昨日のラウンドは右斜め45度にすっ飛んでいく球の連発で参りました。前回ラウンドでも,1球出て,隣のホールにすっ飛んで行って,「+4」の大叩きがありましたし,練習場でもちょこちょこ出ていたので不安はありましたが,ここまで連発したのは初めてでした。
「右にすっ飛ぶ球」というと,シャンクをイメージすると思います。実際,たくさんシャンクも打ちました。ただ,全部が全部シャンクという訳ではなくて,フェイスに当たってはいるけど,右にすっ飛んで行く球もあります。むしろ,そういう球の方が飛ぶ分だけ怪我がひどい。
ラウンド終了後,風呂にも入らず,ゴルフ場から練習場に直行しました。黙々と球を打っているとレッスン仲間のほぼシングルさんが登場。しばらくスイングを見た後,アドバイスを頂く。
ダウン始動時に右肩が落ちて,軸が右に傾いている。その結果,フェイスを開いたまま,振遅れ,フェイスターンもないまま当たっているとのこと。ダウン時に右肘を脇腹の方にグッと引きつけるけど,そのとき右肩まで下がっている,右肩の高さはそのままで,右肘だけを引きつける動き,とのこと。
言われてなるほど。ここ最近,球のつかまりが悪く,「インサイドからクラブを下ろす」を意識すればするほど,却って球が掴まらない感じでした。インサイドから下ろす意識が,右肩の下がりにつながってしまっていたことをようやく分かりました。
ダウン時に右肩をトップの位置に残すことを意識してティアップした球を打っていたところ,自然と腰から下で右肘が伸びていき,インパクトゾーンで腕の入れ替えが起きて,球が掴まるようになりました。なるほど,右肩が高い位置に残るから,こういう動きが自然にできるのか,と。
ここまで分かると,「軸を傾けずに,腰を水平(レベル)にターン」とか,「右肩をトップの位置に残す意識」とか思い出します。そういうチェック事項があることは知識としては知っているのですが,肝心の自分の動きの方が分からない。自分がどういう動きをしているか分からないので,どのような処方箋が有効かが分からなかったのです。
ただ,今回のことで,自分の中の違和感,ひどい結果が,自分自身の動きの認識とセットになりました。これはかなり大きな進歩。というより,ここまでつながって初めて進歩。自分なりに意識して練習するだけでもだいぶ良くなりましたが,より効果的なドリルに取り組みたいところ。次回レッスンでプロに相談してみようと思います。
今回のラウンド自体はかなりキツイ経験でしたが,得たものは大きいと思います。これまでも突如,右にすっ飛ぶ球が出て,応急処置をしているうちに,スイングがグチャグチャになることがよくありました。根強かった症状を特定し,その根本治療ができるチャンス。丁寧に取り組んで,根絶したいと思います。
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