2011年9月25日日曜日

スイング上達の順序

『スコアアップの急所・再発見』(藤田寛之・宮本勝昌、学研)にこんなやりとりがある。
宮本:師匠(芹澤信雄)の教えに、「ゴルフはスライス、フック、フェード、ドローの順に覚える」というのがあるんですよね。
藤田:うん、最初はボールが右に曲がるスライス。そのうちつかまえられるようになるけど、今度は引っかけに悩み出して・・・・。
宮本:大抵のアマチュアはそこで止まっちゃうんですよね。その点、われわれは体の回転を覚えてフェードまで進み、今ではさらに一段階上のドローにも挑戦中。うん、プロっぽい。
藤田:まぁ、でも基本的にわれわれの持ち球はフェードだよね。
宮本:はい、特にボクなんかフェードを打っていないとスイング中に体が止まっちゃうタイプですから。
藤田:オレもヘッドを上から下ろしてボールをとらえるのが信条だから、ドローを打つことはあっても、あくまでフェードありき。
前半はスイング上達の順序について。 「スライス→フック→フェード→ドロー」だそうだ。ちょうど、雑誌ALBAの最新号(10月13日号)から芹澤信雄プロの6号(3ヶ月)連続分冊レッスン「真ゴルフ理論」が始まり、その第一弾がフェード。その中で、上達の過程をこう説明している。
ゴルフを始めてからすぐに悩まされるのは、ほとんどの人が「スライス」でしょう。それを何とか防ごうとして、手先でクラブを振るようになり、「引っかけ」が出始める。その後、試行錯誤しながら、なんとなく体の使い方がわかってきて「フェード」が打てるようになり、最終的には多くのアマチュアゴルファーが憧れる「ドロー」が打てるというのが基本的な上達の過程です。
 当たり前だけど、師弟揃って、確かに同じことを言っている。この上達過程モデルによれば、僕は、2.フック(引っかけ)の段階にいて、体の回転を覚えて、3.フェードの段階を目指しているところってことになるのかな。

芹澤プロも「フェードが最も安全で、最も本番に強い球筋」というぐらいなので、その先のドローは忘れて、とにかく体の回転を覚えて、フェードを身につけようってことになるのかな。

とりあえず、目指す方向性は間違っていないことを確認。

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