真っすぐ打つ練習に専念していたので、奥行き100yでも全く問題はなかった。

ただ、曲げる練習をするとなると、奥行100yならせいぜいPWぐらいまでしか使えない。奥行150yでも170y以上のFWだと球筋を把握しづらいかな。どちらもドライバーの球筋を把握するには不十分。

今までは「真っすぐ」を目指して、曲がったらミスだから、曲がったことさえわかれば十分だったけど、曲がり幅が問題となると、やっぱり広い練習場でなければ。

2011年10月13日木曜日

ミスの傾向と対策

最近のミスの傾向について考えてみる。

まず、基本的な考え方として、軸を中心にクルンと回って、ボールを、アドレスと平行に真っすぐ打ち出して、目標まで真っすぐ飛ばしたい。

そういう意識で振って、多いミスは、「引っかけ(出球がいきなり左)」と「フック(出球は真っすぐだけど、左に大きく曲がる)」だと思う。複合した「引っかけフック」もある。共通するのは、どの球も「危なすぎる左へのミス」ということだ。ゴルフ、スイングがボロボロになる危険がある。

その他にも、「プッシュ(右に出て真っすぐ飛ぶ)」や「プッシュスライス(右に出て右に曲がる)」もあるけど、これはナチュラルなミスというよりも、「引っかけ」、「フック」を嫌って、修正しようとしたときに出がちなミス。いわば薬の副作用みたいなもんで、ここにとらわれると、本質を見誤る。

もっと言うと、ここ半年ぐらい、ラウンドで「ナイスドロー(やや右に出て、緩やかに左に戻る)」が出て、満足の距離が出ることが多かったけど、これも別に狙ってやっているわけではなくて、自然に振ると左に曲がっちゃうから、しょうがなく右を向いて、曲がりが小さければ、ナイスドローになっているというだけのこと。極論すると、ナイスドローも実はミス。真っすぐを意図して、左に曲げてしまっているんだから。

ということで、向きあうべきミスは、「引っかけ」と「フック」だと思う。

このブログを見る限り、2009年12月にはもうドライバーのチーピン(フック)には悩んでいる。まだ、他のクラブでフックが出るってことはなかった気がするけど、自分が「フッカー」だという意識がびっくりするぐらい希薄で、いつからフックに悩んでいるのかハッキリしない。まぁ、1年近くは悩んでいるかな。

引っかけも結構長く悩んでいて、でも、あまり原因を追求せず、ミニスイングで出球をそろえる練習だけを考えていた。実際、それで(一時的には)治るので。でも、すぐに再発。何かを直さなければいけない。

プロに相談したり、自分で色々試したりして、最近ようやく自分なりに原因が整理できつつある。
  1. フック
    単純にリストターンしすぎ。少しリストターンを抑えたほうがいい。クローズド・スタンスで球をつかまえる練習の名残で、全体的にリストターンが大きすぎる。「開いて、閉じて」の動きの中で球を打つことは大事だけど、やりすぎている。プロから指摘されたこともあったけど、「やりすぎ」と「適度」の区別が難しく、釈然としなかったのが、最近、少し区別が感じられるようになってきた。リストターンの動きは体が覚えたから、「自然にリストターンするのに任せる」とか「あえてリストターンを控えめにする」とかで、少し緩和する必要がある。
  2. 引っかけ
    上半身で打ちに行っている。上半身と下半身が時間差なく一緒に動いてしまい、結果的にアウトサイドからクラブが下りてくる。ではなぜそうなってしまうのか?ここが大事で、おそらく、上半身の軸回転の意識が強く、切り返しを軸回転でやろうとして、上半身から切り返している。「下半身(例えば左足や腰)から切り返して、下半身に引っ張られてついていく上半身が軸回転」というのが正しい動きのイメージではないか。いきなり上半身で軸回転しようとしてはダメ。別の言い方をすると、上半身でプレーンに乗せようとしてはダメ。下半身始動で、結果的にプレーンに乗るぐらいの意識が必要。
そして、プロから言われた「インテンショナル・スライスの練習」は、結果的に、このどちらに対しても、有効な、反対の動きを覚える練習になっている。もちろん、間違った動きを「ほどほどに」修正して、真っすぐ構えて、真っすぐ打ち出して、真っすぐ飛ばせれば最高なんだけど、そういう「適度なバランス」というのが一番難しい。極端なぐらいに、逆の動きをやらないと身につかないもんだと思う。

今回プロから受けた指摘は、自分自身の問題認識・分析とも一致しているので、実践に抵抗が全くない上に、現時点でかなり効果が出そうという期待感もある。

反省すべき点は、「フッカー」という明々白々なミスの傾向の認識が何故か希薄で、その対策を本気で考えるまでに、かなりの時間を要していること。「正しいスイング」を考えれば、直るものと思っていて、でも、「正しいスイング」を追っているはずなのになかなか治らなくて、だったら、「正しいスイング」のイメージが間違っている、何かが欠けているはずだ、ってことの認識が希薄で、ダラダラと前進のない状態だったんだと思う。この点は猛省すべき。

2011年10月12日水曜日

藤田寛之プロのフェード

古本屋で、藤田寛之プロのフェード・レッスンが載った週刊ゴルフダイジェスト(2011.No.24)と出会ったので、購入。基本的に藤田プロが著書等で書いていることと同じ内容だけど、コンパクトにまとまっているので、オススメ。と言っても、今さら探せないか。

まず、「藤田流フェードの打ち方3カ条」として次の3点をあげる。記事では明言されていないけど、「ダウンスイングの」3カ条だろう。
  1. 腰を回転し続ける。
  2. 左脇を開けない。
  3. 手首の角度を変えない
  4. そして、体の左サイドに振り切る。
3カ条ちゃうんかい、と思わずツッコミそうになるのはご愛嬌。まぁ、1-3を実践すると、結果として4.左に振り抜くことになるかなと思う。この4点は、藤田プロの著書、レッスン記事では常に強調されること。

この3カ条は、多分、WGD記者がまとめたもの。藤田プロが話した内容を、まとめると3か条かな、という感じでまとめたものだろう。本文にはこんな記述がある。
スライス回転はかけるけれど、クラブを外から入れるようなことはしません。インパクトでヘッドをスクエアに入れて、フォローでクラブを強烈に左に振り抜いてフェードを打っています。
これはとても重要なイメージっぽい。まずはこのスイング軌道のイメージがあって、それを実現するための体の動きが上の3カ条と考えた方がよさそう。(確か、藤田プロ自身はフェードを打とうとしたのではなく、芹澤プロが指導するスイングを追求した結果、持ち球がフェードになった、ということだったけど。)
  • 軌道はあくまでインサイド・イン
  • インパクト後の「イン」は強烈に左(イン)に振り抜くイメージ 
そして、藤田プロの生の声が一番反映されていそうな部分。要はこの文章を分解して、上の3カ条を作ったんだろうけど、元の文章のままの方が藤田プロの考え、個々のポイントの主従がハッキリしていて良いかなと思う。藤田プロの著書はいろいろ読んだけど、これだけ短く、キレイにエッセンスが詰まっているのはなかったように思う。
打ち方で一番気をつけているのは、腰をフル回転させることです。ヘッドを真っすぐ入れて、左に振り抜く。あとは左脇を開けないのもポイント。結果として手首の角度が変わらず、体の正面でクラブを振っているように見えるかもしれませんが、大事なのはいかに腰を回転させられるかです。手ではなく、腰で振り切るから、プレッシャーがかかった場面に強いのかもしれませんね。
やっぱり、腰のフル回転。複数のレッスンDVDで、「腰を回して♪回して♪」と軽やかに言う藤田プロを見ることができるけど、やっぱり腰を回す意識がスイングの中心にあるようだ。

ついでに、お馴染みの芹澤プロから言われた名言。試合のテレビ解説などでも聞かれる有名な話。
  • 左に曲がるヤツは即オレの前を去れ
  • 稼ぎたいならフェードを打て
「フェードの最大のメリットは絶対に左にミスしないこと。なぜならゴルフは左に曲がることによって勝負できなくなる場面が多いからです。」という。

藤田プロ自身、DVDで、左に曲がると気持ちよく振れなくなる、ヘッドスピードも出ないし、つかまりも悪くなって、そのうち軌道までおかしくなって、ゴルフにならなくなる。右に曲がる球は大きく曲がっても何とかなる、と言っている。ドロー打ちだった自身の経験に照らしたものだろう。

このレッスンのポイントは「軌道はあくまでインサイド・イン。でも、腰の回転で強烈に左に振り抜く。」っていう部分かな。これは言うのは簡単だけど、かなり難しい。左に振り抜く意識が強いとどうしてもアウトサイド・インになりがち。あくまでインサイド・イン。藤田プロの言葉で言うと「ヘッドを真っすぐ入れる」。かなりレベルの高いポイントだけど、イメージだけはしっかり持っておこう。

2011年10月11日火曜日

球を曲げる練習の限界?

意図的に右に曲げるスライスの練習をして、曲がりを緩やかにすることで、フェードを目指す。

現時点の大スライスでも、ミスの範囲(ミスも想定した落下地点の範囲)が、ストレートに狙うときより狭いのは確か。狭いだけでなく、これ以上は左に行かないという左の壁があるので、保険もかけやすい。目指す方向性としてはこれでいい気がする。

ただ、球を曲げるゴルフの難点にふと気がついた。

どんなに練習場で曲がり幅をつかんでも、コースでは違うボールを使うということ。「練習球」、「本球」という言葉があるように、練習場の球と、実際にコースで使う球は違う。練習球は飛距離が10-15%落ちるというのはよく言われることだけど、スピン量が変われば、曲がり幅も当然変わるはず。どっちがどう、とかは分からないけど、曲がり幅は実際のラウンドで試しながら、つかんでいくしかないんだろなあ。

ドライバーはそれで構わないけど、グリーンを狙うショートアイアンは、練習場でイメージ通り打ちたいなあと思う。

まあ、方向性としては、曲がり幅をできるだけ小さくしていく訳だから、本球と練習球との違いも小さくなっていくのかなとは思う。ま、やってみるしかない。

2011年10月10日月曜日

引っかけ防止とスライス打ち

今日はプロレッスン日。気持よく振ると、左に真っ直ぐ出てしまう症状を相談。

原因は、ダウンスイングで上半身と下半身が一緒に動いていること。その結果、軌道がアウトサイド・インになっていること。

ということで、トップで間を作ってとか、切り返しで胸を右に向けたままとか、やろうとしていると、止められた。

240y先のネットの左端の柱に向かってアドレスして、そこに打ち出して、右に曲げて、真ん中に戻すように打ってみてと。フェイスは?と聞くと、アドレス方向に向けるとのこと。要は、左にスクエアにアドレスして、右に曲げろと。

最近、普通に打つとフックだから、右に曲げろと言われても曲がるかなあと思いつつ、感覚に任せて振ってみると、見事にバナナスライス。センターに戻るどころか、転がって右端にまでいく大スライス。

何球か続けるうちにプロの意図が分かる。最初は、感覚任せで振っていたけど、要は、切り返しで腰をキュッと回して、ちょっと逃がすような感じで振っているようだ。この動きを練習することで、上下の時間差のある切り返しが自然とできる。プロは「体で逃がす打ち方」と言っていた。

ただ、プロから言われたのは、この動きで上半身と下半身が一緒には動かなくなっても、右に曲げる練習を徹底した方がいいとのこと。スライスを持ち球にする意識で、徹底的にやってみようと。常々「左に行くのが嫌だ」と言っているので、そこら辺を意識してくれたのかな。

確かに、右に曲げる練習をしていると、打ち出し方向以上に左には行かないという安心感がある。実際の飛球の幅を見ても、左右に曲がるときより狭い範囲に収まっているようだ。さらに飛距離も意外と差がない。というよりも、右に曲がる、これ以上左に行かないという安心感から、気持ちよく振れるので、その分飛んでいるという感じ。

さらに、右に曲げる練習をしていると、右に大きく曲げたり、小さく曲げたりということがある程度、コントロールできるようになってきた。

インテンショナル・スライスの練習を徹底して、その曲がり幅をコントロールできるようになれば、結果的に目標とする「フェード」になる。ま、「これ以上左に行かない」という安心感があれば、それが「フェード」かどうかはどうでもいいことではある。

ドライバーのインテンショナル・スライスをかなり打って、ふと不安に。アイアンは真っ直ぐ打てるかな?スイングが乱れてなにかなと。ある程度素振りをしっかりして、丁寧に振ると真っ直ぐ気持ちいい球が。大丈夫そう。・・・と思ったら、プロからツッコミが。「アイアンも右に曲げてください。」と。

これはちょっと抵抗があった。アイアンはグリーンを狙うもの。ドライバーよりターゲットは狭い。曲げると狙いづらくないかなと。

でも、実際やってみるとドライバーほどは曲がらないで、むしろ絶対に左に行かない分ターゲットが狙いやすい。グリーンの左端を狙って、真っ直ぐ行っても乗るし、右に曲がっても乗るという感じ。真っ直ぐ飛んだときの気持ちよさはないけど、大きなトラブルにならない安心感がある。また、スライスノ性格上、高さが出て、止まりやすそう。

5Iぐらいまではしっかり高さが出て、右に曲がる球が安定して打てた。真っ直ぐ打つスイングでは、5Iで球を上げるのは四苦八苦なんだけど、スライス・スイングでは簡単に高さが出た。かなり使えるかもしれない。

FWまでいろいろ試してみたけど、7Wまではラウンドでも十分使える感じ。4Wは距離が出る分、曲がり幅にも不安がある。グリーンを狙うのには無理があるかもしれない。でも、練習次第かなという気はした。

ゴルフは曲げた方が簡単というのは、よく言われることだけど、今回は実感し、腑に落ちた。これは確かに使える。

スイングを壊す不安はあるけど、今の右にも左にも行く怖いスイングなら、壊れてもいいかなという気もしてきた。実践的なやり方として右に曲げる。その曲がり幅をコントロールする方向性が正しい気がしてきた。

今までは「ストレートが基本。曲がるとしても右にしか曲がらない。」を目指していたけど、それは難しい。ストレートを目指す以上、左にも曲がる可能性がある。でも、「右に曲げるのが基本。曲がり幅をできるだけ小さくする。」というアプローチの方が明らかに優っている。

フェード習得に向けて、大きな一歩を踏み出した気がする。

ティアップは低め

ドライバーショットでフェードを打つためには、ティアップは低めが良いらしい。

伊澤利光プロがDVDキング・オブ・スイングの中でティアップは低めと名言。実際、映像を見る限り、ソールしたドライバーの芯付近にボールが来るようにティアップしている。理由は「あおり打ちをしたくないから」だとか。レベルにヒットしたいとのこと。

藤田寛之プロも著書、DVDで同様に述べている。「上からヒットしたい」とか「高いトップから低いフォローへ振り抜く」という表現をよくしている。「右肩・右腰を高い位置に保つ」とか「レベルターン」というのも同じことを言っているんだろうと思う。

クラブの機能的にも、ティアップを高くすると、フェイスは左を向いて引っかけ、フックが出易くなる。つま先上がりと同じこと。逆に、ティアップが低ければ低いほど、フェイスは正面を向いてくる。

球筋の安定、特に「右にしか曲がらない」安心感は大きい。ティアップの高さ1つでも、その安心感が増すなら絶対にお得。普段の練習場から意識して取り組もう。

アイアン放浪

そういえば、昨日のラウンドではアイアンを戻しました。

EPON AF-702はちょっと飛びすぎ。あと番手間がの距離が開きすぎかなと。

所詮、100叩きレベルでは、1つの番手でも前後10yぐらいのミスは想定しなければいけない。それなのに、番手間が12-15yもあるとちょっとグリーンを狙うときに怖くなってしまった。まあ、AF-702を使い込んで、距離をもっと正確に把握できれば、払拭できる不安かなとも思うけど。

AF-702がダメっていうよりも、アイアンを変える理由が見当たらなかったという感じ。確かに、AF-702の方が易しいかなとは思うんだけど、スコアが変わるほどには実感できなかった。今のアイアンで十分打てていることを再確認した。いいアイアンだと思う。

以前はHS38m/sぐらいだったのに、先日測ったら42-43m/s。アップなし、クロックスサンダルでの数字だから、もうちょっと速いかもしれないけど、どっちにしてもHSがこれぐらいなら飛び系アイアンを使うと、良くないのかもしれない。

今の7Iはロフト35度で、これでもナイスショットで150y打てるから、これ以上、番手の飛距離を求める理由もない気がする。

易しさも、飛距離も特にメリットが感じられないなら、今の気に入っているアイアンを変える必要は全くない。結論を急ぐつもりはないけど、しばらくは今のアイアンを使い続けてみよう。

クボヤはボヤク

ラクに考えるゴルフで触れた久保谷プロがキャノンオープンで優勝。おめでとうございます。

テレビで見る限り、「ラクに考えるゴルフ」の内容そのままに、決して無理はせず、すべてのショット、パッとで100点は狙わずに、きっちりと合格点を重ねて、その延長線上にバーディがくるという感じのゴルフ。

テレビで見てると、周りが崩れたからその分耐えて、ステディに徹して、という風にも見えるけど、実際にプレイしているプレイヤーはそこまで刻一刻と変化する周りのスコアは知らないらしい。きっと、周りが伸ばしていても、あんな感じでプレイして、その結果が自分の順位という考え方なんだろうなあ、と思った。

テレビ解説の深堀プロも「謙虚な性格」と再三コメントしていたけど、結局、終始ボヤキっぱなしで、優勝してしまったようだ。

そう考えると、「ラクに考えるゴルフ」も実は単なるボヤキなんじゃないかとさえ思えてくる。

でも、その反面、プロ仲間も認める程の練習の虫らしい。このことは今回初めて知った。
石川は「長く練習場にいる選手。ラウンド中も一球、一球納得していない姿がある」と表現した。
というニュース記事も。 自分に厳しいからこそのボヤキっていう面もあるのかな。

前回優勝の時は勢いに乗っての2週連続優勝だったらしい。今回も2週連続でのメジャー制覇なるか。一応、本人の代わりに前向きなコメントを。

2011年10月9日日曜日

振り幅?見た感じ?

昨日のラウンドはパット数「33」。久しぶりにいい数字。3パット3回、1パットが4回、あと0パット(カラーからパターでチップイン)があった。アプローチの好調もあったし、パット数だけでとやかくは言えないんだけど、久しぶりにパットはいい感じだった。

スタート前に打席練習は一切せず、グリーン上で40分過ごしたのが良かったかな。ボール1球を使って、「Par2」練習ばかりしていた。今後もスタート前はこの過ごし方に徹しよう。

ところで、このPar2練習中にふと気がついた。いわゆる「ノーカン」をやらかすときは「振り幅」のことばかり考えている、と。振り幅はあまり意識せず、ターゲットに寄せるイメージに集中すれば、寄らないまでも、ひどいことにはならない。

もちろんこれは振り幅で考えることがダメと言うわけではない。自分の中に振り幅の確かな基準がないくせに、「振り幅」のことばかり考えていると、ひどいノーカンもありえる、ということ。ターゲットをじっと見て、だいたいあそこらへんと思って打ちさえすればば、絶対に起きないようなミスも、不確かな振り幅に頼ると起きる。
  • 一定の振り幅で安定してストロークできること
  • そのストロークで転がる距離を把握していること
最低でもこの2つの条件が揃っていなければ、「振り幅」基準のやりかたは、ひどいミスにもなりがちだなと思う。

現時点では、十分な長さのあるパッティング練習環境がなく、2つの条件をそろえるのが難しい。スタート前に十分な時間をグリーン上で過ごせば何とかなるかもしれないけど、それができないときは、思い切って、「振り幅」思考は捨てて、しっかりターゲットまで転がる球をイメージして、あとは体が自然に反応するのに任せた方が結果はいいかなと思う。

練習不足の開き直りかもしれないけど、1つの考え方として、ありだと思う。

自分のゲームに対する執着心、の結果

中部銀次郎さんの本を読んで、自分のゲームに対する執着心と題して、GDOハンディ±5のスコアを目指す、と書いた。

昨日のラウンドはまさにそれ。GDOハンディが「27」だったので、「94-104」を目安にした。悪くてもハーフ52以下。ボギーペースを基準に「7打」の余裕がある。

ところが、OUTはスタートから「+3」、「+2」、「+4」と叩きに叩いて、いきなり6打の貯金を使ってしまう。残す6ホールを「5ボギー、1ダボ」のペースで切り抜けなければいけなくなった。たぶん、普段ならここからグダグダになっていた。

でも、「悪くても52以内」と明確に目標を持っていたので、ここから踏んばれた。ボギーでよしと割り切って、確実なショットを重ねて、ボギーオン2パットのボギーを2つ。次のホールガードバンカーの脱出でミスをしてダボにしたけどd,次も確実にボギーを拾って、上がり2ホールを連続パーで上がり、スコアは「50」。ひどい出だしの割に、6ホールで挽回できた納得の「50」。

INはスタートホールは静かなボギーだったけど、次を3パットのダボにしてから、ショットのミスの連続で悪夢の「+4」、「+4」としてしまう。既に7打の余裕を使い切ってしまったけど、「絶対に52に収めたい」という気持ちで、そこから挽回。4ホールを「パー、ボギー、ボギー、パー」とまとめて、むしろ2打の余裕を持って最終ホールへ。

ここで、「パーがとれたらトータル99で、100切り。今日の状態で100切れたら最高。」なんて思ってしまったのが失敗で、ティショットを左に曲げてOB(最低のミス!)。トリにしてしまって、余裕を使い果たした「52」。

最後はちょっとお粗末だったけど、「52に収める」という強い意志を持って、ラウンドできた結果、OUTもINも後半はいいゴルフができたと思う。

「ベスト更新」という高い目標も大事だとは思うけど、「少なくとも〜打以内に収める」というワーストの目標というのも大事だということを実感した。

今回のラウンドでGDOハンディが「26」になった。だから次のラウンドは「93-103」のゴルフ。悪くても「103」。ハーフ51以下にこだわって、崩れないゴルフを目指そう。

2011.10.08のラウンド結果

東名CC(桃園・愛鷹)でラウンド。結果は102(50・52)・33。不満はあるけど、99±5(94~104)の範囲に収まったからよしとしよう。このラウンドではGDOハンディが「26」になったので、次からは「93~103」に収まるようにしよう。

さて、今回のFWキープ率は「8/14」。FWキープ率もさることながら14球中5球を左に曲げてしまっているのが問題(残り1つのミスはチョロ。)。特に最終ホールはパーなら「99」という場面でフックで左OB.。orz 

納得のフェードは3球。うち1球はかなり飛距離も出ていた。

左に曲がるとゴルフにならないけど、今はフェードを目指している関係上、左右どちらにも曲がる。これでは本当にスコアにならない。ま、長い目で見て必要な苦労と思ってがんばるしかないかな。

ただ、今回は結構納得の「102」だったりもする。

まず、FWの収穫。2打目でかなり積極的にFWを使ってみた。大失敗もあったけど、4Wが使える場面、4Wは無理でも7Wなら使える場面と自分なりに経験値を詰むことができたと思っている。

次に、アプローチの収穫。パターのように肩だけでストロークする打ち方で、PW-LWのキャリー・ランのイメージができてきた。PWでどうしてもイメージが合わなくて、9Iでやってみたらピン側に寄ったこととも。今回はパーオンなしにもかかわらず、寄せワンで4つパーがとれたことによく現れている。

今回は、OB2発、2打目FWでの大きなミス、グリーン周りでのバタバタで、5Hで大叩きをした。でも、悪くても「104、ハーフ52」という意識が強かったから、何とかギリギリ立てなおして、102に収まった感じ。やっぱりがんばれば実現できる目標を明確に持っているのは重要。「84」を目指すことは大切だけど、現実的な目標も。

まだ、しばらくはドライバーの悩みが続きそうだけど、球筋が安定してくれば、ジャンプアップできそうな予感はある。コツコツと地道に練習あるのみ。


ホール毎スコア
-0+1+2+3
全体4635
Par30202
Par42422
Par52011


グリーンオン
-0+1+2+3
全体01044
Par30211
Par40622
Par50211

2011年10月5日水曜日

復調の兆し

何となく、引っかけ・フックの原因がつかめてきて、修正したスイングのイメージも固まってきた。修正したというか、おかしくなっていたのを元に戻しただけなんだけど。

とりあえず、ウッド全般はむしろ好調な状態。先日のフルバックからのハーフプレイでも、193y、190yのPar3をどちらも7Wで1オンできた。4Wの2打目で残り200yをグリーン周りまで運べたのもあった(ガードバンカーに入って、ボギーだったけど・・・)。ウッドが好調だと、ゴルフが随分楽になる。

アイアンはリシャフトや、AF-702のテストなんかもあって、まだ探り探りの状態。左が怖いし、飛距離もバラついている。状態は良くない。しばらくはAF-702のテストはお預けにして、エースの練習に専念するつもり。アイアン、特にショートアイアンはスコアに直結する大事なクラブ。自信を持って真っ直ぐグリーンを狙えるようになりたい。

番手ロフト飛距離ヘッド
1W13210yKAMUI ASHIRI
4W17200yMystery C-HT311
7W21190yMystery C-HT311
9W25180yMystery C-HT211
5U28170yMystery C-HT711
6I31160yTGF Proto
7I35150yTGF Proto
8I39135yTGF Proto
9I43125yTGF Proto
PW47115yTGF Proto
AW51100yTGF Proto
SW5590y三浦技研WMF-03
LW6080yTGF


エキストラクラブは4Uを抜いて、LWに。FWが好調なので、飛距離も重なる4Uはなくても大丈夫。逆に、LWは2つの場面で技術不足をカバーしてくれる。スコアが良くなるのは、4UよりもLWかなと。

FWが好調なので、2W(C-HT411、C-HT211)を試したい気持ちはある。でも、現時点では、4Wで足りると思うし、2Wでスコアが良くなるとは思えない。練習場はともかく、ラウンドではまだ使えないかなあ。

とりあえず1WからSWまでの基本の12本で、「そこそこ狙い通りに運べる」レベルを目指して、地道に練習しよう。

2011年10月4日火曜日

意外と使えるLW

これまでLWは避けてきた。ロフトが大きすぎるクラブは芯が狭く、つかまりにくく、距離もばらつきやすいので、却って難しい。だから、SWのロフトもあえて55度に。

ただ、最近LWを使ってみて、明らかに「LWが使える」場面があることに気がついた。

1つは、ピンまで近いラフからのアプローチ。特にピンまで下っている場合。PWだとランが多すぎ、SWでも多いこともよくある。そんなときに、60度のLWならそこそこの振り幅で転がしの打ち方をしても、フワッと上がって、トロトロと転がるだけで、少なくともひどいオーバーにはならない。ロブショットではなく、普通にハンドファーストに構えて、パターのように肩だけで打つ感じでも、「フワッ→トロトロ」となる。これがかなり使える。

もう1つは、バンカーショット。SWのロフトが55-56度で、スクエアに構えてスクエアに打つスタイルなので、距離が出てしまって困る。バンカーショットの数をこなしていると、振り幅である程度調整できるんだけど、少しブランクがあくと、なかなか上手く行かずに悩んでいる。その点、LWは同じように構えて、同じように振れば、単純に距離がでない。飛び過ぎない安心感がうれしい。

この2つの場面では、明らかにLWが好結果を生んでいる。正確には、「フェイスを開いて打つ技術の欠如」を補ってくれている、というべきか。ま、いずれにしろ、好結果が生じていることに変わりはない。

逆に、この2つの場面以外では冒頭の通り、距離のばらつきによる難しさを再確認。フルショットもコントロールショットもとても距離感がバラつく。2つの場面以外で、「SWなら大きいけど、LWなら距離がちょうどいいかも」と安易に飛びつかないように気をつけよう。

とりあえず、距離を出したくない、バンカーと短い転がし限定のエキストラクラブとして、LWは「かなり使える」。

ドライバーはアッパーブロー?

「ドライバーはアッパーブローに打つ」とよく言われる。曰く、ロフトが小さいから。曰く、ティアップしているから。曰く、打ち出し角を大きくするため。曰く、左足踵前に置くと最下点を過ぎてから当たるから。・・・などなどいろいろ。

個人的には、アッパーブローかダウンブローか、最下点の前なのか後なのかは全く意識していない。

ただ、アッパーブローで打つ理由、必要性がよく分からない。ロフトが足りない、打ち出し角が足りないならクラブ自体を変えればいいし、ティアップしててもダウンブローに打つアイアンもあるし、ボール位置は変えれば済むことだし、なぜアッパーブローなのかよくわからない。

逆に、ドライバーだけ別のタイミングでボールにコンタクトするとしたら、それはそれで難しい。人間は機械じゃない。ボールを見ながら振ったら、どうしたってスイングは変わる。

個人的には、左に曲げたくないこともあって、ティアップはかなり低めにしている。上から打つイメージを大切にしているし、直ドラの練習もよくやる。

実際に自分がどう振っているのかはよくわからないけど、アッパーブローのイメージを持って、ドライバーを振るってことは全くない。多分、実際にもアッパーブローにはなっていないと思う。

教わっているプロは、多分、ドライバーからパターまで、「インパクトはハンドファースト」と考えているので、その影響もあるのかもしれない。僕は基本的に正しい考え方だと思うけど。今度、タイミングがあったらプロに聞いてみよう。

2011年10月2日日曜日

フェードが1,2球。

昨日のハーフプレイでフェードを意識したドライバーショットに挑戦。意識したのは以下の点。特にアドレスとトップの位置かな。
  • アドレスの修正
    • 左足をつま先を少し開く(TLに対して60度程度)
    • スタンス幅をやや狭くする
  • テイクバック、バックスイングはゆっくりと
  • トップは高め(右上腕が地面と平行程度)
  • 腰を回す。
1Wのティショットは8球(暫定球1回含む)。その内訳は、納得のフェードが2球、許容範囲のスライスが2球、許容範囲外のプッシュスライスが2球、ストレートが1球(感触はドローに近い)、ドローが1球。

引っかけ、フックがなかったのは収穫。出球が左に行ったのはなかった。ラウンドを終えて初めて気がついたけど、全く左を怖がらなかった。

フェード習得とはいえないけど、「フックの緩和」には手応えあり。それだけでも、だいぶティショットのプレッシャーが小さくなる。時間はかかりそうだけど、フェード習得に気長に取り組もう。

2011年9月30日金曜日

9Wリシャフト成功

バッグに定着させたい9Wリシャフトの件。新調して数日後のラウンドで大活躍して、ベスト大幅更新の「91」を出した思い出があり、なかなか踏み切れなかったけど、意を決してのリシャフト。

AF-702と同時に仕上がってきたので早速打ってみる。

シャフトをK'sFWからN.S.850FWに変えて、明らかに軽くなり、そして振りやすくなった。K'sFWが重すぎってこともなかったので、どっちが最適か迷ったけど、アイアンのシャフト重量との関係で、850かなと。

8割スイングを意識して、170-180y。球の高さも十分。多分、K'sFWの方がシャフト自体の球の上がりやすさはあったと思うんだけど、850の上がりやすさで十分。むしろ適正な弾道と思う。7Wと同じシャフトにしたことで、4度のロフト差なりの飛距離差もできて満足の結果。

シャフトがやや軽めに感じるんだけど、スイングが安定しない感じまではなく、結果は明らかに850の方がいい。

4W(17)、7W(21)、9W(25)の3本は全く不満のない3本に仕上がった。

EPON AF-702

EPON AF-702が組み上がって手元に。早速、練習場で打ってみた。

まず、構えた時の違和感はあまりない。グースもそれほど気にならなかった。番手の割にはシャフトが長いけど、ロフト、ライ角との関係では適正な長さという印象。

飛距離性能は、意外と感じなかった。もちろんストロング・ロフトなので、「番手の割には」飛ぶ。それは間違いない。でも、それ以上でもそれ以下でもない。「ロフトなりに」飛んでいる、程度かなと思う。もちろん、まだ、僕がうまく打てていないだけという可能性は保留。番手間の飛距離差は15yまではないかも、12-13yぐらいかなと。今日の練習場ではハッキリとは分からないけど。

改善されたという打感は、最初はかなり疑問だった。PWのミニ・スイングから感触を確かめつつ、始めたけど、「パッチン」感がかなり強い。距離感、コントロールショットににどれぐらい影響するかは、正直、今日の打ち込みでは分からなかったけど、好きな打感でないことは確かかなと思った。

ただ、徐々に番手を上げて、フルショットをするに連れて印象が変わってきた。特に7I(31)、6I(27)は打感がかなり良い。明らかに気持ちいい。不思議に思って色々試していたら、どうも、HSによって違うようだ。ある程度速く振ると、一瞬吸いついて飛び出していくような気持ちいい打感になるけど、HSを抑えた方向性重視のスイングだと「パッチーン」と弾く感じが強くなる。ちなみに僕は、46inch前後のドライバーでHS42-43m/hです(アップなし、クロックスサンダルでのゴルフ店試打時計測・・・)

良かったところは、ミドルアイアン相当のロフト(8I(35)、7I(31)、6I(27))の球の上がりやすさ。これは今のアイアンとは比べものにならない。抜群に球が上がりやすい。その分、飛距離差が十分に出ている感じ。使用中アイアンの6I(31)、5I(27)と比べると確実に、AF-702の方が上がりやすく、その分、しっかり飛距離差が出ている。ナイスショット同士を比較するとほとんど差はないけど。

という流れで、2つ目の良かったところは、ミスの許容性。これは「多分」以上のことではないんだけど、多少のミスなら吸収してくれる感じがある。もちろん距離が落ちたりはするんだけど、ヒドイことにならない。あ、ちょっとミスしたなと思うんだけど、飛んでいく球にはそれほど影響がないという感覚。ミスに寛容。スイートエリアが広いっていうのかな。特に7I(31)、6I(27)でそれを感じた。

とりあえず、現在のところはこんな印象。まだ、探り探りの段階だけど、ミドルアイアン・ロングアイアン相当のロフトの番手は、ユーティリティ代わりに使えるんじゃないかなと思うぐらい打ちやすい。これぐらいの番手だと、フルショットだろうから、打感もいいし。今週末にハーフの予定があるから、スコアは気にせず、AF-702を使ってみよう。

2011年9月28日水曜日

曲がらないボールの打ち方

ゴルフはとにかく球が曲がる。ロフトが小さいクラブの場合、完璧なストレートボールはプロでも難しいらしい。だからこそ、持ち球を作って、それを磨いて、スコアをまとめるのが鉄則だとか。

でも、曲がらないボールには憧れるし、実際、ショートアイアンぐらいは真っ直ぐ打ちたい。

では、どうすればいいか。もちろん、インパクトゾーンの軌道をインサイド・インにして、フェイスがスクエアになるようにすればいいんだけど、それができないから問題な訳で。

ところで、グリーン上で、パットした球は曲がらない。もちろん傾斜の影響で曲がるのは日常茶飯事だけど、球の回転それ自体では曲がらない(曲がるという人もいるけど・・・)。それは、パッティングでは、インパクトのときにボールがつぶれず、サイドスピンがかからないから。フェイスが向いている方向に推進力だけが加わって、最初のスーっと滑る段階を終えると、前方に転がるオーバースピンだけになる。だから曲がらない(、ということらしい。)。

では、なぜパッティングではボールがつぶれないのか。パターという道具の特性か?答えはNo。単純に強く打ってないから、HSが遅いから。試しに、壊れるの覚悟でパターを思い切り振ってみたけど、簡単にスライスが打てた。(危ないので真似しない方がいい。)

で、ようやく本題に戻ってきて、曲げない球を打つにはどうすればいいか。
単純に、HSを落として、ゆっくり打てばいい。
もちろん、それでもパターほど遅くないから、球はつぶれてスイングなりに曲がるだろう。でも、目一杯振るよりは、曲がり幅が小さくなるに違いない。ゆっくり振ると、スイング自体の乱れも小さくなりそうだし。

これは特にグリーンを狙う場面で意識したい。アマが普段プレイするグリーンなんて、バックスピンで止めなきゃいけない状況はほとんどない。グリーンに落とせば、乗るのが普通。身の丈にあったグリーンの狙い方で、ゆっくりとポーンと方向性だけ気をつけて打てば、曲がるリスクも大幅に減って、グリーンオン率アップ間違いなし。

スムーズなスイングとは

ゆっくりスイングのレッスンを受けて、自分なりに思ったこと。

スムーズなスイングって、具体的にはどんなスイング?

全くの私見だけど、多分、ポイントは3つある。
  1. クラブの軌道がオンプレーン
  2. 体の動きに無理がない(自然な体の動き)
  3. スイングのスピード、力感に(急激な)変化がない(スピード・力感が一定)
どれも抽象的ではあるんだけど、個人的実感。最近のラウンドでは、1、2回、「今のはスムーズに振れたなあ。」と感じるドライバーショットがある。そういう時の感覚を、言葉にしてみるとこんな感じかなと。

3の、「スピード・力感が一定」というのは、忘れがちで、かなり意識的に取り組む必要があると感じている。特に気を付けたいのは、切り返しの瞬間。「力む」と俗に言われるけど、切り返しの瞬間に、スピード・力感が急激に変わってしまって、結果、軸がブレたり、上半身で打ちに行って引っ掛けたり、逆に、振り遅れてプッシュアウトしたりと、いろいろなミスが出る。バックスイング自体がおかしいときもあるけど、切り替えしの瞬間におかしくすることの方が多いと思う。

「スムーズなスイング」が理想なのは間違いないんだけど、具体的にどうすればいいの?というのは、結構、難しい問題。とりあえず、今回はこの3つのポイントをつかんだということで、メモメモ。

2011年9月27日火曜日

ゆっくり丁寧にバックスイング(車庫入れは丁寧に!)

今日は久しぶりのレッスン。

しばらくスイングを黙って見た後、プロからバックスイングをゆっくり、丁寧にするように指示。スイング全体のイメージは良いけど、テイクバック、バックスイングをサッと早く上げすぎて、軌道が不安定になっている。下ろし易いトップ、元に戻し易いトップ位置を確認して、そこにピタっとはめる意識で、ゆっくり、丁寧にバックスイングをすることを繰り返すようにと。

これが効果てきめん。ゆっくり上げることで、イメージする位置にピタっと上がる。微妙にずれた上げ方をしてしまった場合も、ゆっくり上げているので、そのことに気づくことができる。繰り返しているうちに、軌道、トップが安定していることを実感。

バックスイング版の「車庫に入れる」ってことかな。「車庫入れは丁寧に!」ってのは面白い言葉かもしれない。

アドレスとトップがいい形になっていれば、ミスしてもひどいショットにはならない、と。なるほど、なるほど。

ゆっくり上げることでバックスイングは安定するけど、切り返しのタイミングが取りづらい。ゆっくり上げて、ギュッと振ると、ギアチェンジが急激すぎて難しい。

このことをプロに相談すると、早く振らなくていいから、クラブの重さを利用しながら、ポーンと振るように言われる。それだと強い球は出ないけど、正しい動き。軌道が安定してきてから、スイング全体のスピードを上げれば、強い球が出るようになるから、心配ない。今は、正しいスイング軌道を安定させて、体に覚えさせるドリルに徹するようにと。

大切なことを学んだ気がする。

2011年9月25日日曜日

ティショットの重要性

石川遼プロが悪戦苦闘している。20歳の誕生日を挟んで、2つのホスト試合で、予選落ち、34位と、(彼にしてみたら)散々な結果。

石川プロ自身が指摘する原因は、ドライバーの乱れ。
4日間を通してドライバーがまったくフェアウェイに行かなかった。ゴルフにならなかった
僕自身の直近のラウンドの感想と全く同じ。 もちろん、全く次元の違うレベルでの話だけど。

ドライバーが乱調だと、2打目が難しくなる。途端にゴルフ全体が難しくなる。2打目の条件が悪くなると、ミスして、3打目も難しくなりがち。ミスの連続で、どんどんスコアが悪くなっていく。

やっぱりティショットの成功率、フェアウェイキープ率はとても重要らしい。

注意したいのは、あくまでティショットの成功率であって、ドライバーの成功率ではない。2008年の日本オープンで片山晋呉プロが、ドライバー抜きのセッティングで、スプーンでティショットをして優勝したように、確率・成功率を優先したクラブ選択でティショットをする方法もある。

いずれにしても、ティショットを成功させることは、2打目以降のショットを簡単にし、スコアを良くする。100y以下が大事というのも真実だけど、ティショットが大事というのも、絶対に否定できない真実。

引っかけは間で、フックは腰の回転で直す

フェードボールの作り方のヒントを求めて、『スコアアップの急所・再発見』を読み直していたら、気になる項目が。タイトルの「引っかけは間で、フックは腰の回転で直す」がそれ。

引っかけとフック。まさに、現在の自分の傾向がこれ。ピッタリのテーマだ。

まず、引っかけについて。
  • ヘッドが外から下りている証拠
  • ボールを打ちにいったり、打ち急ぐと外からの軌道になりやすい
  • 切り返しで”間”を作る。
    • 切り返しのときに右肘を少し真下におろしてからダウンスイングに入る(宮本)
    • トップからすぐに打ちにいかず、クラブなり腕の一部なりを一瞬でも下ろせば正しい軌道に乗せやすい(藤田)
  • その際、体を傾けずに、スイング軸を真っすぐにしたまま下げるのがポイント
これは感覚的によく分かる。僕自身も、引っかけた後は意識的に気をつけている部分。でも、改めて文字で見ることで、より明確に意識できればよし。

次に、フック。こっちはフェードの打ち方に通じる、より大事なポイント。
  • 真っすぐめに飛んで左に曲がるフックはスイング軌道は悪くない。ちょっとインパクトでフェイスが閉じているだけ。
  • 手首の角度をキープする意識は・・・右に飛びそうで不安。
  • 腰を素早く回す。フェースが開きやすくなり相殺される。
  • 腰は水平に回す。右腰を高い位置で回す意識。(フックは体の右サイドが下がっているケースが多い。)「意外と高い位置で回す」という感覚をつかむ。
多分、ここら辺に問題を抱えているんだろうなと思う。

ただ、「水平」っていうのも、「地面に対して水平」なのか、「スイング軸(に対して垂直な平面)に対して水平」なのか、そこがよくわからない。この本の写真を見る限りは、「地面に対して」に見えるけど、別の本(『藤田寛之の究極のドライバー』)では、「スイング軸に対して水平に」という言葉も出てくる。

藤田プロの実際のスイング映像をスローで見ると、地面に水平ではなく、わずかに斜めに回っているので、客観的な動きとしては「スイング軸に対して水平」ってことでいいと思う。ただ、斜めと言っても、「わずか」で、この動きを作るためには、「地面に対して水平」ぐらいの意識でちょうどいいのかもしれない。上の「右腰を高い位置で」とか「意外と高い位置で」というのは、そういうことかな。客観と主観のズレ。実際の動きと、イメージのズレ。

自分の場合、どういうイメージが良いかは自分自身で探すしかないけど、「右腰を高い位置で素早く回す」ってのは間違いなさそうだから、スイングイメージに取り入れてみよう。

アドレスの形(スタンス幅)

スタンス幅についても考えてみた。広い方がいいのか、狭い方がいいのか。

腰の回転が大切だとしたら、多分、狭い方が腰を回し易く、フェード向きってことになる。

もちろん、何事もバランスで、適正なスタンス幅ってのは極端には違わないんだろうけど。

元々、スタンス幅は狭いほうなので、これは修正は必要なし。とりあえず、「腰を回し易いスタンス幅」という視点は大事そうなので、覚えておこう。

アドレスの修正(左足つま先を開く)

フェードを打つためには、体の回転、腰の回転が大切らしい。まだ、具体的な動きをつかめていないけど、ダウンスイングでの左への体の回転、腰の回転が大切なのは間違いないらしい。

そこで、少しアドレスの修正を。

僕は、比較的体が柔らかいこともあって、つま先はターゲットラインに垂直に近い形で、閉じ気味にアドレスをしている。特に、約1年半前からクローズに構えて、球を捕まえる練習をプロから指導されていた関係上、左足はがっちり垂直に構えて、腰を開きすぎないように、しっかりと体の正面で球を捕まえられるようにしていた。

これはこれで大切なステップだとは思うけど、ある程度球を捕まえることを覚えたつもりなので、次のステップとして、ダウンスイングで腰を積極的に回していけるように、左足つま先を開いて、左に回り易いアドレスにしていこう。

一応、目安が欲しいところではあるけど、まあ、ターゲットラインに対して、45〜60度程度でしっくりくるところを探す感じで、試していこう。

スイング上達の順序

『スコアアップの急所・再発見』(藤田寛之・宮本勝昌、学研)にこんなやりとりがある。
宮本:師匠(芹澤信雄)の教えに、「ゴルフはスライス、フック、フェード、ドローの順に覚える」というのがあるんですよね。
藤田:うん、最初はボールが右に曲がるスライス。そのうちつかまえられるようになるけど、今度は引っかけに悩み出して・・・・。
宮本:大抵のアマチュアはそこで止まっちゃうんですよね。その点、われわれは体の回転を覚えてフェードまで進み、今ではさらに一段階上のドローにも挑戦中。うん、プロっぽい。
藤田:まぁ、でも基本的にわれわれの持ち球はフェードだよね。
宮本:はい、特にボクなんかフェードを打っていないとスイング中に体が止まっちゃうタイプですから。
藤田:オレもヘッドを上から下ろしてボールをとらえるのが信条だから、ドローを打つことはあっても、あくまでフェードありき。
前半はスイング上達の順序について。 「スライス→フック→フェード→ドロー」だそうだ。ちょうど、雑誌ALBAの最新号(10月13日号)から芹澤信雄プロの6号(3ヶ月)連続分冊レッスン「真ゴルフ理論」が始まり、その第一弾がフェード。その中で、上達の過程をこう説明している。
ゴルフを始めてからすぐに悩まされるのは、ほとんどの人が「スライス」でしょう。それを何とか防ごうとして、手先でクラブを振るようになり、「引っかけ」が出始める。その後、試行錯誤しながら、なんとなく体の使い方がわかってきて「フェード」が打てるようになり、最終的には多くのアマチュアゴルファーが憧れる「ドロー」が打てるというのが基本的な上達の過程です。
 当たり前だけど、師弟揃って、確かに同じことを言っている。この上達過程モデルによれば、僕は、2.フック(引っかけ)の段階にいて、体の回転を覚えて、3.フェードの段階を目指しているところってことになるのかな。

芹澤プロも「フェードが最も安全で、最も本番に強い球筋」というぐらいなので、その先のドローは忘れて、とにかく体の回転を覚えて、フェードを身につけようってことになるのかな。

とりあえず、目指す方向性は間違っていないことを確認。

フェードの打ち方(中部銀次郎の場合)

とりあえず、中部銀次郎さんの場合、フェードをどう打つか。
わたしはフェードボールを打ちたい時には、ボールのいちばん手前−つまり、体に最も近い点に視点を注ぐ。反対に、ドローボールを打とうという際には、ボールの向こう側をじっと見ることにしている。それで、先ほども書いたように、こういうボールを打つぞ−と自分にいい聞かせ、ストレートボールを打つのと同じスイングをするだけなのである。(『もっと深く、もっと楽しく。』)
有名な話だけど、思わず、ほんまかいな、と言いたくなる。ま、意図的に曲げるショットはアマには不要、と断言する人だから、どう確実に曲げるかよりも、曲げようとして失敗しないにはどうすればいいか、という出発点の考え方なんだと思う。

でも、1つのアイデア、ヒントとして、考えてみる、試してみる価値はある、かな。

フェードボールの作り方

「持ち球」を意識して、スイング作りをするとして、どんな「持ち球」を目指すか。

フェードしかないと思う。

ここで「フェード」というのは、出球はスタンスなりに真っ直ぐで、右に曲がる球。曲がり幅は安定してさえいれば、大小問わず。

大事なのは、絶対に左には曲がらないこと、打ち出し方向以上には左に行かないという安心感と、曲がり幅がある程度計算できること。曲がり幅が大きいと「フェード」とは言えない、とかはどうでもいいこと。

もちろん真っ直ぐ出て、最後まで真っ直ぐ飛べば理想的だけど、ストレートな球は、ちょっとしたズレで右にも左にも曲がる。それでは、ゴルフにならない。「ゴルフコースは、左右へ曲げる計算がたつほど、広くはない」(中部銀次郎『もっと深く、もっと楽しく。』) のだ。

中部さんの言葉を引用したついでに、同著の中にこんな言葉も。
わたしが思うには、ゴルフで上達するためには、どういうボールが打ち分けられるかよりも、どうやっても絶対に打たないボールをつくるべきかなのだ。
いつもはできるだけストレートボールを打つようにしているが、たとえ打ちそこなってストレートボールがでなかった場合でも、ボールはシュートするように心掛けている。
わたしにとっての課題は、ボールを絶対に左に曲げてはいけないことであり、いい方を替えてみれば、いつどう打ってもボールが左へいかないスイングを完成させなければならないということであろう。そのために、インテンショナルにフックが打てなくなることなど、さしたる問題ではない。むしろ、どんなにフックを打とうと思っても、ボールは真っ直ぐか右へ曲がるとしたら、これほどうれしいことはないのだ。 
身も蓋もない達観だけど、言い得て妙。目一杯捕まえてもストレート、それ以外は右へ曲がるとしたら、何てゴルフが楽なんだろうと思う。

では、ストレートではないとして、どうしてドロー(フック)ではなく、フェード(スライス)なのか。僕の場合、ドロー(フック)が打てているので、なおさらここが問題となる。
  1. ランが少ないこと
    よく言われることだけど、フェード(スライス)はドロー(フック)に比べて、ランが少ない。バックスピン量の違いなんだろうけど、これは自分自身も実感するところ。ランが少ないということは、1Wのフェアウェイキープにも、アイアンでグリーンオンするにも明らかに有利。
  2. 高く上がること
    フェード(スライス)はドロー(フック)に比べて、球が高い。これもバックスピン量の関係なんだろうけど、球は高く上がる方がいい。低い球を打ちたければ、番手を上げて小さく振ればいいだけだから。
  3. 曲がり幅をコントロールしやすい。
    これは理由は分からないんだけど、俗に「チーピン」と言われる、ひどいフックをプロでも打つように、フック系は時にコントロールを大きく失いがち。ドロー(フック)は怖くて振れなくなる。「目一杯つかまえてもストレート」のフェードが持ち球なら気持ちよく振れる。
  4. 個人的に好き
    スライスから始まったせいか、右を向くより、左を向く方が安心する。景色に慣れてるのかな。ま、気持ちよく立てることは大切なこと。
ま、何だかんだ言っても結論ありき。要は、フェードが打ちたい。何が何でもフェード・ヒッターになりたい。とりあえず、フェードボールの作り方を模索して、記録していこう。

持ち球

「持ち球」について考えてみる。

2008年にゴルフを始めて、2009年末ころまでの1年半はスライス一辺倒。曲がりも大きく、マネジメントどころではないので、1Wはほとんど使わなかったぐらい。

2009年末ころから、スライスがかなり緩和され、ストレート寄りに。曲がりはそれほど気にならなくなる。ただ、ときどき、「引っかけ」が出るので、練習ではその修正、ラウンドではその保険に四苦八苦するようになる。

その後、真っ直ぐが中心で、やや右にも左にも曲がるという時期が。曲がり幅は小さい。曲がりは日替わりで、ラウンド時も最初の何球かで曲がる方向をつかめば、それほど気にせずラウンドできた。ある意味、一番幸せな時期だったかもしれない。

で、2010年後半ぐらいからは、ひどいフックが出始め、今ではすっかり、ナチュラルに振るとフックという感じになった。曲がり幅も大きく、フェアウェイを右に外して打たないと、フェアウェイキープできないぐらい曲がることも珍しくない。フック傾向の性質の悪いところは、グリーンを狙うショートアイアンでも曲がるところで、むしろ大きく曲がると言ってもいい。

冷静に振り返ってみると、「球をつかまえる」ことの上達の過程だったように思える。

ただ、上達といえば聞こえはいいけど、過ぎたるは及ばざるが如し。今は、「球をつかまえる」が行き過ぎている。よりストレートに近い状態、曲がり幅が小さい状態に修正する必要がある。

元々がスライサーで、好きなプロゴルファーも藤田寛之、宮本勝昌、伊澤利光、有村智恵と、みんなフェード使いなので、何となく認識が希薄だったけど、現状は明らかに「ひどいフッカー」だ。

ここら辺で「持ち球」を意識して、しっかりとスイング作りをしていこうと思う。

2011年9月24日土曜日

EPON AF-702

易しいアイアン理想(妄想)のセッティング続・易しいアイアンと色々考えてみたり、試打したりしてみみた結果、EPON AF-702を組んでもらうことに。吉と出るか、凶と出るかは五分五分だと思う。現在のアイアンの満足度がかなり高いので。ただ、「もしゴルフが少しでも簡単になるなら・・・」という淡い希望を乗せて。

予算の関係上、シャフトは新調せず、手持ちのマッスルバックのアイアンに差してあるシャフトを流用。島田シャフトのK'S Tour LiteのS。グリップもスリックフィットをそのまま使う。

K's 2001αより、ちょっと重めで、ちょっとしっかりしたシャフト。結構気に入ってて、エースアイアンへの採用も考えたことがあるほど。AF-702自体がとても球が上がりやすいヘッドなので、ちょっとしっかり目でちょうどいいかなと思っている。

一応、6I-SWの7本セットだけど、6Iは多分使わない。5U(Mystery C-HT711の28度)の方が易しいはず。

番手ロフト飛距離ヘッド
1W13220yKAMUI ASHIRI
4W17200yMystery C-HT311
7W21190yMystery C-HT311
9W25180yMystery C-HT211
5U28170yMystery C-HT711
7I31160yEPON AF-702
8I35145yEPON AF-702
9I40130yEPON AF-702
PW45115yEPON AF-702
AW50100yEPON AF-702
SW5690yEPON AF-702

これだとPTを入れて12本セットに。番手選びがシンプルになる。さて、AF-702は易しさを実感できるレベルかどうか。楽しみ、楽しみ。

ドライバーいろいろ試打

LEGACY BLACK(10.5/SR)、inpresX D445(10/SR)、inpresX D460(10/SR)の3本を試打。

どのクラブも売れ筋だけあって、構え易く、振り易い。どれも飛距離220-230yと結果は変わらず。あえて言えば、LEGACY BLACKが一番バックスピン量が多く、サイドスピン量は少なめ。ちょっとつかまえようとか、ちょっとフェード気味にとかやりやすかった。inpresはどちらもそういう加減はできない感じ。特にD460はゆっくりポーンと振って、感触は良くないんだけど、結果は一番いい(ほとんど差はないけど)。

どのクラブも結果は十分合格だけど、今の1Wと交換するところまではいかない。

ちょっと嬉しかったのは、45.75inchという長い1Wも上手に振れたこと。43.75inchと47inchの両極端な1Wしかなくて、47inchは全くダメだったので、長尺はダメかなと思ってたけど、市販レベルの45-46inchぐらいはどうにでもなりそう。

あと、知らず知らずのうちにヘッドスピードが上がっていた。以前は、38-39で、目一杯振って40だったのが、サラっと振って42、目一杯振って45。大幅スピードアップ。理由はよく分からないけど、スイングが良くなって、スムーズに振れてるのかな。特にトレーニングとかはしてないので、数字を見て驚いた。確かに、最近、飛距離が伸びたなとは思っていたけど、ミート率とかそういう問題で、ヘッドスピードが上がっているとは思ってなかった。

42前後だと、30代男性としては平均的ってとこかな。飛距離は出ない方だと思っていたので、ちょっと嬉しい計測結果。

とりあえずいろんなドライバーがうまく打てたことで、スイング修正の方向性にも自信を持った。実りある試打だったということで。

2011/09/24のセッティング

とりあえず現在のセッティングのまとめ。

番手ロフト飛距離ヘッド
1W13220yKAMUI ASHIRI
4W17200yMystery C-HT311
7W21190yMystery C-HT311
9W25180yMystery C-HT211
5U28170yMystery C-HT711
6I31160yTGF Proto
7I35150yTGF Proto
8I39135yTGF Proto
9I43125yTGF Proto
PW47115yTGF Proto
AW51100yTGF Proto
SW5590y三浦技研WMF-03
4U25180yMystery C-HT711

11月の川奈ラウンドに向けて、調子を上げていきたい。現在、ウッドは絶好調。1Wは250y近く飛んでるし、4W/7Wもインパクトを意識せず、自然と打てている感じ。9Wはリシャフト待ちだけど、絶好調の7Wとシャフトを揃えるのできっといいに違いない。アイアンのスイングにちょっと不安定なところがあるけど、不思議とウッドには不安がない状態。

アイアンはようやく光明が見えてきたので、あとはプロとよく相談しながら丁寧にスイングを作っていくだけ。

エキストラクラブは一応4Uを入れているけど、FWが好調なので必要なさそう。どちらかというとLW(60度)を実戦投入してみたいかな。

グリップ修正が必要かな

朝練130球。どうも調子が悪い。引っ掛け、フックが多い。

引っ掛けと言っても軌道がアウトサイドインではないみたい。極端にフェイスが閉じている、左を向いている感じ。フェイスローテーションを抑える意識で振ってみたり、小さい振り幅で出球を揃えようとしたり、いろいろ悪戦苦闘したけどどうにも無理。

で、たどり着いた結論。

グリップがストロング(フック)すぎるんじゃないか。

グリップの修正は慎重になった方がいい。慎重すぎて困ることはない。グリップが変わるとスイングがガラっと変わってしまう可能性がある。

ただ、今回は確かにグリップがストロングすぎだと思う。知らず知らずのうちに、少しずつ変わっていったのか、あるときおかしくなったのか、体型の変化が関係しているのか、よく分からないけど、確実にストロングすぎる。

グリップして目を閉じて、クラブを構えるとフェイスが左を向いている。目をつむって素振りして、インパクト付近で止めるとやっぱりフェイスがかぶっている。ローテーションを抑えようとするけどダメ。アドレスのグリップの形の維持をかなり意識してようやく少しフックが緩和する程度。

結局、グリップに無理があると判断した。よく言われることだけど、ダランと自然に手を下ろしたときの左手のアングルに近い形でグリップするようにして、ストロングの程度を緩和。自然にアドレス時の形に戻るようなグリップがいいかなと。

一応、好感触を得て練習を終えたけど、グリップをいじるのは怖いこと。今回は、知らず知らずのうちにずれてたのを戻すだけだとは思うけど、やっぱり何もかもがおかしくなってしまわないか、不安がある。しばらく素振りをしながら適正グリップを模索する感じになるかもしれない。

右肘はダウンスイングのときに体の脇に引き付ける

以前、こんな記事を書きました。バックスイングで右脇をくっつけすぎとの指摘。現在、スイング修正作業中。

久しぶりに『ハーヴィー・ペニックのレッド・ブック』を読み直していたら、全く同じ指摘があった。
  • 右肘はダウンスイングの時に、身体の脇に引きつける。 
  • 身体の脇に引きつけてと言うのは、ダウンスイングの時のことです。バックスイングの時のことではありません。
  • (右脇下にタオルを挟んだままスイングする練習方法について)これでは右肘は身体に縛りつけられているのも同然です。その結果生まれてくるのは、短か過ぎて、フラっと過ぎるスイングです。
  • 右肘は自由に引かれていいいのです。ただし、ボールを打ちに行くモーションに入ったら身体の脇に戻すことです。
いろんな考え方があるとは思うけど、この点は僕はFプロ、ハーヴィー・ペニックの考えに賛成。特に僕のような背の低いプレイーヤー(168cm)は、元々、スイングがフラット寄り。フラット過ぎるスイングはインパクトゾーンが狭く、点になりがち。

右肘はしっかり離したトップを作って、切り返しのときに、グリップを少し置いてきぼりにする感覚で、スッと右肘が体の近くに下りてくるようにすればいいのかなと思う。宮本勝昌プロが、切り返しの瞬間に右肘を真下に下ろす、と言っていたのも同じことかなと思う。

スイング修正するときは球数を打つことが大切。練習あるのみ。

2011年9月23日金曜日

EPON AF-702、N.S.PRO MODUS3の試打

気になるアイアンEPON AF-702の7I(31度)を試打。シャフトはカーボン(結構軽いR)なのが残念だけど、ヘッドの打感と弾道のイメージをつかめればと。

まず、評判通り飛距離はすごい。飛ばそうと思わずに170yは飛ぶ。しっかり振って、いい当たりなら180y。弾道もかなり高い。5UT(28度、Mystery C-HT Hybrid)ぐらいの高さが出ている。カーボンシャフトなことを差し引いてもすごい。飛ばして高さで止めるイメージかな。カーボンシャフトを、軽量スチールにすれば飛距離も適正な範囲に収まるかな。ロフト的には現在のアイアンセットの6Iと同じ。160yを楽に打てればかなり使える。

打感はまあしょうがない。前モデルのAF-701と比べると「パッチン」感は薄らいだけど、まあ、気持ちいい打感とは言えない。ゼクシオ、エッグよりは好み。でも、今の軟鉄鍛造ポケキャビと比べるとちょっと。ま、打感なんて1ストロークの得にもならないので、スコアが向上するなら障害にはならないかな。

ついでに、N.S.PROのMODUS3を挿した7Iを3本(フレックスがS/X/TX)も試打。結構重いらしく、また、フレックス的にも自分には厳しいかなと思ったけど、意外と、全然平気で振れた。ヘッドは順にEPONのAF-502/302/Tourだけど、意外と、TX/Tourの組み合わせが一番気に入った。打感は抜群、シャフトもそれほど無理とは感じず、結果が一番安定していた。まあ、違いをはっきり感じるレベルの腕前はないことを、一番感じたけど。

今日は7Iばかり200球打ち込んだ。ヘッドは4種類。どのヘッドもいいなとは思ったけど、現在のアイアンと替えて、「スコアが良くなるか?」と考えると、可能性があるのはAF-702だけ。他のヘッドは好み云々はいろいろあるけど、ハッキリ言って、スコアが変わるとは思えない。

AF-702のどこにスコアが向上する可能性を感じたかというと・・・
  • 楽に球が上がる(ロフト30度前後の番手にハッキリ差が出そう)
  • 球が曲がりにくい(良くも悪くもフェイスの向きに真っ直ぐ出る)
  • 打点のブレが結果の差に出にくい
いまいちうまくは言えてない気がするけどこんな感じ。球の上がり易さはハーフショット時にしみじみ実感。なんでこんなに違うんだろう、というぐらい違う。とにかく楽に球が上がる。バックスピン量とか、グリーンでの止まり易さはさすがに分からないけど、あれだけ上がれば何とかなるだろうという気はする。

EPON AF-702はさらに気になる存在になった。逆に、現在のアイアンと比べてハッキリ易しくない限り、新しいアイアンにしても無意味なことも実感。

2011年9月21日水曜日

グラビティプレーン理論「体の動き編」編マダー?

「グラビティプレーン理論クラブの動き編」(田中振一郎)という本がある。

ヘッドの重心位置とグリップエンドを結んだライン(グラビティライン)とターゲットラインで作られるプレーン(グラビティプレーン)を想定し、ヘッドの重心がそのライン上を移動するのが正しい(そのクラブ自体が要求する)スイング、という理論らしい。

ちょうど1年前ぐらいに出た本。そのちょっと前ぐらいに、ゴルフトゥデイ誌が「重心位置を意識して振るといい!」的な企画(重心意識のススメ、M.P.企画)を連続でやっていた。応募者全員がもらえる練習グッズ「フリキリ君」もあった(もらったけど使っていない・・・)。あと、V-IQの目玉デザインのドライバーとかもあった。多分、ここら辺と問題意識は共通なのかなと。

で、この本、続編として「体の動き編」を本文中で予告している。ぶっちゃけ「クラブの動き編」だけでは、「だから具体的にはどうするの?」の部分が不透明なので、続編に期待しているんだけど、1年が経とうとしている現在もまだ気配なし。

続編も出て、グラビティプレーン理論の全体像が出揃ったら取り組もうかと思っていたので、その存在すらすっかり忘れてしまっていた。とりあえずまだ期待してるんで、早く出してくださいねと、ネットの片隅でアピールしておく。

2011年9月20日火曜日

続・易しいアイアン

易しいアイアン理想(妄想)のセッティングなどで書いたEPON AF-702。

お世話になっている工房で話を聞いてみた。とりあえず、カーボンシャフトを挿した試打用7Iがあるので打ってみることに。ついでに、このヘッドとの組み合わせで工房オススメのスチールシャフトの試打クラブもフレックス(S/X/TX)毎にあるので、計4本を借りてみることに。今週末の予定。

工房さん曰く、はっきり易しくなる、飛び過ぎは気になるけど、とのこと。

工房さんオリジナルのアイアンを使ってる客に、「はっきり易しくなる」って言い切るのもどうかなとは思うんだけど、ま、易しさ最優先で作ったわけじゃないからしょうがないか。

所詮道具だから、易しい方が良いに決まっている。と、言いつつ、所詮アマチュアなんだから、易しさよりも好みでいいじゃないという気持ちもある。でも、何だかんだ言って、易しいクラブでいいスコアが出れば、好みとかどうでもよくなる気もする。

ま、結局、試してみるしかないんだよね、と、

いきなり、難しめの小顔アイアンから始めているので、易しいアイアンってのがよく分からない。数打って、体感してみるしかないかな。とりあえず、今週末が楽しみ楽しみ。

2011年9月19日月曜日

ブラッシー

少し前になるけど、4W(17)の上の番手を作った。3W(スプーン)というより、2W(ブラッシー)感覚。

ヘッドはMystery C-HT411(#FD)とMystery C-HT211(#FD)。411は大きめのヘッドで、211はC-HT311の前モデルの小さめヘッド。どちらもロフトは14度。

竹林隆光さんの著書などで、3Wは15度、できれば16度はほしいとされていたので、14度はさすがに無理かなと思いつつ、どうしても試してみたかったので作ってみた。

FWの好調に乗じて、今日は2本の2Wを打ち込んでみたけど、意外とどちらも200yの印付近のネットに突き刺さるライナー系のナイスショットが出た。高さも十分。4W(17度)と同じ感覚で打って大丈夫。

現在のレベルでは、ラウンドで2Wの距離が必要になる場面はほとんど想定できないんだけど、あればあったで使い道もあると思う。ティショット用という考えもあるか。

とりあえず、まともに打てたことに一安心。自信がついた。

LWのバンカーショット

今日は練習場のバンカーで50球ほど練習。やっぱり数をこなすとそこそこ自信もついてくる。自然とボールの手前にヘッドを落とせるようになるし、距離のイメージもできるので、自信を持って振り抜けるようになる。

SW2本、AW,PWといろいろ試してみて、シチュエーションごとに使えそうな打ち方を整理したり。

残り10球ぐらいをLW(60度)で試してみる。

これが意外に好感触。フェイスを無理に開いたり、オープンに構えてスタンスなりに振ったりという特別な打ち方をしなくても、スクエアに構えて、スクエアに振って、飛距離が出ずに高く上がるだけという結果。これはかなりいい。バンカーの課題はどうやって飛距離を抑えるかだったけど、全く特別なことは要らない。単に、LWに持ち替えて、いつも通りに打つだけで期待どおりの結果。

練習を重ねる必要はあるけど、厄介な問題の1つが、道具だけで解決するかも。

体型の変化とスイング

今年の4月末から5か月足らずで10kg痩せた。基本的には脂肪を減らしたつもり。

10kgも痩せるとスイングも変わったかというと、自分自身ではよく分からない。ラウンド中に歩くのが楽になったし、走っても前ほど息切れしなくなった。そういうのは分かるけど、スイングが変わったかというと、特にそういうのはない気がする。

でも、気づいてないだけで、変わっているはずだし、変わらないとおかしいと思う。

胸板がかなり薄くなったし、二の腕もだいぶ細くなった。これだけでも、アドレス時の腕と胸の密着感はだいぶ変わっているはず。お腹もかなり凹んだから、ダウン時の腕の通り道も変わったかもしれない。体重が軽くなった分、球が飛ばなくなったりするもんだろうか。そういうこともあるかもしれない。余計な脂肪が減って、体がよく回るようになったかもしれない。その分、トップで緩みが出て、却ってダメかもしれないけど、変化はあったと思う。

ただ、何かが変わったとして、そこに分かりやすい「基準」なんてものはないと思う。安易な「基準」に頼りたくなるけど、結局、そのときそのときで、ベストの球が出るスイングを模索していくしかないんだと思う。

自分でも気づかない変化があること、それで調子がおかしくなっても気にしすぎてはいけない。逆に、これまでのスイングにこだわりすぎてもいけない。小さな振り幅から、今のベストなスイングをコツコツと作っていくだけ。

スイングの迷路

最近好調だったスイングがすっかり分からなくなった。練習場でいろいろ振ってみるも、どうもしっくりこず。多分、ナナメでんでん太鼓とか、トップでの前傾維持とか、その場で肩を入れ替えるとか、ここら辺の感覚を取り戻す作業だと思う。何となく感覚をつかんだけど、夕食どきなので帰宅。

1つ気づいたことが。トップで肘を体から少し離すようにして、トップを高くする修正を最近した。もちろんプロの意見を聞きながら。ただ、高くしたトップからそのまま、手で下ろしてくる感じになっているかもしれない。トップで、グリップを一瞬置いてきぼりにする、切り返しの瞬間手は何もしない感じを重視したら、何球か良い当たりが続いた。ま、1つの可能性って程度。

結局、フルショットを修正するよりも、小さい振り幅のミニスイングで、軌道、出球、つかまりにこだわって、コツコツと良いスイングを創り上げていくしかない。

幸い、明日はレッスン日なので、師匠のご指導を仰ごう。

2011年9月18日日曜日

自分のゲームに対する執着心

中部銀次郎さんの「ゴルフの真髄」より。
ゴルフが下手でハンディキャップが多いことは恥ずかしいことではないが、ハンディからあまりにかけ離れたスコアを出してしまうのは、やはり恥だと思うべきなのだ。・・・結局、ゴルフというゲームは、ボールを打つ技術によって決まるものではない。ゲームに対する執着によって、彼我の差が生じていくのである。
僕は、公式HDCPはなく、GDOハンディは27。ゴルフを始めてからの全スコアカードを登録した結果のHDCPが27。過去10ラウンドの平均が「99」だから納得の数字。

これが現在の実力を表しているとしたら、前後5打、「94〜104」の範囲でのプレイを目指すこと。それがHDCPなりの、自分のゲームに対する執着を持つということになるのかな。確かに、そこら辺を行ったり来たりしている。現在は、ベストスコア「89」を基準に、「次は84」と頑張っているけど、ちょっと目標が高すぎて、空回りしている感はある。

高すぎる目標は、達成できなくてもしょうがない、という逃げ道を許してしまう。でも、「悪くても104」なら逃げられない。ゲームに対する執着が強くなりそう。

GDOハンディの±5打以内。

これを1つの目安に、1打1打に集中して、スコアメイクに取り組もう。

ティショットクラブ

ティショットの成否はスコアを左右する一大要因。リカバリー技術のない自分にとっては特に。

基本はボギーゴルフ。ボギーを狙える範囲内で、個々のショットのリスクを小さくすることが、ノーミスのゴルフにつながる。当然、ティショットも。というよりも、一番長い距離を打つ分、一番リスクの高いショット。ティショットのリスクを小さくすることは最優先課題かもしれない。

これまでも、1Wを封印して、4U(EPON AF-901)、9W、4Wなどでティショットを打っていた時期はある。自己ベスト2位の「91」を出したラウンドでもPar4/5のティショットは全て9Wだった。

1Wを使うと、パーオンを狙えることもあるけど、パーオン狙いは無理でボギーオンを狙う場面では3打目に苦手な中途半端な距離が残りがちだった。もし、FWを使うことでティショットのリスク、プレッシャーが小さくなり、スコアも変わらないのであれば、積極的にFWを使っていくべきだと思う。

また、「91」のラウンドがそうだったけど、ティショット、セカンドと続けて9Wを使うことで、自信を持ってリズム良くプレイできたりする。

1Wは短尺(43.75inch)、大ロフト(13度)でかなり易しめで、飛距離的にも4Wとそれほど差がなく、易しさを実感できるほどには差がないかもしれない。でも、7W、9Wだと確実に易しさは感じられる。飛距離は9Wで170-190y、7Wで180-200yぐらい。ボギーゴルフに徹するなら十分。

1Wが絶好調なら1Wでいいと思う。でも、調子が悪い時はかならずある。そのときに、1Wにこだわらずに、7Wで淡々とフェアウェイに運んで、ボギーオンできるようになれば、確実に大叩きが減り、スコアも安定すると思う。

もちろん1Wの練習も大切ではあるんだけど、できることの範囲内で、ミスのないゴルフをする、という現在の課題からは、FWのティショットはまず最初に考えるべきことかもしれない。

ノーミスゴルフ志向

ANAオープンをテレビ観戦していて、しみじみ痛感。プロのリカバリー技術は尋常じゃない。

プロはミスをしても何やかんやでパーセーブしてくる。ひどいミスが続いても少なくともボギーには収めてくる、長いセカンドを残してもグリーンに届かせてくる、グリーンを外してもアプローチ、バンカーショットでピタっと寄せてくる、難しい距離が残っても1発で決めてくる。木がブラインドでもインテンショナルに曲げてグリーンを狙ってくる、林に入れても出すだけではなくグリーンに近づけてくる、それどころか乗せてくる。

とにかく、リカバリーの技術が半端ではない。そういうのを自分が真似するのは無理だと思う。

基本的には、ノーミスのゴルフを目指すべき。もちろん、「250y飛ばしてFWキープ」とか「180yを絶対に乗せる」とか、できないことをやってノーミスってのはありえない。できることの範囲内で、ノーミスのゴルフを目指すしかない。

そして、ミスをしたときは素直に「+1」を受け入れるしかない。ときには1回のミスで「+2」のこともあるかもしれない。それでも、受け入れるしかない。「+1」(ときには「+2」)を受け入れる覚悟がミスの連続を防いでくれる。ミスをなかったことにできるリカバリー技術は持ち合わせていないことを自覚しなければならない。

実際のラウンド結果が雄弁に物語っている。ちょっとのミスで、簡単に1打、2打のロスになる。特にボギー狙いのホールはちょっとしたミスですぐにダボ。ラウンド中もそのことにストレスを感じることが多い。何でこんな簡単に崩れるんだろう、と。でも、そのストレスは単なる自信過剰だ。リカバリーの技術がないんだから、1回のミスが1打のロスになるのは当たり前のこと。

だからこそ、ティショット・レイアップ・グリーンを狙うショット・アプローチといった、絶対に必要になる技術の精度向上の努めて、しかも、できることの範囲内でノーミスを目指してラウンドすることが必要になる。

ミスを帳消しにするリカバリーなんかできない、ミスは確実に「+1」になる、「+2」にしないためにどうするかしかない、という徹底した割り切りと、それ故にノーミスのゴルフを志向すること。

精度を高めるための練習に取り組む意識と、ラウンド時の安定したメンタルのために、ちょっと極論かもしれないけど、シビアな現実と向き合ってみた。

ミニ・スイング

久しぶりに練習場で打込み150球。

昨日のラウンドの不調は単純に練習不足だったと痛感。ミニ・スイングでも出球が大きく散らばる。左右に揺さぶる動きがあって、その場で回る意識、軸の意識が弱くなっている。地道にPWのミニ・スイングの練習に徹する必要あり。

いろいろ欲は出てくるんだけど、必要最小限のクラブに練習時間を集中して、自信を育てていくしかない段階かなと反省。

救いは、FWの好調と、30y以下のアプローチの光明。FWは昨日のラウンドに続いて絶好調。7Wで190-200yを真っ直ぐ打てる。30y以下のアプローチも、パッティング感覚で上半身だけの打ち方が好感触。

ティペグについて

芝生の上に置くだけのPutTeeを試してみた。正確には、PutTeeⅡのS・Mと、PutTeeショート。PutTeeⅡはSとMのどちらが好みか分からなかったので、とりあえず2つ用意。

まず、想像以上に芝生の上に置きにくかった。芝面は決して平らではなく、また、夏の芝は元気。結構不安定だった。まあ、ティ自体が立たないことはないし、ボールを置く部分も広く安定しているので、ボールは置ける。ただ、ティが斜めに傾いたら、高さが一定ではなくなってしまう。こうなるとPutTeeⅡのメリットが損なわれた感じ。

また、PutTeeⅡはズボンのポケットの中でジャマ。ポケットが膨らんで、見た目的にも、実用的にもイマイチ感があった。マグネットがついているので、キャップのマーカーマグネットにくっつけて持ち運ぶことはできる。でも、僕はそれはしたくない。単純にかっこ悪い。

あと、結果が良くなかった。1Wが不調だったので全てティのせいにはできないけど、アドレス時の違和感が気になった。慣れだろうとは思うけど、時間をかけて慣れようと思うほどの、メリットが今のところ感じられない。

それに対して、PutTeeショートは結構気に入った。確かにいつも平らに置ける訳ではないけど、「ほんの少し芝から浮かせる」という目的にはピッタリ。わざわざティを深く挿して、頭をほんの少しだけ出すよりも、こっちの方が自然な感じがした。全く理屈ではないんだけど。あと、ポケットの中でも全くジャマにならないし。芝の上に置くのに限りなく近いので、イメージ的にすくい打ちにもなりにくい。

あと1つ、PutTeeとは関係ないこと。OB後のいわゆる前進4打で1Wを使ったとき、ティの長さが足りなくて困った。夏芝だったせいか、フェアウェイはティグラウンドより芝が長く、より深く刺さないといけなかったけど、十分安定するほどさすと、今度は高さが足りなくなって困った。ティアップは低めにして、レベルブからややダウンの軌道の範囲内でミートしたい派なので、1W用にしては短めのティ(60mm)を使っていたことが災いした。

だから、長めのティもポケットに入れるようにしよう・・・というのはやらないことにした。よく考えたら、OBは打たないようにするべきだし、前進4打なんて邪道だし、そんな事態に合わせた道具を持ち歩くなんて嫌だ。まあ、ミスは絶対に避けられるものではないし、進行上前進4打もやむを得ないこともある。でも、その時はどんなに距離があっても1Wを使わなければ済むことだから。ミスした後なんだから、4W/7Wあたりでおとなしくポーンと打てばいいと思う。それでスコアが1打悪くなるはずもないし。

結論
  • 1W用のティは今までどおり60mmのウッドティ
  • FW、アイアン用にPutTeeショートを引き続き試す
  • (これ自体避けるべきではあるが)前進4打はFWで。

易しい1打をつなぐ

ティショット乱調のラウンドを終えて、改めて認識したこと。

ティショットが乱調だと難しい2打目が多くなり、自然と2打目のミスも多くなる。
2打目をミスすると、3打目も難しくなり、また、距離も残っていたりして、ボギーオンが難しくなる。
無理にグリーンを狙うと、難しいアプローチが残る。
難しいアプローチが寄らず、長いパッ卜、難しいラインが残る。
グリーンにたどり着くまでに疲弊していて、パッティングに集中できない。

こうやって、どんどんゴルフが難しく、そしてダメになっていく。
  1. ティショットをフェアウェイに気楽にポーンと運ぶ
  2. 2打目は易しいフェアウェイからフェアウェイに気楽にポーンと運ぶ
  3. 3打目は易しい100y以下から気楽にグリーンセンターに運ぶ
    (易しいラインが残るように乗せられればベスト)
  4. 半径1-1.5mの範囲内に気楽に寄せる。
    (易しいラインが残るように寄せられればベスト)
  5. 1-1.5mを確実に入れる。
こういう易しい1打をつなぐお気楽なゴルフをしていれば自然と90も切れると思う。Par3や短いPar4/5でパーオンしたり、ボギーオンでもたまたまピン近くに乗ったり、寄せるつもりのパットがたまたま入ったりして。

そして、こういう易しい1打をつなぐお気楽ゴルフは、ティショットを易しいフェアウェイに運ぶところから始まる全てはティショットから。ボギーオン狙いだから、ティショットはミスしてもいいということではない。もちろん挽回はできるけど、リカバリーショットはミスする可能性が高まるし、ミスしなくてもお気楽ではない、集中力がすり減る。

1Wが得意=1WのFWキープ率が高い≠1Wの飛距離がすごい

Par3では140-170yを打つクラブが必要になるけど、Par4/5に限ると1Wと8I以下だけだったりする。8I以下と1Wの練習を特に大切にしよう。

1Wにこだわる必要もない。180-200yで十分と考えたら、4W・7W・9Wも候補になる。とにかくFWキプすること。次打を確実にグリーン方向に打てるポジションに運ぶこと。それができるクラブを選ぶだけのこと。易しいゴルフは易しいティショットから始まる。

易しい1打をつなぐだけの易しいゴルフに徹すること。そのためにティショットを大切にすること。

2011年9月17日土曜日

ラウンド結果

伊豆大仁CC(箱根・富士)でラウンド。結果は「105(37)」。
  • 良くなかったところ
    • ドライバーの方向性が不安定(フック、プッシュ)→OB、ヒドイ傾斜、木がジャマなどで2打以上のロスになり、いきなりボギーオンできなくなることが多かった。
    • ツマ先上がりでのダフりがヒドイ(前回ラウンドから引き続き)
    • ミドルアイアンに自信なし。練習が足りない。
    • バンカーに自信なし(脱出はしたが距離感に自信がなく迷いあり)
    • パッティングアプローチの距離感がなし(ぶっつけ本番なのでやむなし)
    • ロングパットで「1m以内に寄せる」意識が希薄
    • アプローチ、ロングパットで「易しいラインを残す」意識が希薄
    • 1m程度を自信を持って決められなかった。
  • 良かったところ
    • FWが好感触。7W/4Wでナイスショット。
    • ショートアイアンはグリーンに乗った。
    • 左足下がりを上手く打てた。
    • パッティングアプローチでミートのミスはなし。
    • ロングパット、パットアプローチの距離感が終盤合ってきた。
    • Par3は3回乗った。ダボのホールも、グリーンを少し外れただけ(キックが悪く崖下に・・・)。
ホール毎スコア
- 0 +1 +2 +3
全体 2 5 5 6
Par3 1 2 1 0
Par4 0 3 4 3
Par5 1 0 0 3

グリーンオン
- 0 +1 +2 +3
全体 3 5 5 5
Par3 2 1 1 0
Par4 0 4 4 2
Par5 1 0 0 3


今回は、ティショットの乱調に尽きる気がする。到着が遅れて、スタート前の練習ができず、2週間ぶりにドライバーを握った。どちらに曲がるか予測できず、また、感じをつかむのに苦労した。毎週欠かさず練習すること、スタート前は余裕を持って到着して、最低数発は練習すること。当たり前の事の積み重ねが大切。

桑田泉プロのレッスンDVDにヒントを得た、パッティングアプローチは好感触。ヒット、ミートのミスがない。イメージ以上にキャリー・ランが出て、距離感を合わせるのに苦労した。後半でイメージが少しずつ合ってきて、何回かいいアプローチができた。これは練習・実戦を重ねれば武器になると思う。練習場でもキャリーの把握ぐらいはできるはず。練習を重ねよう。

ロングパット、アプローチのときに、「半径1-1.5mの円の中に寄せる」というイメージが希薄だった。言うのは簡単だけど、いざカップを目の前にすると狙ってしまっている。やろうとしているのは「寄せ」であることをしっかり認識しなければならない。

今回は久しぶりに不満の多いラウンドになった。いくつか課題が明らかになったので、十分に練習をしよう。11月には川奈でのラウンドが待っている。十分な準備をして臨もう。こんな不甲斐ないラウンドはこれで終わりにしたいもんだ。

2011年9月16日金曜日

雨天ゴルフ

明日はラウンド予定だけど雨で中止かなあ。雨のラウンドは却って集中できて好きだったりする。プレイできる程度の雨だとありがたい。

雨の日のゴルフでいいところは、グリーンが重く止まりやすいところ。アイアンもアプローチもパターも思い切って攻めることができる。

怖いのはダフリ。芝の下の土が柔らかくなっているから、ダフったらひどいことになる。とにかくダフりにくいクラブを多用して、ダフり被害を最小限に留める工夫が必要。

あとはグローブ複数持って行くとか、風邪ひかないように気をつけるとか、それぐらいしか思いつかないなあ。ま、基本的に苦手じゃないしね。

伊澤利光プロ復活?

伊澤利光プロが、ANAオープンゴルフトーナメント2日目を終えて、6アンダーの6位タイ。

http://news.golfdigest.co.jp/tournament/hotnews/tne000002950501.html

伊澤プロ復活きたかー。

ドライバーの悩みかぁ。丸山プロといい、デカヘッド前から体で覚え込んできたプロには、対応が難しいところがあるのかなあ。ま、16勝もした人が老けこむにはまだ早いと思うから、がんばってほしい。

スイングは文句なくかっこいいからなあ。

2011年9月11日日曜日

三塚優子優勝

日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯で、三塚優子プロが久しぶりの優勝。自身の不祥事、不調、お父さんの死など、多分、いろいろな思いを乗り越えての復活優勝。

日本人女子離れした体格、パワーで、ハマると規格外の強さ。早く安定して優勝争いできるようになって、こういう人こそ、海外に挑戦してほしいもんだ。

久しぶりに活躍する姿を見て再確認。男子プロに近いゴルフ。とても真似できない。真似しようとしちゃいけないゴルフだな、と。

別に、有村プロなら真似できるって訳でもないんだけど。

LW

いつもお世話になっている工房さんのオリジナルLWがお安くなっていたので購入。5,000円なり。

ロフト60度、純鉄、ノーメッキ。シャフトはK's2001αのR。

ハッキリ言って、技術的にまともに使えないだろなと思う。実戦で必要になる場面も想像できない。

ただ、1度試してみたかった。60度ってどんなもんなのか。

明日は、レッスン日だけど、プロの目を盗んで試してみよう。。

グリーンオン・ミニ

今さらだけど、グリーンオン・ミニが欲しいなと思った。

早速、買おうかなと思ったけど、どうやら今はメーカー品切れ中。生産中止かなと思ったら、
販売再開時期については、メールマガジンにてお知らせ致します。
とかメーカーHPに書いてある。ってことは、販売再開を待った方が賢明かなあ。大手さんはどこも売り切れで、売ってるところも定価20,000円以下なのに、25,000円ぐらいになってる。足元見られてる感があるので、メーカー販売再開を待とうかな。

Fujitaマット

タバタFujitaマットを購入。藤田寛之プロが開発に関わったとか、藤田プロ自身が宿泊先のホテルで使っているとか。特徴は次の3点。
  • ボールを転がすラインに白い実際のラインが引かれている
  • カップが小さい
  • 1.5mのパッティング用(実長1.7m)
基本的に、「1.5mの長さを真っ直ぐ転がす」という目的に特化したパターマットで、今の自分の課題にピッタリ。

プロとアマには、1.2-1.5mぐらいのパッティングにかなりの差があるらしい。アマは1.2-1.5mで半分外して、プロはほぼ入れる、そうな。ま、アマもピンキリだろうけど。自分はというと、自身があるのはせいぜい90cm。1mはもう自信ないかな。確実に、と言われると。

スクエア・フェイスは自室に、Fujitaマットは廊下に設置して、毎日パターに触れるようにしよう。

スコアに占めるパッティング数の割合

桑田泉レッスンプロのDVDで、スコアの4割はパッティング数、としてこんな数字が出てきた。

スコア パット数
10040
95 38
9036
85 34
80 32
75 30

正確かどうかはさておき、参考にはなるかな。

伊豆大仁CC(箱根・富士)対策

伊豆大仁CC(箱根・富士)のラウンド予定があるので、HPのコース図を見ながら対策を考える。自分的にはレギュラーティからでも、結構距離を長く感じる。本当は全Par4/5をボギー狙いにするぐらいでいい気もするなあ。でも、まあ「ボギーセーブ + 3ホールに1つパーを取る」って方針でがんばろ。
  • OUT(箱根)
    1. Par5(533/526)
      • 200y→180y→153y→2パットのパー狙い
      • グリーン面が見えない。ボギーオン狙いもOK。
    2. Par4(408/370)
      • 200y→180y→アプ→2パットのボギーでOK。
      • 2打目打ち下ろしで届くかもしれない。
      • 2打目オーバーは返しが難しくダメ
      • グリーン手前はハザードなし。手前から。
    3. Par3(165/140)
      • グリーンセンターを狙ってパーオン狙い。
      • アゲインストなら広いグリーン手前でもOK。
    4. Par5(527/507)
      • 200y→180y→147y→2パットでパー狙い。
    5. Par3(139/126)
      • グリーン手前を狙ってパーオン狙い。
      • 花道は広く、グリーンは奥に速い。
    6. Par4(338/311)
      • 220y→118y→2パットのパー狙い。
      • ティショットはキャリーでバンカー超えを狙う。
      • バンカーにつかまってもボギーオンできる。気にしない。
    7. Par4(415/407)
      • 180y→150y→85y→2パットでボギー狙い。
      • 飛距離的にパーオン狙いは厳しい。
      • ティショットはバンカーを避けて7Wで十分。
      • グリーン前の木を避けるため、2打目にn細心の注意を払う。
    8. Par4(382/360)
      • 220y(打ち下ろし)→162y→2パットのパー狙い。
      • ティショットがイマイチならあっさりボギー狙いに。
      • 2打目の距離感、クラブ選択は慎重に。
      • サブグリーンとの間が狙い目かも。
    9. Par4(335/318)
      • 200y→135y→2パットのパー狙い
      • 2打目は手前狙い。オーバーは絶対避ける。
  • IN(富士)
    1. Par4(384/397)
      • 180y→120y→84y→2パットのボギー
      • ティショットはバンカーに届かないクラブで。
      • スタートホールは静かにボギーで十分
    2. Par4(370/375)
      • 180y→120→70y→2パットのボギー
      • ここは難ホール。ボギーで十分。
    3. Par5(520/532)
      • 200y→180y(打ちおろし)→140y→2パッ卜のパーを狙う
    4. Par3(138/158)
      • グリーンセンターにパーオン狙い
      • 奥のガードバンカーは避けたい。
    5. Par4(343/309)
      • 180y→163y→2パットのパー狙い
      • 2打目が打ち上げでグリーン面が見えない
      • グリーンが難しく3パットが怖い。パーオン狙いが賢明。
    6. Par3(174/159)
      • グリーンセンターにパーオン狙い。
      • 谷超え、打ちおろし、風もある。センター狙いに徹する。
    7. Par5(583/533)
      • 200y→140y→140y→103y→2パットのボギー狙い。
      • 2打目以降打ちおろしの右OBに特に注意。
      • パーオンは難しい。3打目まではレイアップに徹して、リスクを避ける。
    8. Par4(363/361)
      • 200y→163y→2パットのパー狙い。
      • ティショットは左サイドがベスト
    9. Par4(327/314)
      • 200y→127y→2パットのパー狙い。
      • 打ちおろし→打ち上げ(砲台グリーン)、グリーンも難しい。
      • パーオンを狙って、結果ボギーオンのつもりでOK。
ティショットがそこそこなら90台、絶好調で90切れるかどうかって感じかな。いつもどおり、ボギーセーブにこだわって、ダボをできる限り少なくすることだけ考えよう。

2011年9月10日土曜日

理想(妄想)のセッティング

これまで何回か書いた、番手選びに悩まないための「アイアン5度ピッチ、ウッド4度ピッチ」のセッティング。本来の「アイアン4度ピッチ、ウッド3度ピッチ」だと番手間の飛距離差が十分に出ない、と感じていた頃に考えていた解決策。

ちょっと妄想セッティングを整理してみた。本来11本の予定なんだけど、アイアンとウッドのつなぎ目は距離が重なるのもありかなと思うので、12本セッティングに。太字のところは予定外の数字ってことで。

番手ロフト飛距離ヘッド
1W13220yKAMUI ASHIRI
4W17200yMystery C-HT311
7W21190yMystery C-HT311
9W25180yMystery C-HT211
6I27170yEPON AF-702
7I31160yEPON AF-702
8I35145yEPON AF-702
9I40130yEPON AF-702
PW45115yEPON AF-702
AW50100yEPON AF-702
SW5690yEPON AF-702

3/5Wを4Wにまとめたことで1本、ロフト差を広げたことでもう1本、クラブがなくなった計算。これで12本セッティング。これなら番手選びも悩まなくて良さそうだし、練習するクラブも少なくて済むし、バッグも軽くて楽そう。

ウッドは既に1W-9Wまで4度ピッチになっていて、アイアンもEPON AF-902を注文するだけだから、その気になればすぐだ。

ただ、最近は、ウッドもアイアンもしっかり番手間の差が出ている。正確には分からないんだけど、多分、11-12yぐらいのピッチになっているみたい。これが適正かどうかはいまいち分からないけど、少なくとも現状困ることはない。客観的に必要かと言われると疑問かな。

ま、あくまで理想(妄想)のセッティングなのかな。でも、「易しめアイアン」を試してみたい気持ちも強く、勢いで作っちゃいそうな自分が怖い。

プットティー ショート

以前、ティの刺さらないショートコースや冬場のティグラウンド対策として、刺さずに置くだけのティについて書いたことがあった。

この時は断念したけど、ライトのプットティにアイアン/FW用の短いティもあることを知った。最近出たのか以前からあったのかは知らないけど。

最近、ショートコースには行かなくなったけど、冬場の堅いティグラウンドはよくある話。とりあえず、試しに1つ購入することに。

イメージと実際のギャップ

ちょうど1年前に、「原因と結果」という記事を書いた。要するに、対症療法ではなく、原因療法をしようってことなんだけど、これは今でもいつも意識していること。

最近、桑田泉レッスンプロのDVDを見た。アプローチの解説が目当てだったんだけど、せっかくだからついでにスイング部分も通して見た。

一貫して「イメージと実際(結果)のギャップ」という視点があって、どういうイメージを持てば上手くいくか、というレッスン内容。そのイメージが正しいかどうか、自分に合うかどうかは別として、「イメージと実際のギャップ」を前提に、あくまで「イメージ」の話をしようという姿勢はとても好感が持てる。

僕自身、「運動イメージ」を大切にしていて、「どういうイメージを持てば、指導プロが言うような動きができるか」というところを、掴み取るのがレッスンのポイントだと思っている。単に何か言われて分かった気になってるだけでは、レッスン代の1割も回収できていないとさえ思っている。

幸い、ゴルフを始めて以来ずっと教えていただいているプロは、ヘボゴルファーな僕の疑問、質問にも丁寧に応じて、一緒に考えてくれるので、不調になってもだいたい1、2回のレッスンで、不調脱出のきっかけになる有用なイメージに辿りつくことができる。感謝、感謝。

イメージと実際(結果)のギャップ。意識するのはイメージ。大切なこと。

飛びのゼクシオ

先日、練習場で知人からゼクシオを借りて打ってみました。7Iで、シャフトはカーボン。

最初の何球かはシャフトの感覚をつかめずクリーンヒットせず。5球目ぐらいからスリークォーターなら当たるようになって、10球目ぐらいでフルスイングしてみたら、高い球で180y先に。

7Iで180yって、プロじゃあるまいし、さすがに飛びすぎ。ロフト30度らしいから、自分の6Iよりさらに1度立ってる感じだけど、それにしても飛びすぎ。100y以下の距離の打ち分けどうすんだろって感じ。

使いやすいスチールシャフト挿して、試してみないと何とも言えないけど、「一度使ったら他のアイアンは使えない」ってほどでもない気がする。「ミスに対して寛容」って感じは確かにしたけど、逆に、気持ち悪い、落ち着かないって感じがした。まあ、スコア・結果が全てというべきかもしれないけど。

アイアンの上の方の番手、5Iや4I相当の番手だけ、ゼクシオを使うとかなら、易しさは感じられそうだけど、そこら辺の番手なら、もっと易しいUTがいくらでもある。

気になる存在ではあったけど、ゼクシオはちょっとないかな。

2011年9月9日金曜日

セッティングと飛距離、習熟度の把握。

Bloggerでテーブルが使えることを知ったので、何となくクラブセッティングについて。飛距離はだいたい真ん中の数字が目安。習熟度は一応、60を及第点にしているけど、適当。そもそも好不調は日替わりだし、一応の目安ってことで。

番手 ロフト 飛距離 優先度 習熟度 ミス傾向
1W 13 200-220 D60 フック、プッシュアウト
4W 17 180-200 D10 トップ
7W 21 170-190y C10 トップ、ダフリ
9W 25 160-180y C10 トップ、ダフリ
5U 28 150-180y B 70 引っかけ
6I 31 140-160y B 10 ダフリ
7I 35 140-150y B 50 引っかけ
8I 39 130-140y A 60 引っかけ
9I 43 120-130y A70 引っかけ
PW 47 100-115y A70 引っかけ
AW 51 95-105y A70 引っかけ
SW 57 70-80y B50 距離のバラつき
4U 25 160-180y B50 引っかけ

ドライバーの飛距離

現在、ドライバーの飛距離はキャリーで200-220y程度。球筋によっても変わる。最近、ナチュラルに振るとストレートかフックだったけど、安定を求めてスライス傾向を模索中で、スライスだと飛距離はやや落ちている気がする。ま、それでもキャリー200yはクリアしてそう。

この飛距離で足りるか、足りないか。

足りると考えたい。

中部銀次郎は、自分のドライバーショットのキャリーを230yという。晩年ではなく、キャリアを通じての数字だとか。キャリー230yで、日本アマで6回も優勝できる、ということだ。

だったら、今の自分が200-220yで足りないはずがない、と思う。むしろ飛距離は抑えて、「200y真っ直ぐ」にこだわった方向性重視の練習をしたほうがいいぐらい。

練習時間は有限。今のドライバーでもっと飛ばそうとか、もっと飛ぶドライバーを探そうとかは時間の無駄。そして、多分、それほどスコアにも影響しない。

Par5なら十分パーオンを狙える。Par4は400y超だと厳しいけど、少なくとも7H/14Hぐらいはパーオンを狙える。それで十分だと思う。

現時点で、1Wのティショット(200y)と8I以下のフルショット(100-140y)はそこそこ自信がついてきた。あとは100y以下のコントロールショットに自信がつけば、ボギーゴルフはできるはず。また、そこからさらに上を目指すとしたら、ミドルアイアン(6-7I、5U)のフルショット(150-170y)、ショートウッド(7W/9W)のフルショット(180-200y)の練習が大切になってくる。

現在のレベルでスコアメイクを考えた場合、練習する距離の優先順位はこんな感じなんだと思う。
  1. ボギーゴルフに最低限必要なショット
    • 180y前後のティショット
    • ショートアイアンのフルショット
    • 100y以下のコントロールショット
  2. ミドルアイアンのフルショット
  3. ショートウッドのフルショット
  4. ウッドのフルショット(4W)
  5. ドライバーの飛距離アップ
4の段階まで到達して、14本のクラブをフル活用できる状態になってもなお、ドライバーの飛距離が足りないと感じたら、そのとき、ドライバーの飛距離アップに取り組めばいい。まだ、100y以下のコントロールショット、ミドルアイアンのフルショットさえままならない状態。ドライバーは最低限ポーンと前に運べればよく、それ以上のことを考えるのは時期尚早。

分かってはいるんだけど、定期的に、ドライバーの飛距離を求める気持ちが出てくるので、戒めの意味を込めて書いてみた。

2011年9月8日木曜日

黙々と真っ直ぐ転がす

スクエア・フェイスを設置して、毎日、コロコロ転がし中。1.5mと短いので、自室の隅に設置でき、出入りのたびに何球か転がす。毎日40-50ストロークぐらいはしてる感じ。

これまで、「パターを持つのは前回ラウンド以来」というのが常で、1-2ヶ月ぶりというのも珍しくはなかった。それでもパット数はそこそこ満足していたし、プロからも打ち方は良いと言われてたので、すっかり怠けていたことを痛感。

現在ぐらい毎日触っていると、やはり距離感も違うだろうなあと感じる。まあ、あくまで「勘」だけど。

何よりショートパットを真っ直ぐ打つことに関しては、少しずつ自信がついてくる。

とりあえずしばらくはこれを繰り返そう。

2011年9月4日日曜日

自宅でパッティング練習

パッティングの練習を次の2つに絞る。
  1. 1m(90cm-120cm)の距離を確実にカップインする。
  2. ロングパットを確実にカップから1m以内に寄せる。
で、1の練習方法。スクエアフェイスという、1.5mのパターマットを使うことにした。以前から持ってたんだけど、片付けっぱなしになっていたのを引っ張り出してきた。

パターマットだけど、カップはなく、奥まで打つと跳ね返ってくるタイプのやつ。基本的に、真っ直ぐストロークして、真っ直ぐ転がすことだけを目的とした練習になる。

Ryomaの「上手くなるカップ」を使った練習も考えたけど、まずは短い距離を真っ直ぐ打つことから始めよう。リバウンドで返ってくるから、テンポ良く練習できるし。

問題はロングパット。どうやって練習するかだなあ。

シンプル・ゴルフ

WGDでPar3攻略法としてこんな金言をあげていた。
  1. グリーンセンターに乗せる。
  2. 上り1mのラインを残すように寄せる。
  3. 1mをしっかり入れる。
そりゃそうだ。それができれば苦労しない。

でも、そうなんだよなぁ。たったこれだけのことができれば、Par3ならパーが取れるし、Par4/5だって悪くてもボギーだろうなあ。

次のラウンドではこういうシンプルな考え方でゴルフをしてみよう。「センターに乗せる、上り1mを残すように寄せる、入れる。」うーん、シンプル。

例えば、8I以下、僕の場合130-140y以下で、こういうシンプルな3打が実践できれば、少なくとも80台は間違いないなあ。

Par4/5まで視野に入れたらこんな感じかな。
  1. フェアウェイの平らなところに運ぶ。
  2. グリーンセンターに乗せる。
  3. 上り1mのラインが残るように寄せる。
  4. 1mをしっかり入れる。
これならゴルフがとっても簡単そう。必要な技術ってたったこれだけなんだなあ。常にこれを頭に入れておこう。必要のない練習を減らし、必要な練習を増やしていこう。

芹澤信雄が教えるスコアメイクの極意

「芹澤信雄の飛ばしの極意」のオマケでついてきた「芹澤信雄が教えるスコアメイクの極意」で紹介されているバンカーショットの打ち方について。芹澤プロがあちこちで教えていることと基本的に同じ。(当然か)
  1. バンカーショットの基本
    • イメージ
      • ダフればいいので簡単
      • バンスが最初に砂に当たる。バンスを砂に当てて、跳ねさせる。
      • かなりV軌道。鋭角に上げて、鋭角に落とす。
      • ボールの下の千円札を全部取るイメージ
    • アドレス
      • バンスを使いやすくするためにフェイスを開く
      • フェイスはターゲットに向けなくていい。そんなレッスンは無視してください。
      • しっかり土台を作る。ガニ股。椅子があったら座れるぐらい腰を落とす。
      • 体重は左多く。左6、右4。
      • ややハンドファースト。
      • ボールはだいたい真ん中から少し左
    • バックスイング
      • 鋭角に上げる。
      • 開いたフェイスのトゥから上げる意識。薪割りの意識。
      • バックスイングは必ず、腕が水平のところまで上げる。(芹澤プロは腰の高さ、というが実際はここまで上げている。)
    • ダウンスイング
      • ダウンスイングのスピードで距離を調整
      • バンスから鋭角に落とす
      • 狙ったところにバンスを落とす練習(バンカーに直線を引き、ターゲット側の砂だけを取る練習)を徹底的にやる。
      • バンカーはできるだけ上から落とす。
      • バンスを落とすと勝手に砂で跳ねる。砂を打った反動で上がってくる感覚
      • バンスが砂に当たったら自ら抜く意識は不要。バンスで跳ねて自然と抜ける。
      • 勢いに負けないように左手をしっかり握っておく。
      • ボールが千円札に乗っているイメージで、その千円札を取るように打つ。
  2. 左足上がり
    • シャクリ打ちでいい
    • 斜面なりに立って、右足体重(右足の内側)
    • 上から打つイメージでは深く入りすぎる。
    • 斜面に沿って打つ意識で千円冊をとる
    • インサイドに上げて、インサイドから打つ意識でちょうどいい。
    • 左足下がり
      • 上から打ち込むイメージ。
      • 左足内側に軸があると思って、完璧に左に体重を乗せる。
      • バックスイングは真上に上げる意識
      • ボールを上げる意識は捨てる。
      • 左サイドが伸びたら絶対に打てない。
      • 真上に上げたクラブを鋭角に落としたら、クラブが前に抜けていくイメージ。打った後、右足が前に出てもいいぐらい。
      • 目玉
        • フェイスを閉じる。リーディングエッジから砂に入る。
        • エッジを上から落とすだけ。まさしく薪割りのイメージ。
        • フェイスを閉じたまま上から入れる。
        • 出ていく球にスピンはかからない。グリーンに乗ればいいという気持ちで打つ。
        • 絶対にインパク卜を緩めない。
        • 上から打ち込んで止めればいい。
        • 上げようとする意識は捨てる。
        • 基本の打ち方からすると、悪い打ち方でいい。

        4I

        愛用アイアンは4I-AWの8本セット。4I(24度)は限りなく飾りに近い。藤田寛之プロが「3I抜いても、4Iは抜きたくない。4Iはスイングのバロメーター。」的なこと言ってたから、買ってみただけ。

        ただ、最近は4Iがバッグに入っている。アイアンのリシャフト(同じシャフトのカラー違い・・・)予定だけど、シャフトの納品連絡待ちなので、連絡があればいつでも忘れず持っていけるように。

        今日はあちこち筋肉痛で、ストイックな練習に耐えられなかったので、クラブを取っ替えひっ替えしてたら、4Iが意外とそこそこ打てた。もちろん当たり外れはあって、外れはひどいんだけど、当たると、そこそこ高さが出て180yぐらい。驚いた。Epon AF-901(25度)と比べると高さが足りず、グリーンに止まるとは思えないけど、ちょっと自信がついた。

        この番手は、アイアン型UT(Epon AF-901(25度))封印したから、9W(Mystery C-HT211(25度))か4U(Mystery C-HT711(25度))のどちらか。さすがに4Iのベストショットでも、9W/4Uには遠く及ばない。さすがにラウンドで使うことはないかな。

        LEGACY Black

        LEGACY Blackの7I(34度)と4U(24度)を試打。

        7Iは150-160y。計測の数字を見る限りは、ミスがミスにならない感じ。芯に当たった感触は意外と軟らかく、いい感じ。もし今、アイアンセットが必要なら購入候補かな。

        4Uはウッド型UT。試打の本命はこっち。そこそこオフセットがあり、ウッド系の出っ歯に構えにくさを感じる僕としては気になるクラブ。期待通り結構構えやすい。キャリーで180-190y、ちょっとランが出てる数字。オフセットの影響か、球は低く出ている気がする(鳥かごなので実際は良く分からない。)。かなりヘッドが小さめなんだけど、難しさは感じない。

        ちょっとシャフトが合わないかなと思ったけど、何種類かあるみたいだし、5U(27)、4U(24)当たりは結構気になる存在。

        やっぱり伊澤利光

        久しぶりに伊澤利光のDVD「キング・オブ・スイング」を見た。このときは伊沢さんだったかな。

        やっぱり伊澤プロのスイングはいいなあ。単純にカッコイイ。いいイメージがふくらむ。

        ショートウッド以下はもう少しおとなしいスイングを目指しているけど、ドライバーと3W(僕の場合4W)は伊澤プロぐらい振れたら気持ちいいだろなあ。

        正直なところ、僕は伊澤プロの全盛期を全く知らない。ゴルフを始めたのが2008年夏だから。ただ単純にスイングを見て、カッコイイなと思っただけ。でも、伊澤プロには復活してもらいたいなあ。

        年齢?怪我?クラブの変化への対応?モチベーション低下?

        不調の原因は分からないけど、遅れてやってきたファンとしては、伊澤プロの優勝をぜひ見てみたいと思う。

        2011年9月3日土曜日

        B1タイプのレッスンプロ

        レッスン書、レッスンDVDを出してるレッスンプロはたくさんいるけど、正直なところ、どの人もしっくりこなかった。唯一、自分のスイング(自分が直接プロから教わっているスイング)にイメージが近いなあと感じたのがフェニックスの鶴見功樹プロ。

        実は、4スタンス理論で言うところの、B1タイプに親和性のあるスイング理論だと思う。

        「プリンシプル・オブ・ゴルフ」しか見たことなかったけど、他のレッスン書・DVDもちょっと見てみようかなという気になった。

        芹澤信雄の飛ばしの極意

        久しぶりにDVD「芹澤信雄の飛ばしの極意」を見た。

        「飛ばし」というタイトルだけど、芹澤プロのスイング論の基本に触れられるDVD。特に飛ばしに特化してはいない。ま、正しいスイングの延長線上に飛ばしがある、という趣旨がDVD中でも述べられているので、別に看板に偽りありって訳ではない。

        個人的には、「飛ばし」ではなく、藤田寛之が師事する「芹澤信雄のスイング論」に興味があって購入したので、大満足の内容。

        藤田プロは少し変則に見えるけど、芹澤プロはオーソドックスなスイング。素人目に見ても、無理がなく、バランスがいい、スムーズなスイング。男子プロはとても真似できない、いかにもアスリートなスイングの人が多いけど、芹澤プロのスイングなら何とか真似できそうな気がする。何となくだけど、宮本プロの方が芹澤理論に忠実なオーソドックスな感じかな。

        旬な選手って訳でもないので、映像素材はなかなか手に入らないから、ちょっと高価ではあるけど、個人的には買って正解だったかなと。

        夏合宿(レッスン)

        08/28-30の夏合宿でのレッスン内容について。ラウンド結果はこちら。

        今年の夏合宿に向けて、テーマをこんな感じで設定した。
        • 1打でグリーンに乗せるバンカーショット
        • 100y以下の距離の打ち分け
        複数のプロに教えて頂けるチャンスなので、積極的にいろいろ疑問をぶつけてみた。また、最近、ショットがやや乱調で、特に、ミニ・スイングでも引っかけフックが出るのを修正できればとも。

        プロから教わったことを忘れないうちにメモ
        1. バンカーショット(Fプロ)
          • テーマ:距離を出せないときの打ち方
          • スクエアに構えてボールを左足前にセット
          • 左足を後ろに引く(右足軸に回るのではなく、後ろに引くだけ)
          • フィスをオープンにする
          • スタンスなりにスイング
          • バンス(ソールのヒール側)からドンと鋭角に落とす
        2. 100y以下の打ち分け(Kプロ)
          • テーマ:50y以下の中途半端な距離の克服
          • クラブを全く走らせずに、体幹だけで、体の回転だけで打つ
          • 緩まずに小さく振る
        3. スイング(Fプロ)
          • 右肘が体にくっつきすぎ
          • 結果的にインサイドに引きすぎ、フラットすぎるスイングになっている。
          • 真っ直ぐ打てるゾーンがピンポイントになっている。
          • 右肘が体に付いていていいのは4時〜8時ぐらい。
          • 右肘を上げて、トップで二の腕が水平になるぐらい。
          • (手と体の一体感がなく落ち着かないとの疑問に答えて)右脇の空間の空気も含めて、一体感を持ってダウンスイング。
          • バックスイングで少し右に流れている。その場で回る、ねじる意識。(Tプロ)
        バンカーの距離を出さない打ち方は、過去一番のいい感じ。細かい疑問を全部ぶつけて、迷いがすっきりした感じ。

        100y以下の打ち分けはとりあえずヒントをもらった段階。合宿では試せなかった。今朝、練習場で試してみたら、苦手だったPWで30yが、意外と上手く打てた。とりあえず今日のところは30-50-70yの距離打ち分けができた。これが安定すればかなり武器になる。

        スイングの指摘は実は最大の収穫だったかも。劇的に、ドライバーがよくなり、他のクラブにも好影響が。より、アップライトなプレーンになり、左右のブレが少なくなった。最近の小さいスイングでの方向性の乱れの原因にもつながっていたようで、今日は小さいスイングの方向性が安定していて好感触。

        今年の夏合宿は、収穫あり。

        長尺ドライバー orz

        最近、ドライバーが好調なので、以前作った長尺ドライバーを練習場で打ってみた。今なら上手く打てるのではと淡い期待を持って。

        結果は惨敗。超弱ドライバー。orz

        球が上がらないし、掴まらない。ミート率が極端に悪い感じ。まあ、当分眠らせておくしかないかなあ。現在使用中のドライバーは「13度/43.75inch」。長尺は「10度/47inch」。極端にスペックが違いすぎるのかもしれない。上手く打てないクラブで打込みまくると、スイングを壊しかねないので、早々に諦めた。

        これまでいい感じで使えたドライバーで一番長かったのがR9の45inch。ここら辺が適切な長さなのかも。

        どっちにしても、ドライバーの飛距離でスコアが変わるようなゴルフはしていない。今のドライバーで、ターゲットを狙えるように精度を上げる方向で、向上を目指そう。

        2011年9月2日金曜日

        セッティングについて決断

        1. 9WをNS.850FWにリシャフト。
          アイアンより重い島田のK'sFWを使っていた9Wを、7Wと同じNS.850FWにリシャフト。揃える必要は感じていて、でも、どっちに揃えるべきか、カーボンも含めた第3の選択肢を探すか悩んでいた。悩む時間が無駄なので、とりあえず7Wに揃えてみた。
        2. アイアンをリシャフト
          現在のアイアンは使い始めて丸2年が過ぎ、3年目に突入したけど、何の不満もない。ヘッドは軟鉄鍛造の小さ目ポケキャビで、シャフトはK's2001α。球も上がりやすくゴルフが楽。ただ、世の中にはより易しいアイアンがあって、それを使うとゴルフがより簡単になるのかな?という迷いは常にある。その迷いを消すために、アイアンをリシャフト。リシャフトと言っても、同じシャフトを別カラーにするだけで、道具としては変わらない。ただ、お金を使うことで、もう2年、3年とこのアイアンとお付き合いするぞ、という覚悟を作るため。
        3. EPON AF-901を封印
          EPONのAF-901(アイアン型UT)を封印することに。FWやハイブリッド(ウッド型UT)に構えにくさを感じていて、何だかんだと2年半ぐらい使ってきた愛用クラブ。僕のHSでも十分球が上がり、逆に、低い球を打つのも簡単で、ティショット、レイアップに非常に重宝していた。転がしアプローチを覚えたクラブでもある。ただ、FW・ハイブリッドと比べるとやはり難しい。元々は、OB・林にしかいかないドライバーの代わりに150-180yのティショットのために使い始めたけど、今では、ドライバーの方が安心して打てる。今、EPON AF-901を使い続けるのは、愛着と見栄だけ。練習をFW・ハイブリッドに集中させよう。
        ということで、セッティング絡みの悩みを一掃。
        1. 1W Kamui Ashiri 420(13)
        2. 4W Mystery C-HT311(#4/17)
        3. 7W Mystery C-HT311(#7/21)
        4. 9W Mystery C-HT211(#9/25)
        5. 5H Mystery C-HT711Hybrid(#6/28)
        6. 6I TGF HandCraft Proto(31)
        7. 7I TGF HandCraft Proto(35)
        8. 8I TGF HandCraft Proto(39)
        9. 9I TGF HandCraft Proto(43)
        10. PW TGF HandCraft Proto(47)
        11. AW TGF HandCraft Proto(51)
        12. SW Mystery MW-102(57)
        13. PT TGF Newton Proline
        14. エキストラ・クラブ
          • 長尺ドライバー(10)
          • ブラッシー(14)
          • 4H(25)
          • 5I(28)
        今回でクラブに関する迷いがだいぶ吹っ切れた。あとはSWだけ。自分の基本の打ち方と、先日プロに教わった打ち方の両方がやりやすく、結果もいいSWを手持ちのクラブから選び終えたら、当分、セッティングは固めて、練習あるのみ。

        2011年9月1日木曜日

        「よく使うクラブ」を練習しよう

        現在の13本セットはこれ。
        1W(13)/4W(17)/7W(21)/9W(25)/5H(28)/6I(31)/7I(35)/8I(39)/9I(43)/PW(47)/AW(51)/SW(57)/PT
        この13本を使用回数、スコア影響度の観点からランク付けをしてみた。こんな感じ。練習内容の見直しが必要かな。5Hはもっと練習したほうがいいと感じた。
        1. PT
        2. PW/5H
        3. 1W
        4. 8I/9I/AW/SW
        5. 4-9W/6-7I
        1. PTは使用頻度が最も多く、上手くなれば確実にスコアが減る。
        2. PWは110y以下で迷わず使うクラブ。1パット圏内に乗せたらパット数が減り、スコアに直結。
          5Hはレイアップや、150-180y先のグリーンを狙うクラブ。レイアップではスコアは減らないし、150-180yを狙って1パット圏内は無理がある。でも、使用頻度が高く、ミスなく、そこそこの結果が得られれば、スコアには好影響まちがいなし。
        3. 1Wは14回使う。14回しかという人もいるけど、「14回も使う。」と考えたい。Par4/5のティショットはあくまでレイアップ。レイアップ自体ではスコアは良くならない。でも、大きなミスがなくなることで、結果的にスコアは良くなる。
        4. 8I-SWはグリーンを狙うクラブ。1回でグリーンに乗ればアプローチの1打を減らせる。1パット圏内に乗ればもう1打減らせる。1本ごとの使用頻度は低いけど、スコアメイク上重要なクラブ。
        5. 4-9W/6-7IはPar3のティショットで使うのがほとんど。現在のところ。ほとんど練習は必要ないし、練習するとしてもティアップして、グリーンを狙う意識での練習が必要。

        藤田寛之プロのパッティング

        書籍「ツアープロが明かすゴルフ上達メソッド108か条」の中から、藤田寛之プロのパッティングレッスン「藤田寛之の流儀パットがうまくなる8か条」の読書覚書メモ。分かるような分からないような内容もあるので、何をどの程度取り入れるかどうかは要検討。
        • パットはパターヘッドを振り子のようにストロークするのが基本
        1. アドレス
          • 振り子ストロークを可能にするアドレス
          • ドッシリと安定した下半身+懐の広い上半身
          • スタンス幅を肩幅程度に広げ、地面に対して真っ直ぐ立つ
          • 目上の人に挨拶するように腰から上半身を前傾
          • 膝を曲げる
          • グリップの力加減はヘッドの重さを感じられる程度
        2. インパクト
          • ストローク最下点よりもボール1個分左サイドでインパクト
          • ボール位置は左目の下。
          • パターヘッドが最下点を通過後インパクトを迎える→オーバースピンが加わる
          • ストロークの最下点よりもボール1個分左サイドが理想のインパクトポイント
        3. ストローク
          • スタンス幅内はパターヘッドを真っすぐ振ることがストロークの基本
          • アドレス時の手首の角度を変えずにストロークする
          • ヘッドをどこまで振り出すのか−それをアドレス時に予め決めておき、その地点までヘッドを振ることで「ヒット」から「ストローク」になる。
          • ストロークの最終地点からヘッドが振り戻されてくるイメージで、バックストロークがスムーズになる。
        4. フォロースルー、フィニッシュ
          • インパクト後にパターヘッドが左足を通過するまで目線をボールがあった位置に釘付けにしておくこと。
          • パターヘッドが視界の左端に到達するまでインパクト地点を見続けるイメージ。
          • 視界の左足からヘッドが消えた(左足前をヘッドが通過した)時点で、カップ方向に転がっていくボールを追うように顔を向け、目線を向けることで大きなフォロースルーとしっかりしたフィニッシュが取れる
          • スタンス幅内は真っ直ぐにストロークし、左足前をヘッドが通過するまで、頭、目線をアドレス時のボール位置にキープ
          • ショートパットはカップインの音を左耳で聞く。勇気を持ってあえて視覚ではなく聴覚で確認する。
        5. 転がり(球質)
          • ツアープロは試合前の練習グリーンで、パッ卜ストロークの精度を高めるためにたっぷり時間をかけます。試合中は「仕方ない。運がなかったと割り切り、ストロークの仕方をあれこれ考えることはしません。悩み始めたらきりがなく、深みにはまったのでは取り返しがつかなくなってしまうからです。しかし、ホールアウト後は練習グリーンに直行。自分が納得するまでパット練習を繰り返します。
          • ミスの原因を追究する際、ストロークだけでなく、ボールの転がり方をチェックする。
          • 「伸びのある球」、カップに向かってキレイに順回転で転がっているか。
          • ヘッドの芯でインパクトし、以降、ヘッドを低く長く振り出す動作によってボールに順回転が加わる。
          • 転がりだしたボールの後を追うようにヘッドを振り出す。 
        6. 距離感
          • パットの距離感は感性が優先。振り幅よりも、感性優先がベター。
          • ボールをトスする感覚で距離感を磨く。
          • 振り幅よりもヘッドスピードの感覚を優先する。
          • 3球使って、同じ振り幅で、50cmオーバー、50cmショート、ジャストタッチの3種類を、ヘッドスピードの差で打ち分ける練習をする。

        2011年8月31日水曜日

        ハーフで3個パーをとる方法

        「84=90-6」ということで、ボギーペースで回りつつ、3Hに1個、ハーフで3個のパーを取って「84」達成、というのが現在の目標。

        ダボ撲滅は別のテーマとして考えるとして、ハーフで3個パーを取るには具体的にはどのホールでパーをとればいいのか。どういう考え方が、スコアメイク上で好ましいかを考えてみる。前提条件になるコースの正確や個人の技術がバラバラだから、いろんな考え方があり得るのは当然だけど。
        1. 全ホールパーを狙う。
          もちろんあり。とにかく狙える限りパーを狙う。パーの可能性だけを考えればこれがベスト。でも、問題はパー狙いにはリスクが伴い、ダボの可能性も高まること。スコアメイクという意味では、やはりパーを狙うべきホールを絞り込む必要があると思う。
        2. HDCPが多い方から3つのホールでパーを狙う。
          これは1つの有力な考え方。ホールの難度は人によって様々だろうけど、HDCPはある程度の目安になるのは間違いない。HDCPの数字が大きい方から3つ(ラウンドで6つ)で確実にパーを取りに行くのは、ダボ・リク低下にとって大きな意味がある。
        3. Par3でパーを狙う
          これも1つの有力な考え方。Par3はティショットをグリーンオンすればパーオン。Par4ならナイスショットが2つ必要、Par5ならナイスショット3つは要らないまでも、そこそこのショットを3つ続ける必要はある。その点、Par3は、ティショット成功だけでOK。プロのようにバーディを狙うとリスクは高いかもしれないけど、ピン位置にこだわらう、グリーンにポーンと乗せるだけでいい。そう考えると、Par3でパーを狙う方針自体は良い。実際、自分のパー率を調べると、Par3が頭ひとつ抜けている。
          ただ、残念ながらハーフでPar3は2個しかない。ハーフで3このパーを取るためには、Par3でパーを取るだけでは足りない。
        4. Par5でパーを狙う
          ありうる考え方だと思うけど、これは微妙かな。現在のレベルではPar5で叩くことが多いのが現実。結果的にパーが取れることは多くても、ダボのリスクとも背中合わせだ。現時点では、この考え方は採用できないなと思っている。僕自身の場合、Par5のPar率は、意外とPar4と大差ないというデータも無視できない。
          もちろん、Parが取りやすい、易しいPar5もあるとは思うけど、それは、1に含まれているかな。
        とりあえず、思いつくのはこんなところ。まとめるとこんな感じになるかな。
        • Par3はパーを狙う。
        • HDCPの多い3ホールはパーを狙う。
        • 他のホールは原則ボギー狙い。
        この考え方だと、ハーフで3〜5ホールはパー(パーオン)を狙うホールがあることになる。そのうち何ホールでパーを拾えるかがポイントになる。これまでは、特に意図せたまたまパーが出た、という感じのラウンドだったけど、これからは意識して、3〜5ホールはパーを狙ってみる。

        夏合宿(ラウンド結果)

        28-30日はゴルフ場に泊り込みで、プロのレッスンを受けつつ、2.5ラウンドプレイ。とりあえず、ラウンド結果。

        プロから1点だけバックスイング、トップの修正を受け、その修正がスッと腑に落ち、練習時間も十分あったので、ショットはかなりいい状態になった。パッティングがあまりにひどく、リズムに乗れない苦しいラウンドだったけど、ショットには一筋の光明が。

        スコアは、「84のゴルフ」とは程遠く、「90のゴルフ」でさえなく、「100切りのゴルフ」というのが飾らない評価だと思う。でも、ショットは逆に「84のゴルフ」に十分。自信になった。
        1. 28日
          • 48(19)
          • 2パー、4ボギー、2ダボ、1「+4」
          • 2ダボはどちらも3パット絡み
          • 「+4」はティショットを林に入れたのとバンカーホームラン
        2. 29日
          • 92(38)
          • 4パー、8ボギー、6ダボ
          • 3パットが5回、カラーからパター3回を含めると7回
          • パターで打った数は41
          • ダボ4回は3パット絡み、残り2回はショットミスが2回重なった
        3. 30日
          • 96(40)
          • 2バーディ、1パー、7ボギー、5ダボ、3トリ
          • 3パットが7回、3パットが7回(4パット1回含む)、カラーからパター3回を含めると10回。
          • パターで打った回数は46
        (良かったところ)
        • 全ハーフで50を切った
        • ショットはとても良かった
        • マネジメントも比較的上手くいっていた
        (良くなかったところ)
        • パターの距離感が全くダメ
        • ただ、グリーンが非常に重く、プロも「まともなタッチを持っている人は、今日のグリーンではなかなか入らない。」と仰っていたので、それを心の支えに。

        2011年8月27日土曜日

        バンカー対策まとめ(基本)

        「岡本綾子LESSON!」(岡本綾子)を読みました。バンカーショットのところで、いいフレーズに出会ったので、自分のバンカー対策に取り入れようと。
        クラブヘッドを落とす位置はボールの後方2〜3センチの砂面です。(中略)結局、想像上のラインに、いかに集中できるかどうかが、バンカーショット克服の第一歩。
        僕自身のまとめでは、「ヘッドの落とし所だけを見る(ボールは見ない)」としていたけど、少し、強調が足りなく感じたので、岡本さんのフレーズも加味してみよう。

        ついでに、DVD「石川遼からの挑戦状」のアドバイスもいい感じだったので付け加えてみる。
        • とにかく1回で脱出し、グリーンに乗せる。
        • 特別な打ち方はしない
        • スクエアに構え,スクエアに振る。
        • フェイスは「限りなくスクエアに近いオープン
          →ヒール側のソールから接地させるイメージを持つ
        • コックを使って・・・とかは考えない。普通に振るだけ。
        • ボール半個~2個手前にヘッドを落とす。
          →その位置にあわせてスタンスをとる。
        • ヘッドの落とし所に集中し、その砂だけを見る(ボールは見ない)
        • 振り幅は小さく(ヘッド落とし場所を正確にするため)
          • アプローチ,振り子スイングも使える
          • 高さが必要なときだけ大きく振る
        • クラブはAWで十分(バンス角は小さくても,小さい分スパッと抜ける)
        • 手前の砂を「どう打つか、どう飛ばすか」イメージする。
          • 低く出すには砂を「前に、遠くに飛ばす」意識
          • 高く出すには砂を「上に、近くに飛ばす」意識

        アプローチはPW1本で。

        アプローチは基本的にPW1本。最近は30-100yの打ち分けもPWでできないかと考えるぐらい。

        アプローチは打ち方は1つにして、7I-SWを使って、エッジから1-2mのグリーン上に落として転がすのが最も確率が高いとよく言われる。藤田寛之プロや中部銀次郎さんなども。僕自身もこの考え方は正しいと思う。

        ただ、アマチュアがこれを実行するには1つ問題がある。

        どのクラブが適切かは、ボールのところまで行ってみないと分からない。よくあるカートを使ったプレイの場合、ボールのところまで7I以下の6本(5I以下なら8本)を持っていくというのは非現実的だし、キャディさんにもいい迷惑。

        カートにバッグを積んで、必要なクラブだけ持ってボールのところに行く、という一般的なアマチュアのプレイ方法を前提にすると、上記の正しい考えを実行するには困難を伴う。

        ということで、僕はPW1本派。

        よく「1本のクラブに経験値を集中させたほうがいい」という理由で、アプローチは得意クラブ1本で、という人がいるけど、僕はそれとはちょっと違う考え。積極的な選択というよりも、妥協、手抜き、現実的解決方法って感じかなあ。ま、実際問題しょうがないと思う。

        なぜPWかと言うと、転がしだけでは無理があるし、SWでキャリー・ランを安定させるのは難しい。程良いのはPWかAWだけど、スイング作りで一番練習しているのがPWだから、一番自信がある。

        特別な打ち方はせず、スイング作り、ビジネスゾーンのプレーン作りでやってるミニ・スイングで、アバウトにキャリー・ランをイメージして、ピッチ&ラン。グリーン上に落とすことにも必ずしもこだわらない。案外何とかなる。そもそもピッタリ寄せる必要もないし。

        もっとも、PW1本にこだわりはない。クラブを持ってさえいれば、8Iで転がしたり、SWで上げたり、ちょっとランを加減するイメージで9I、AWを使ったりもする。クラブを持ってさえいれば、です。PW1本派、というよりも、「PWか今持ってるクラブで何とかしよう。」派なのかな。

        もし、もっと上のレベルを目指すようになると、いろんなクラブを使い分けるようになるのかも。でも、そのときもPWの経験値が、前後2番手8I-SWぐらいに活きるだろうから、現状の方法論は穏当かなと思う。

        84を目指すセッティング

        いろいろ悩んでいたけど、とりあえず基本の13本固定します。
        1. 1W Kamui Ashiri 420(13)
        2. 4W Mystery C-HT311(#4/17)
        3. 7W Mystery C-HT311(#7/21)
        4. 9W Mystery C-HT211(#9/25)
        5. 5H Mystery C-HT711Hybrid(#6/28)
        6. 6I TGF HandCraft Proto(31)
        7. 7I TGF HandCraft Proto(35)
        8. 8I TGF HandCraft Proto(39)
        9. 9I TGF HandCraft Proto(43)
        10. PW TGF HandCraft Proto(47)
        11. AW TGF HandCraft Proto(51)
        12. SW Mystery MW-102(57)
        13. PT TGF Newton Proline
        あとは、7W/9WのシャフトをNS.850かカーボンで揃えて、この13本は確定。14本目のエキストラクラブは、2Wか5I。どちらもなくて困るクラブではない。練習場での気分転換用に、一応バッグには入れておく。

        ミドルアイアンは難しい

        今朝もいつもの練習メニュー(PW50球、7I50球)。どっちも出球から左でダメダメ。出球を揃えることに専念し、100球を終える。その後、ショートウッドとハイブリッドの打ち比べ。ショートウッドの圧勝。そろそろこの番手はショートウッドと決めて、9WのNS.850へのリシャフトか、7W/9Wともにカーボンにリシャフトか、そこら辺の検討に入ろう。

        その後は、朝霧CCを想定して仮想ラウンド。「Par4の2打目、Par5の2、3打目は7Iを使い、易しいアプローチでボギーオンを狙う」という方針でやってみる。まだまだ7Iに自信が持てない。いい日もあれば、悪い日もある(当たり前か)。最近は、4U/5Hを使ってた場面で、自信を持ってミドルアイアンが使えるようになりたい。最低でも6Iまでは自信を持って振りたいなあ。5Iは上手く打てるようになっても、5Hより結果が良いことは考えにくいかなぁ。でも、がんばろう。

        5-7Iで140-170y先のグリーンを狙える日が来ることを信じて、基本の徹底あるのみ。

        2011年8月26日金曜日

        「ゴルフ4スタンス理論」の読書メモ

        本家廣戸聡一さん監修の「ゴルフ4スタンス理論」の読書覚書メモ(B1タイプのための)。個人的には、「あ・うんのゴルフ」よりはこっちの方が好きかな。ま、どっちも必読か。4スタンス理論を意識するなら。

        • Bタイプ
          • 手の平や足の踵が動作の起点、バランスの中心(膝・みぞおちはフリー)
          • 片足の踵、股関節、首の付け根を一直線に並べて運動軸を作ると安定
          • 後ろ足が運動の起点。
          • 押して打つ。押し腕、押し足が運動を主導。
          • 力強く沈みこみながら(or足を踏み込みながら)インパクト
        • 1タイプ
          • 足の内側が動作の起点、バランスの中心
        • パラレル(B1)
          • 体重は両足に均等に乗せ、体重移動が少ない。
          • その場でスピンするイメージ
        • グリップ
          • パームグリップ
          • 人差し指、中指の付け根からクラブを当てていく。
          • 右手から握る
          • 親指・人指し指の交差部がシャフト上部に乗るように握る(脇が締まる)
          • 上体を立てたまま、クラブを腰の高さで水平に持ちグリップしてから、前傾を作る。
          • グリップは太めが相性がいい
        • セットアップ、アドレス
          • シュラッグ:腕をほとんどふらずに垂らして、息を小さく吸いながら胸を開き、大きく吐きながら、肩を後ろから前に回し胸を小さく閉じる、再度、大きく息を吸いながら胸を開く
          • 右手でクラブを持ち、右足からアドレス。
          • 右足底、右股関節、首付け根を垂直に合わせるように運動軸を作る。
          • 次に、左足を入れて、スイングしやすいアドレス幅に、左足で調整。
          • やや狭いアドレス幅、内股を閉めるイメージ。
          • 体を地面に押しこむように、圧力をかけるように力強く、どっしりした安定感を意識する(全タイプ共通)
          • 骨盤をしっかり落として、腰で立つ感覚
          • 背筋は十分伸ばして胸を張る。
          • 太ももの内股を閉める。
          • ややハンドダウン
          • 首の付け根でボールと相対するイメージ
          • 体重はほぼ中央
          • 膝にゆとりを持たせる。
        • バックスイング
          • シャフトが水平になるまでは股関節、そこからは首の付け根を支点に動く
          • 背骨を中心に体幹が回転するイメージ
          • 左サイドが前に、右サイドが後ろに回る
          • 首の付け根でボールを捉えるイメージで、体幹が始動
          • 常に首の付け根でボールを捉えるイメージ
          • 肩や腰が、地面と水平に捻れていく
          • 押し腕である左腕でバックスイングを主導
          • 脇をしっかりと締める。体幹内に脇を納めておく意識。
          • 浮き上がらずに、沈み込むイメージ
        • ダウンスイング
          • 1(バックスイング)・2(一瞬右運動軸を溜め込むリズム)・3(開放してダウンスイング)のリズム。
          • 右サイドの押し腕、押し足でダウンスイングを主導する。
          • 右足で踏み込み、右手で押し込むイメージ
          • 体幹は水平にスピン
          • 背骨背中側に軸の意識、首の付け根でボールを捉えるイメージ
          • 体幹主動を徹底
        • パッティング
          • 足裏と腰は絶対に動かさない
          • 股関節に重心を感じる
          • 頭の付け根をフリーに。体幹が動いても頭の付け根は独立にボールを捉えるため。
          • 脇を絞り、背筋を意識する。

        さて、4スタンス理論のB1タイプの特性、考え方はこれでひと通り把握できた。「運動軸」っていう概念が、分かったような分からないような感じではあるけど。

        問題は、いくつかのイメージは今の自分の理解を深める有意義なもののように思うけど、いくつかは今のスイングと矛盾するものであるところ。特にグリップかなあ。まあ、グリップの修正は本当に大変なことだから、やるとしても少しずつ少しずつ。あんまり気が進まないなあ。本のグリップはちょっとウィークすぎる。ある意味、Ben Hoganのスクエアグリップに近いかもしれないけど、ちょっとなあ。B1の藤田プロだって超ストロングだし。ま、適度な距離感を保ちつつ、参考になるところから学んで行こう。

        2011年8月25日木曜日

        1人の人に師事すること

        僕はレッスン・プロの本・記事等はほとんど読みません。読んだ時期もありましたが、今はほとんど読まないし、むしろ意識して避けています。

        ゴルフを始めた当初から直接プロ(師匠)に教わっていて、師匠以外の言葉は雑音だと思っています。それが教えたがりなアマでも、レッスンプロでも同じです。師匠を信頼しているのはもちろんですが、スイングの考え方は人それぞれで、2人以上から話を聞くと余計な悩みが生じるだけだと思うからです。

        師匠の教えは忠実に記録として残してあり、定期的にそれを見返し、自分の言葉にして、再度、師匠にぶつけて、共通理解が得られているか確認します。その上で、何人かのツアー・プロのスイングはお手本、参考にしています。自分の中でいいイメージをふくらませるために。師匠から教わったスイングのイメージと合わないプロは、たとえ好きでもお手本にはしません。さらに、実際のスイングに取り入れるときは、できるだけ師匠に意向を伝えて、意見を聞くようにしています。

        師匠は人格的にも素晴らしく、ヘボな自分の意見も真剣に聞いてくれるし、かと言って、お客様扱いで何でも尊重する訳でもなく、ダメなものはダメ、時期尚早ならまだ早いと、ハッキリ言ってくれるので、大いに助かります。とにかくやれ、ではなくて、会話、やりとりを大切にしてくれます。唯一「とにかくやれ。」と言われた記憶があるのは、まだ数ヶ月の頃に「どこが悪いですか?」と聞いたら、「悪いところはたくさんあるから、1つ直せば上手くいく訳じゃありません。とりあえず今はここだけに集中してください。」と言われたときぐらいですね。率直な方です。

        幸い、こういう師匠に出会えたことで、「他の人の言うことは雑音」という軸ができたように思います。

        最近、藤田寛之プロのDVDを見ていたら、同じようなことを仰っていました。芹沢信雄プロを師事していることは有名ですが、片山晋吾からのアドバイスなども、いったん芹沢プロを通して、その上で採否を決めるという徹底ぶり。

        僕みたいな何もわからないヘボならともかく、トッププロになってなお、その軸を微動だにさせないのは、すごいことだなと。自分もそうあるべきだとの思いを強くしました。

        4スタンス理論に基づいて、B1とされる今田竜二プロ、岡本綾子プロのスイングDVDを衝動買いしてしまったので、気をつけろよと自戒の念をこめて。

        とにかく一人の人に師事し、愚直に積み重ねるのみ。