2010年2月2日火曜日

90で回るための条件

『簡単に10打縮まるラウンド技術』(北野正之)を読んだ。良書だと思う。ただ,90を切るための技術的条件を次のように書いていた箇所はどうしても納得できない。

①1打目:150y飛ばせる
②2打目:100y以上飛ばせるクラブがある
③3打目:残り50y以内から5球中3球,グリーンに乗せられる
④4打目:10mから5球中3球,1.5m以内に寄せられる
⑤5打目:1mを5球中3球,カップインできる

どう考えても,この条件では90は切れない。1打目150y,2打目100yで250yしか進んでいないが,3打目が残り50y以下ってのはパー4としてはかなり短い。ましてやそこから5球中3球しか乗らないなら,2球は寄せワンしなければならないが,そんな技術的条件は上げられていない。

良書だけど,これはいくら何でも非現実的。

では,90で回るための条件とは?

次回ラウンド予定のコースを使って,妄想ラウンド。
=====================
富士宮GC/reg/A-Green

(基準距離)
2W(180y)/5I(150y)/8I(120y)/9I(110y)/PW(100y)/AW(90y)/SW(75y)

1H:516y(Par5)
①180→②110→②110→④106

2H:411y(Par4)
①180→②120→③111

3H:162y(Par3)
①162y

4H:474y(Par5)
①180→②100→③100→④94

5H:375y(Par4)
①180→②100→③95

6H:169y(Par3)
①169y

7H:325y(Par4)
①180→②90→③55
①180→②75→③70
①150→②90→③85

8H:339y(Par4)
①180→②90→③69
①180→②75→③76
①150→②100→③89

9H:331y(Par4)
①180→②90→③61
①180→②75→③76
①150→②90→③91

10H:339(Par4)
①180→②90→③69
①180→②75→③76
①150→②100→③89

11H:411y(Par4)
①180→②120→③111

12H:372y(Par4)
①180→②100→③92

13H:495y(Par5)
①180→②110→③110→④95

14H:154y(Par3)
①154

15H:481y(Par5)
①180→②100→③100→④101

16H:133y(Par3)
①133

17H:368y(Par4)
①180→②100→③88

18H:333y(Par4)
①180→②90→③63
①180→②75→③78
①150→②90→③93
=====================
妄想ラウンドから分かることは,ティショットで180y前後打てば,あとはショートアイアンで足りるということ。場合によってはティショットは150y程度の方が却ってフルスウィングの距離が残って好ましいことも。

Par3が悩ましい。現在の腕前では,ワンオンを狙うには長すぎて,刻んで2オンを狙うには短すぎる(2打目がコントロールショットになる)。ボギーオン狙いからすると,「1打目はショートアイアンで刻んで,コントロールショット」が自然。コントロールショットもAW1本に絞って練習すればある程度何とかなる。ただ,ハザードの関係で,いつも刻めるとは限らない。ミドルアイアン以上の番手も,少なくとも,ティアップでの練習はした方が良さそうだ。

以上から,90で回るための技術的条件はこんな感じ

①1打目:180y前後飛ばせる
②2打目:90~120y先に手堅く刻める
③3打目:残り75~120y以内からグリーンに乗せられる
④4打目:ワンパット圏内に寄せられる(ロングパット,アプローチ)
⑤5打目:カップイン

優先順位付けするとこんな感じ。まずは①からがんばろう。

①2Wのティショット/8I以下のフルショット/パッティング
②AWのコントロールショット
③7I以上のティショット

0 件のコメント:

コメントを投稿