2011年9月18日日曜日

ノーミスゴルフ志向

ANAオープンをテレビ観戦していて、しみじみ痛感。プロのリカバリー技術は尋常じゃない。

プロはミスをしても何やかんやでパーセーブしてくる。ひどいミスが続いても少なくともボギーには収めてくる、長いセカンドを残してもグリーンに届かせてくる、グリーンを外してもアプローチ、バンカーショットでピタっと寄せてくる、難しい距離が残っても1発で決めてくる。木がブラインドでもインテンショナルに曲げてグリーンを狙ってくる、林に入れても出すだけではなくグリーンに近づけてくる、それどころか乗せてくる。

とにかく、リカバリーの技術が半端ではない。そういうのを自分が真似するのは無理だと思う。

基本的には、ノーミスのゴルフを目指すべき。もちろん、「250y飛ばしてFWキープ」とか「180yを絶対に乗せる」とか、できないことをやってノーミスってのはありえない。できることの範囲内で、ノーミスのゴルフを目指すしかない。

そして、ミスをしたときは素直に「+1」を受け入れるしかない。ときには1回のミスで「+2」のこともあるかもしれない。それでも、受け入れるしかない。「+1」(ときには「+2」)を受け入れる覚悟がミスの連続を防いでくれる。ミスをなかったことにできるリカバリー技術は持ち合わせていないことを自覚しなければならない。

実際のラウンド結果が雄弁に物語っている。ちょっとのミスで、簡単に1打、2打のロスになる。特にボギー狙いのホールはちょっとしたミスですぐにダボ。ラウンド中もそのことにストレスを感じることが多い。何でこんな簡単に崩れるんだろう、と。でも、そのストレスは単なる自信過剰だ。リカバリーの技術がないんだから、1回のミスが1打のロスになるのは当たり前のこと。

だからこそ、ティショット・レイアップ・グリーンを狙うショット・アプローチといった、絶対に必要になる技術の精度向上の努めて、しかも、できることの範囲内でノーミスを目指してラウンドすることが必要になる。

ミスを帳消しにするリカバリーなんかできない、ミスは確実に「+1」になる、「+2」にしないためにどうするかしかない、という徹底した割り切りと、それ故にノーミスのゴルフを志向すること。

精度を高めるための練習に取り組む意識と、ラウンド時の安定したメンタルのために、ちょっと極論かもしれないけど、シビアな現実と向き合ってみた。

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