2010年2月10日水曜日

仮想ラウンド

僕は練習場での仮想ラウンドが好きです。勝手に「400yのPar4」と決めて,2Wでティショット。180y飛んで残り220yだから9Iで110y2回か・・・。でも2打目の9Iでミスしたら,8Iでも届かない距離が残るかもしれない。8Iで打って100y残す方がいいかな。いやいや,9Iでミスするかもしれないから8Iっておかしいでしょ。9Iがミスなら8Iでもミスだ。3打目でグリーン狙えないなら,その結果を受け容れよう。よし9I。うーん,ちょっと短いかな。残り115yはありそう。9Iで届くかもしれないけど,力んじゃいそうだから,8Iで気楽に打って,上につくのは覚悟しよう・・・。

という感じで,グリーンに乗るまでを仮想ラウンドします。上に書いたのは一例ですが,ラウンド中には気づかない自分の心の動きというか,考え方の癖みたいなものに気づかされます。その結果,理に合わない考え方に気づかされます。「フルショットの距離を残してボギーオンを狙う」という考え方も,この妄想練習ラウンドで気づきました。毎回,機械的に2打目に6Iを持って,毎回,3打目に微妙な距離が残って,前後にずれて,あーダボか・・・ということを繰り返して,ハッと気づきました。

技術的な部分はもちろんですが,マネジメントというか,考え方の面でも後になって「分かってないなあ」と思うことが多々あります。最近では,ショットの当たりが悪く,いつものように飛ばない時に「おかしいな,アウトサイドインがきついかな,腕から切り返しちゃってるかな・・・」ってことばっかり考えて,「今日は9Iで100yで割り切ろう,引っかけとスライス両方出るときついから,打出し方向だけは整えよう」という風に,現状を受け容れてどうラウンドするかにはなかなか考えが及ばないことに気がつきました。現状を受け容れ,ラウンドできる最低限の範囲で整えようとすると,意外と,普段と変わらないスコアで回れるもんだということにも気づかされました。

1つの番手を延々と振り続けるストイックな練習も,結構,好きだったりはするんですが,ラウンドを想定することで,学べることも多いなと思う,今日この頃です。ラウンド代も馬鹿にならないので,できるだけ練習場で多くのことを学んで,実際のラウンドは結果を出したいなと思います。ま,実際のラウンドでなければ学べないことの方が多いのかなとも思ったり。

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