石川遼プロは,Par5の1打目を池に入れて,ワンペナ後の3打目を乗せ,ワンパットで入れて,バーディを取ったりします。こういうのを見て,勘違いしないように気を付けたい,と突然思いました。
僕のラウンド時の心構えは「ボギーは100点,ダボは合格,トリは全力で回避するけど1,2回はしょうがない。」です。シビアな自己分析としてはこれが精一杯だと思っています。
例えば,ティショットがOBになったとします。次はティグラウンドから3打目。2ストローク失った状態。このときの心構えは「トリは100点,+4は合格,+5は全力で回避するけど1,2回はしょうがない。」であるべきだと思います。OB後の動揺した状態での打ち直しなんだから,もっとシビアな認識にすべきかもしれないぐらい。(この覚悟はやはり受け容れ難いので,そもそもOBは絶対回避)
例えば,Par4のティショットがチョロで100y。残り300y。素直に,100yを3回打ってダボオン狙いでいいと思う。150yを2回打って,ボギーオンができるなら苦労しない。どうせボギーオンを狙えないなら,2打目で100y以上打つ意味はない。
短いPar4でティショットが100yのチョロでも残り250y,という場合ならどうか。これは悩ましい。2打目で150y前後打てれば,十分ボギーオンの可能性がある。これは悩ましい。それでも,長いクラブは持つべきではないと思います。ティアップした易しいドライバーでチョロなのに,2打目の150yクラブがきちんと打てるはずがない。過去のラウンド結果はそう言っています。少なくとも僕のレベルでは。この場合も8Iで120yを2回打って花道に刻む。万が一,良い当たりが出て届けばラッキー。という姿勢が正解だと思う。場合によっては,「90y(AW)→90(AW)→70(SW)」とつないでフルショットでダボオンを狙うことさえ,考えてもいいと思う。
要は,今の自分の実力では「挽回しよう」などと考えるのは分不相応ということ。ナイスショット率なんて10%以下だと思います。「そこそこショット率」でさえ50%もないはず。
ミスをしたら直ちに目標スコアを下方修正する。「+1」を挽回しようなどと考えず,すぐに「+1」を受け容れて,無理なくできることを淡々と積み重ねていく。そういう姿勢がミスの連鎖による大叩きを防ぐことになる。
このミスへの対処,心の対処が現在の課題。練習場ではできても,ラウンドではどうしても「挽回しよう」,「取り返そう」という気持ちが湧いてきます。ただ,そういう気持ちがあること,そういう気持ちがミスの連鎖を生むことを自覚できたことは大きな進歩。
ミスを受け容れて,淡々とラウンドできますように。
0 件のコメント:
コメントを投稿