2011年8月31日水曜日

ハーフで3個パーをとる方法

「84=90-6」ということで、ボギーペースで回りつつ、3Hに1個、ハーフで3個のパーを取って「84」達成、というのが現在の目標。

ダボ撲滅は別のテーマとして考えるとして、ハーフで3個パーを取るには具体的にはどのホールでパーをとればいいのか。どういう考え方が、スコアメイク上で好ましいかを考えてみる。前提条件になるコースの正確や個人の技術がバラバラだから、いろんな考え方があり得るのは当然だけど。
  1. 全ホールパーを狙う。
    もちろんあり。とにかく狙える限りパーを狙う。パーの可能性だけを考えればこれがベスト。でも、問題はパー狙いにはリスクが伴い、ダボの可能性も高まること。スコアメイクという意味では、やはりパーを狙うべきホールを絞り込む必要があると思う。
  2. HDCPが多い方から3つのホールでパーを狙う。
    これは1つの有力な考え方。ホールの難度は人によって様々だろうけど、HDCPはある程度の目安になるのは間違いない。HDCPの数字が大きい方から3つ(ラウンドで6つ)で確実にパーを取りに行くのは、ダボ・リク低下にとって大きな意味がある。
  3. Par3でパーを狙う
    これも1つの有力な考え方。Par3はティショットをグリーンオンすればパーオン。Par4ならナイスショットが2つ必要、Par5ならナイスショット3つは要らないまでも、そこそこのショットを3つ続ける必要はある。その点、Par3は、ティショット成功だけでOK。プロのようにバーディを狙うとリスクは高いかもしれないけど、ピン位置にこだわらう、グリーンにポーンと乗せるだけでいい。そう考えると、Par3でパーを狙う方針自体は良い。実際、自分のパー率を調べると、Par3が頭ひとつ抜けている。
    ただ、残念ながらハーフでPar3は2個しかない。ハーフで3このパーを取るためには、Par3でパーを取るだけでは足りない。
  4. Par5でパーを狙う
    ありうる考え方だと思うけど、これは微妙かな。現在のレベルではPar5で叩くことが多いのが現実。結果的にパーが取れることは多くても、ダボのリスクとも背中合わせだ。現時点では、この考え方は採用できないなと思っている。僕自身の場合、Par5のPar率は、意外とPar4と大差ないというデータも無視できない。
    もちろん、Parが取りやすい、易しいPar5もあるとは思うけど、それは、1に含まれているかな。
とりあえず、思いつくのはこんなところ。まとめるとこんな感じになるかな。
  • Par3はパーを狙う。
  • HDCPの多い3ホールはパーを狙う。
  • 他のホールは原則ボギー狙い。
この考え方だと、ハーフで3〜5ホールはパー(パーオン)を狙うホールがあることになる。そのうち何ホールでパーを拾えるかがポイントになる。これまでは、特に意図せたまたまパーが出た、という感じのラウンドだったけど、これからは意識して、3〜5ホールはパーを狙ってみる。

夏合宿(ラウンド結果)

28-30日はゴルフ場に泊り込みで、プロのレッスンを受けつつ、2.5ラウンドプレイ。とりあえず、ラウンド結果。

プロから1点だけバックスイング、トップの修正を受け、その修正がスッと腑に落ち、練習時間も十分あったので、ショットはかなりいい状態になった。パッティングがあまりにひどく、リズムに乗れない苦しいラウンドだったけど、ショットには一筋の光明が。

スコアは、「84のゴルフ」とは程遠く、「90のゴルフ」でさえなく、「100切りのゴルフ」というのが飾らない評価だと思う。でも、ショットは逆に「84のゴルフ」に十分。自信になった。
  1. 28日
    • 48(19)
    • 2パー、4ボギー、2ダボ、1「+4」
    • 2ダボはどちらも3パット絡み
    • 「+4」はティショットを林に入れたのとバンカーホームラン
  2. 29日
    • 92(38)
    • 4パー、8ボギー、6ダボ
    • 3パットが5回、カラーからパター3回を含めると7回
    • パターで打った数は41
    • ダボ4回は3パット絡み、残り2回はショットミスが2回重なった
  3. 30日
    • 96(40)
    • 2バーディ、1パー、7ボギー、5ダボ、3トリ
    • 3パットが7回、3パットが7回(4パット1回含む)、カラーからパター3回を含めると10回。
    • パターで打った回数は46
(良かったところ)
  • 全ハーフで50を切った
  • ショットはとても良かった
  • マネジメントも比較的上手くいっていた
(良くなかったところ)
  • パターの距離感が全くダメ
  • ただ、グリーンが非常に重く、プロも「まともなタッチを持っている人は、今日のグリーンではなかなか入らない。」と仰っていたので、それを心の支えに。

2011年8月27日土曜日

バンカー対策まとめ(基本)

「岡本綾子LESSON!」(岡本綾子)を読みました。バンカーショットのところで、いいフレーズに出会ったので、自分のバンカー対策に取り入れようと。
クラブヘッドを落とす位置はボールの後方2〜3センチの砂面です。(中略)結局、想像上のラインに、いかに集中できるかどうかが、バンカーショット克服の第一歩。
僕自身のまとめでは、「ヘッドの落とし所だけを見る(ボールは見ない)」としていたけど、少し、強調が足りなく感じたので、岡本さんのフレーズも加味してみよう。

ついでに、DVD「石川遼からの挑戦状」のアドバイスもいい感じだったので付け加えてみる。
  • とにかく1回で脱出し、グリーンに乗せる。
  • 特別な打ち方はしない
  • スクエアに構え,スクエアに振る。
  • フェイスは「限りなくスクエアに近いオープン
    →ヒール側のソールから接地させるイメージを持つ
  • コックを使って・・・とかは考えない。普通に振るだけ。
  • ボール半個~2個手前にヘッドを落とす。
    →その位置にあわせてスタンスをとる。
  • ヘッドの落とし所に集中し、その砂だけを見る(ボールは見ない)
  • 振り幅は小さく(ヘッド落とし場所を正確にするため)
    • アプローチ,振り子スイングも使える
    • 高さが必要なときだけ大きく振る
  • クラブはAWで十分(バンス角は小さくても,小さい分スパッと抜ける)
  • 手前の砂を「どう打つか、どう飛ばすか」イメージする。
    • 低く出すには砂を「前に、遠くに飛ばす」意識
    • 高く出すには砂を「上に、近くに飛ばす」意識

アプローチはPW1本で。

アプローチは基本的にPW1本。最近は30-100yの打ち分けもPWでできないかと考えるぐらい。

アプローチは打ち方は1つにして、7I-SWを使って、エッジから1-2mのグリーン上に落として転がすのが最も確率が高いとよく言われる。藤田寛之プロや中部銀次郎さんなども。僕自身もこの考え方は正しいと思う。

ただ、アマチュアがこれを実行するには1つ問題がある。

どのクラブが適切かは、ボールのところまで行ってみないと分からない。よくあるカートを使ったプレイの場合、ボールのところまで7I以下の6本(5I以下なら8本)を持っていくというのは非現実的だし、キャディさんにもいい迷惑。

カートにバッグを積んで、必要なクラブだけ持ってボールのところに行く、という一般的なアマチュアのプレイ方法を前提にすると、上記の正しい考えを実行するには困難を伴う。

ということで、僕はPW1本派。

よく「1本のクラブに経験値を集中させたほうがいい」という理由で、アプローチは得意クラブ1本で、という人がいるけど、僕はそれとはちょっと違う考え。積極的な選択というよりも、妥協、手抜き、現実的解決方法って感じかなあ。ま、実際問題しょうがないと思う。

なぜPWかと言うと、転がしだけでは無理があるし、SWでキャリー・ランを安定させるのは難しい。程良いのはPWかAWだけど、スイング作りで一番練習しているのがPWだから、一番自信がある。

特別な打ち方はせず、スイング作り、ビジネスゾーンのプレーン作りでやってるミニ・スイングで、アバウトにキャリー・ランをイメージして、ピッチ&ラン。グリーン上に落とすことにも必ずしもこだわらない。案外何とかなる。そもそもピッタリ寄せる必要もないし。

もっとも、PW1本にこだわりはない。クラブを持ってさえいれば、8Iで転がしたり、SWで上げたり、ちょっとランを加減するイメージで9I、AWを使ったりもする。クラブを持ってさえいれば、です。PW1本派、というよりも、「PWか今持ってるクラブで何とかしよう。」派なのかな。

もし、もっと上のレベルを目指すようになると、いろんなクラブを使い分けるようになるのかも。でも、そのときもPWの経験値が、前後2番手8I-SWぐらいに活きるだろうから、現状の方法論は穏当かなと思う。

84を目指すセッティング

いろいろ悩んでいたけど、とりあえず基本の13本固定します。
  1. 1W Kamui Ashiri 420(13)
  2. 4W Mystery C-HT311(#4/17)
  3. 7W Mystery C-HT311(#7/21)
  4. 9W Mystery C-HT211(#9/25)
  5. 5H Mystery C-HT711Hybrid(#6/28)
  6. 6I TGF HandCraft Proto(31)
  7. 7I TGF HandCraft Proto(35)
  8. 8I TGF HandCraft Proto(39)
  9. 9I TGF HandCraft Proto(43)
  10. PW TGF HandCraft Proto(47)
  11. AW TGF HandCraft Proto(51)
  12. SW Mystery MW-102(57)
  13. PT TGF Newton Proline
あとは、7W/9WのシャフトをNS.850かカーボンで揃えて、この13本は確定。14本目のエキストラクラブは、2Wか5I。どちらもなくて困るクラブではない。練習場での気分転換用に、一応バッグには入れておく。

ミドルアイアンは難しい

今朝もいつもの練習メニュー(PW50球、7I50球)。どっちも出球から左でダメダメ。出球を揃えることに専念し、100球を終える。その後、ショートウッドとハイブリッドの打ち比べ。ショートウッドの圧勝。そろそろこの番手はショートウッドと決めて、9WのNS.850へのリシャフトか、7W/9Wともにカーボンにリシャフトか、そこら辺の検討に入ろう。

その後は、朝霧CCを想定して仮想ラウンド。「Par4の2打目、Par5の2、3打目は7Iを使い、易しいアプローチでボギーオンを狙う」という方針でやってみる。まだまだ7Iに自信が持てない。いい日もあれば、悪い日もある(当たり前か)。最近は、4U/5Hを使ってた場面で、自信を持ってミドルアイアンが使えるようになりたい。最低でも6Iまでは自信を持って振りたいなあ。5Iは上手く打てるようになっても、5Hより結果が良いことは考えにくいかなぁ。でも、がんばろう。

5-7Iで140-170y先のグリーンを狙える日が来ることを信じて、基本の徹底あるのみ。

2011年8月26日金曜日

「ゴルフ4スタンス理論」の読書メモ

本家廣戸聡一さん監修の「ゴルフ4スタンス理論」の読書覚書メモ(B1タイプのための)。個人的には、「あ・うんのゴルフ」よりはこっちの方が好きかな。ま、どっちも必読か。4スタンス理論を意識するなら。

  • Bタイプ
    • 手の平や足の踵が動作の起点、バランスの中心(膝・みぞおちはフリー)
    • 片足の踵、股関節、首の付け根を一直線に並べて運動軸を作ると安定
    • 後ろ足が運動の起点。
    • 押して打つ。押し腕、押し足が運動を主導。
    • 力強く沈みこみながら(or足を踏み込みながら)インパクト
  • 1タイプ
    • 足の内側が動作の起点、バランスの中心
  • パラレル(B1)
    • 体重は両足に均等に乗せ、体重移動が少ない。
    • その場でスピンするイメージ
  • グリップ
    • パームグリップ
    • 人差し指、中指の付け根からクラブを当てていく。
    • 右手から握る
    • 親指・人指し指の交差部がシャフト上部に乗るように握る(脇が締まる)
    • 上体を立てたまま、クラブを腰の高さで水平に持ちグリップしてから、前傾を作る。
    • グリップは太めが相性がいい
  • セットアップ、アドレス
    • シュラッグ:腕をほとんどふらずに垂らして、息を小さく吸いながら胸を開き、大きく吐きながら、肩を後ろから前に回し胸を小さく閉じる、再度、大きく息を吸いながら胸を開く
    • 右手でクラブを持ち、右足からアドレス。
    • 右足底、右股関節、首付け根を垂直に合わせるように運動軸を作る。
    • 次に、左足を入れて、スイングしやすいアドレス幅に、左足で調整。
    • やや狭いアドレス幅、内股を閉めるイメージ。
    • 体を地面に押しこむように、圧力をかけるように力強く、どっしりした安定感を意識する(全タイプ共通)
    • 骨盤をしっかり落として、腰で立つ感覚
    • 背筋は十分伸ばして胸を張る。
    • 太ももの内股を閉める。
    • ややハンドダウン
    • 首の付け根でボールと相対するイメージ
    • 体重はほぼ中央
    • 膝にゆとりを持たせる。
  • バックスイング
    • シャフトが水平になるまでは股関節、そこからは首の付け根を支点に動く
    • 背骨を中心に体幹が回転するイメージ
    • 左サイドが前に、右サイドが後ろに回る
    • 首の付け根でボールを捉えるイメージで、体幹が始動
    • 常に首の付け根でボールを捉えるイメージ
    • 肩や腰が、地面と水平に捻れていく
    • 押し腕である左腕でバックスイングを主導
    • 脇をしっかりと締める。体幹内に脇を納めておく意識。
    • 浮き上がらずに、沈み込むイメージ
  • ダウンスイング
    • 1(バックスイング)・2(一瞬右運動軸を溜め込むリズム)・3(開放してダウンスイング)のリズム。
    • 右サイドの押し腕、押し足でダウンスイングを主導する。
    • 右足で踏み込み、右手で押し込むイメージ
    • 体幹は水平にスピン
    • 背骨背中側に軸の意識、首の付け根でボールを捉えるイメージ
    • 体幹主動を徹底
  • パッティング
    • 足裏と腰は絶対に動かさない
    • 股関節に重心を感じる
    • 頭の付け根をフリーに。体幹が動いても頭の付け根は独立にボールを捉えるため。
    • 脇を絞り、背筋を意識する。

さて、4スタンス理論のB1タイプの特性、考え方はこれでひと通り把握できた。「運動軸」っていう概念が、分かったような分からないような感じではあるけど。

問題は、いくつかのイメージは今の自分の理解を深める有意義なもののように思うけど、いくつかは今のスイングと矛盾するものであるところ。特にグリップかなあ。まあ、グリップの修正は本当に大変なことだから、やるとしても少しずつ少しずつ。あんまり気が進まないなあ。本のグリップはちょっとウィークすぎる。ある意味、Ben Hoganのスクエアグリップに近いかもしれないけど、ちょっとなあ。B1の藤田プロだって超ストロングだし。ま、適度な距離感を保ちつつ、参考になるところから学んで行こう。

2011年8月25日木曜日

1人の人に師事すること

僕はレッスン・プロの本・記事等はほとんど読みません。読んだ時期もありましたが、今はほとんど読まないし、むしろ意識して避けています。

ゴルフを始めた当初から直接プロ(師匠)に教わっていて、師匠以外の言葉は雑音だと思っています。それが教えたがりなアマでも、レッスンプロでも同じです。師匠を信頼しているのはもちろんですが、スイングの考え方は人それぞれで、2人以上から話を聞くと余計な悩みが生じるだけだと思うからです。

師匠の教えは忠実に記録として残してあり、定期的にそれを見返し、自分の言葉にして、再度、師匠にぶつけて、共通理解が得られているか確認します。その上で、何人かのツアー・プロのスイングはお手本、参考にしています。自分の中でいいイメージをふくらませるために。師匠から教わったスイングのイメージと合わないプロは、たとえ好きでもお手本にはしません。さらに、実際のスイングに取り入れるときは、できるだけ師匠に意向を伝えて、意見を聞くようにしています。

師匠は人格的にも素晴らしく、ヘボな自分の意見も真剣に聞いてくれるし、かと言って、お客様扱いで何でも尊重する訳でもなく、ダメなものはダメ、時期尚早ならまだ早いと、ハッキリ言ってくれるので、大いに助かります。とにかくやれ、ではなくて、会話、やりとりを大切にしてくれます。唯一「とにかくやれ。」と言われた記憶があるのは、まだ数ヶ月の頃に「どこが悪いですか?」と聞いたら、「悪いところはたくさんあるから、1つ直せば上手くいく訳じゃありません。とりあえず今はここだけに集中してください。」と言われたときぐらいですね。率直な方です。

幸い、こういう師匠に出会えたことで、「他の人の言うことは雑音」という軸ができたように思います。

最近、藤田寛之プロのDVDを見ていたら、同じようなことを仰っていました。芹沢信雄プロを師事していることは有名ですが、片山晋吾からのアドバイスなども、いったん芹沢プロを通して、その上で採否を決めるという徹底ぶり。

僕みたいな何もわからないヘボならともかく、トッププロになってなお、その軸を微動だにさせないのは、すごいことだなと。自分もそうあるべきだとの思いを強くしました。

4スタンス理論に基づいて、B1とされる今田竜二プロ、岡本綾子プロのスイングDVDを衝動買いしてしまったので、気をつけろよと自戒の念をこめて。

とにかく一人の人に師事し、愚直に積み重ねるのみ。

素振り

自宅で素振りを再開しました。自宅にはSWを振るスペースもないから、E-IRONですが。とにかく、毎日、クラブを振って、体の動きを定着を図る。何だかんだ言って、結局、素振りが一番。

今年に入ってからは、練習・レッスンもまともに行けず、ほとんどぶっつけ本番のラウンドばかりでしたが、忙しいのは言い訳で、自宅で素振りさえできないほど忙しくはないはず。ま、怪我や地震等でモチベーション低下してたのが大きいけど。

グリップだけでも、毎日握っていれば違うはず。しなりが感じられない短いクラブでも、一応、体の動きぐらいは確認できるはず。やらないよりは絶対やったほうがいい。

久しぶりに上達に向けたモチベーションが高まっているので、この時期に、短期集中でスキル・アップを図りたいところ。

現在のクラブセッティングと悩み

現在のクラブセッティングはこんな感じ。
  1. 1W Kamui Ashiri 420(13)
  2. 4W Mystery C-HT311(#4/17)
  3. 7W Mystery C-HT311(#7/21)
  4. 9W Mystery C-HT211(#9/25)
  5. 5H Mystery C-HT711Hybrid(#6/28)
  6. 6I TGF HandCraft Proto(31)
  7. 7I TGF HandCraft Proto(35)
  8. 8I TGF HandCraft Proto(39)
  9. 9I TGF HandCraft Proto(43)
  10. PW TGF HandCraft Proto(47)
  11. AW TGF HandCraft Proto(51)
  12. SW Mystery MW-102(55)
  13. PT TGF Newton Proline
  14. 2W Mystery C-HT411(#FD/14)
個人的に大きなポイントは、ティショット、Par5の2打目、転がしアプローチと大活躍だった、EPONの4UTを抜いた。ドライバーの方向性がかなり良くなり、PW中心のアプローチもいい感じになってきた。2打目ではまだまだ活躍できるけど、お助けUTに頼らずに、ミドルアイアンをしっかり使いこなしたい、といった事情で、抜くなら今かなと。ま、エキストラクラブ(14本目)として、復活することは大いにありえるけど。

悩みどころは2点。
  1. 4I相当の番手として、9W(25)を使うか、4H(25)を使うか。どちらが易しいかは一概には言えない。平らで良いライなら9Wの方が楽なのは間違いない。でも、実際はいいライとは限らないし、特に傾斜への対応は4Hの方が圧倒的にやりやすい(もちろん僕の技量の問題ですが)。5Iが使いこなせない現状では、5Hは必ず使うわけで、だったら4Hも番手の流れという意味ではいい。(3Hも使っていいかも。)
  2. 9Wを使うとしても、シャフトが少し重い。7WはNS850だけど、9WはK'sFW。ちょっと重さに差がありすぎるかも。どちらかに合わせたほうがいいかなと思っている。背伸びしすぎずにNS850かな。カーボンもありうると思っているけど、選択肢が増えるとその分悩むからやめた方がいいかなとも。
とりあえず、9Wを実験的にNS.850かカーボンにして、感触を確かめてみたい気はする。でも、そんなことしたら長いクラブの練習に夢中になって、スイングを乱しそう。今はPWと7Iの練習に集中すると決めた以上、余計なことはやらない方がいい、と自分に言い聞かせてみる。

本当の2W(ブラッシー)

現在愛用中のドライバーのことを、「2W」と呼んだりしてきました。

ロフト13度、シャフト超43.75inchというスペックで、限りなく2Wに近かったからです。竹林隆光さんの著書を参考に、2Wを意識して作ったものでした。これが僕にはハマって、1年8ヶ月間使い続けています。

今回、作ったのが、Mystery C-HT411のFD(14度)。ドライバーと1度しか違いません。シャフト長は、半inch短い43.25inch。スペック的にドライバーとほとんど変わらない、むしろ正真正銘本物の2W・ブラッシーです。

Mysteryは、FW(C-HT311の#4/#7、C-HT211の#9)やHB(C-HT711の#3-6)を愛用していて、小振りなヘッドがお気に入りなんですが、今回のC-HT411はやや大きめのヘッド。C-HT311のFD(15度)が153mlなのに対し、C-HT411のFD(14度)は195ml。FWとしては、完全に別のクラブです。

ただ、このロフトになってくると、小さいヘッドではまともに球が上がらず、全く使い物にならないリスクがあります。そこで、今回のC-HT411が出たのを機に思い切って作ってみました。

練習場での結果は上々。C-HT211のFD(14度)(これも持ってたりします)より、ずっと易しい。ミスに強い。で、ナイスショットだと、ドライバーより低く、強い弾道で200-220y飛んで、芝でもランが出そうな球。ちなみにドライバーはしっかり高さが出て、220y先に着地して止まるような弾道です。安全重視の納得のスペック・球筋ですが、アゲインストがちょっと苦手。その対策としての2Wです。

普通の逆で、1W(高い・キャリー)・2W(低い・ラン)ですが、打ち分けは技術でなく、クラブで。

元々、ティショット専用と割り切って作っています。フェアウェイから球が上がるかどうかはあまり気にしていません(多分、上がらない!)。もし、夏ラフにボールが浮いているチャンスがあれば、2打目で使うことがあるかも、程度かな。

ま、狙い通りのクラブに仕上がっていたので、とりあえずエキストラクラブ(14本目)として採用決定。

平均パット数、パット数とスコア

自分のパッティングのレベルについて。

最近、1パット目はひどいミスは減ったけど、微妙な距離を残しがちで、でもその微妙な距離の2パット目がよく入って、結果、3パットが減っている。何となくパット数36を切ることが多くなってきた気がする。数字で見ると、36平均で長く停滞していたけど、最近、壁を突破したかも。「たまたま」かも。
  • 全ラウンド平均38
  • 過去30ラウンド平均37
  • 過去20、10ラウンド平均36
  • 過去5ラウンド平均34。
次は、年別の平均スコアと平均パット数。着実に平均パット数は減ってきていて、今年に入ってようやく36以内に収まるようになったことが分かる。いい感じ。
  • 2008:137-44
  • 2009:113-39
  • 2010:103-37
  • 2011:101-35
最後に、スコアベスト10のときのパット数について。ギリギリ100切りのときは、36以上打ってるし、90前半のときはだいたい30前半の数字なのが分かる。パット数のベストは32。
  • 89-33
  • 91-36
  • 94-34
  • 95-32
  • 96-33
  • 97-32
  • 98-36
  • 98-38
  • 99-36
  • 99-40
3Hでパー1つ、18Hでパー6つの「84」を目標にするとして、6回パーオンするのは難しいから、3つぐらいは寄せワンが欲しいところ。そうなると、パット数「33」ぐらいは当たり前にしないと、ってとこかな。

2011年8月23日火曜日

有村智恵プロもB1?

有村智恵はA2と書いたけど、その後ネットを検索すると、有村智恵はB1とする記事をあちこちで見かける。
これだけあるってことは有村智恵プロも「B1」の可能性が高いなあ。あと、馬場ゆかりとかリー・ウエストウッドもB1だそうな。

4スタンス理論を全面的に信じたくなった。^^

うーん、でも、膝の動きは小さいし、縮んでいくような動きもないし、フィニッシュも伸び上がる感じで右足がピーンと伸びているし、どこら辺がB1なんだろう。特に去年は、バックスイングで右に乗って行く動きがあって、A2じゃなくてA1って感じも。片山晋呉プロに似ている気もする。でも、トップで反り返る動きはない。ま、その動きは今年は修正して抑えているらしいけど。

まあ、トッププロのとことん作り込んだスイングだから、外見だけで判断するのは難しいかなあ。でも、B1だったらいいなあ。

4スタンス理論とお手本にしているプロ

何度か書いていますが、スイングが好きで、お手本にしているのは、藤田寛之、伊澤利光、有村智恵です。

ところで、この3人は4スタンス理論で言うと、どのタイプなんだろう。

素人判断ですが、藤田寛之、伊澤利光はB1じゃないかと思う。膝のアクションが大きいBタイプの動きが顕著だし、2人とも膝を絞った内股気味で、本人自身も1本軸(パラレル)を公言しているから、間違い無いと思うなあ。僕自身がB1なので希望が多分に込められています。

有村智恵は、正直なところよく分からない。よく作りこまれたキレイなスイングでクセが見当たらないけど、多分A2なのかなあ。A2の特徴を一言で言うと「シンプル!」らしいからなあ。現代スイングの申し子って言われるぐらいだから、A2なんだろな。やっぱり。少なくともB1らしさは見えないなあ。残念。orz

とりあえず、B1とされている、岡本綾子・今田竜二のDVD・レッスン書を一気に注文してみた。当たるも八卦、当たらぬも八卦。

B1@4スタンス理論

「あうんのゴルフ」の覚書メモ。B1のことしか書いていません。あくまで覚書なので、僕の解釈も入ってしまっています。太字にしているところは現在のテーマ。ここが気になったので、4スタンス理論の復習をすることにした。
  1. B1タイプのプロゴルファー
    • 青木功
    • 今田竜二
    • 横田真一
    • 岡本綾子
    • ジム・フューリック
    • セルジオ・ガルシア
    • cf.長嶋茂雄
  2. Bタイプとは
    • 安定して立ったときに土踏まずの踵寄りに重心がくる
      • 膝を前に出し、腰を落として座る特性
      • 膝を曲げて、お尻と踵を近づけると力が出る
      • 膝が前に出てもOK
      • 膝を曲げ、腰を落としてから、前傾姿勢を作る
    • 「後ろ足」が軸、運動の起点になる。
    • 手の平で握ると安定する
    • 首の付け根、骨盤を安定させると重心が安定、パフォーマンス向上
      • 肘、膝、みぞおちはフリーの方がいい。特に意識せず、自由にさせる。
      • 肘を動かしてよく使う
      • 固定感を求めるのは、肘ではなく、脇。
    • 始動のきっかけを必要とする
  3. 1タイプとは
    • 手足の人差し指を動作の起点とする
      • 人差し指を起点に、親指・中指の3本でモノを持つ。
    • 手足の内側に重心がある。
    • 内旋(内回し)の運動がしやすい
      • 内股(膝を絞った)のアドレスが動きやすい。
  4. パラレル(B1とA2)
    • 右肩・右腰、左肩・左腰という同じ側同士をシンクロして使うと、スピードやパワーを出しやすい。
      • 背骨を軸にして、体幹部を入れ替えるような動きが得意
      • 1軸運動
      • 始動、切り返しであまり間がなく、パン・パンというリズム
    • 腕、足を縦に使う(not ナナメ、対角線に使う)
      • グリップは、シャフトが指の付け根のラインと平行に交わるように握る。
      • ロングサムに握る(B1は特に!)
      • グリップはスクエア・ウィーク(ストロングはダメ)。横から握り合わせるイメージ。
    • パラレルは背中の感覚を重視する
      • 背筋を伸ばして、胸を張って構える
      • 背中に程よい緊張感を感じると動きやすい
  5. グリップ
    • 左手は親指の付け根から手の平を直角気味に横切るラインにクラブを置き、手の平で握る。
    • 左の親指は伸ばしてグリップの真上にセットする。
    • 右手も同じようにクラブが手の平を直角に横切るようにして、手の平で握る。
    • 右手はややウィークに握ると気持よくクラブが持てる。
  6. アドレス
    • 両足の外側が骨盤の幅(B1)
    • アドレスで上半身を少し右にシフトし、首の付け根と右股関節が並ぶようにする(右軸をイメージする)
    • 右手一本でクラブを持つ→ボール後方からターゲットラインを確認→スタンスラインへ平行移動→スクエアに構える
    • 膝を曲げて骨盤と足首との間を圧縮する意識→十分圧縮したら、前傾姿勢をとる
    • 腕を垂らし、ややハンドダウンに構える。
    • 胸をはる意識は不要。胸は小さく使う。(上と矛盾してないかな?どっちが正しいんだろ?背筋を伸ばすけど、胸は張らない?)
  7. スイング
    • スイング中どこかで縮む意識を持つ(B)
    • 左肩と左腰の間を縮める意識でバックスイング(B1のパラレル)
    • 右肩と右腰の間を縮める意識でダウンスイング(B1のパラレル)
    • フィニッシュは体が真っ直ぐ(パラレル)
    • 切り返して、右手が右肩の高さまで下りてきたところが本当のトップ
      • 体幹の力を腕に伝える準備、球を打ちに行く準備が整った段階が本当のトップ
      • 本当のトップから初めてダウンスイングが開始。このポジションに来て初めて腕や手に力を与えて、打ちに行ってもいい。
      • アドレスからフィニッシュまでは、一度も止まることがない一連の流れ。
    • 右軸で構えて、背骨を中心に回転(B、パラレル)
    • 首の付け根を動かさないように振る
    • 1軸スイング。体重移動は少なめ(パラレル)
    • その場で体を回すイメージ。その場でスピン。(肩を水平に回す?)
    • 体をねじる意識は不要(パラレル)
    • 膝は止めずに、大きく動いて構わない(意識して動かす必要はない、自然と動くのに任せる)
    • 肩口から鋭角にインパクトを迎えるイメージ
    • フォローの意識はあまり要らない
    • バックスイングはゆったり大きく
    • フォローは腕を早くたたんで、クラブを巻き上げるイメージ
    • リズムはパン・ポンパン。短く「ポン」と間をあけ、「パン」と振る(何を言ってるのかよくわからん・・・)
    • 上半身と下半身が連動して動く。時間差を作らない。
    • 意識して動かすのは上半身。下半身は自然に連動するのをジャマしなければいい。
    • B1は現在定番とされるセオリーと違うことが多い

4スタンス理論

「4スタンス理論」という考え方があります。大雑把に言うと、人をその体の使い方の特性(クセ)で4つのタイプ(A1/A2/B1/B2)に分類して、その特性に応じた体の使い方をしましょう、別のタイプの動きをしようとしても上手く行きませんよ、という考え方です。

僕は、3年前の2008年夏、ゴルフを初めて比較的間もなく、この考え方を知りました。縁あって、太平洋クラブ御殿場コースの北川裕規ヘッドプロから教わりました。僕は典型的なB1タイプ。

教わった当初は、納得・感心したのですが、逆に、特に学ぶ必要はないと感じました。というのも、人それぞれタイプがあって、「一般に型とされている動きより、自分が気持ちいいと感じる動きを大切にしましょう」ということですから、わざわざ理論として学ばなくても、変に頑張って型に入れようとせず、練習の結果スムーズに動ける形を身につければ良いということになってしまうからです。また、日頃教わっているプロも僕と同じB1だったので、日々の教えを信じていいと。

基本的に1人の人から教わるのがいいと思っていて、頼んでもいないのにあれこれ口出しする人は嫌いなんですが、そういう人に対して、「アドバイスとしては一応聞くけど、それを試すかどうかは自分なりに考えてから。」という態度が、理論武装できて助かるな、ということは当時から思っていました。

ただ、最近、つま先寄りの体重になると前後のバランスを崩しやすく、カカト体重を意識した方がいいとか、体重移動は全く意識せず、その場でくるんと回るナナメでんでん太鼓のイメージなど、自分なりにたどり着いた答えが、4スタンス理論と合致することがかなり多かったです。

そこで、ヒントを求めて、ちょっとだけ4スタンス理論をかじってみようかなと思います。

参考文献は、「ゴルフ4スタンス理論」(廣戸聡一監修)、「あ・うんのゴルフ」(横田真一・廣戸聡一著)と、2008年以降雑誌で見かけて切り抜いてあった4スタンスの記事などなど。

現在、スイングは自分史上最高の状態にあるけど、グリップと、ボールと体の距離がイマイチしっくりこず、違和感(無理に型にはめ込んでいる感)が多少ある。ザッとナナメ読みした感じでは、その違和感は正しくて、修正した方がしっくりくるのかなと思っています。

ま、4スタンスも全面的に信じている訳ではないので、少しずつ試しながら、実際にスムーズに振れて、結果が良いかを探り探りの練習が続くのは、これまでと変わらないんだろうけど。

2011年8月21日日曜日

『スコアアップの急所・再発見』の読書メモ

「スコアアップの急所・再発見」(藤田寛之、宮本勝昌)、「藤田寛之の超実戦アプローチ」(藤田寛之)のパッティングの部分の読書覚書メモ。
  1. 全体
    • パッティング巧者の共通点はインパクトが強い。芯でしっかりとらえた「厚い当たり」。
    • 自分なりのパッティングスタイルを追求し、確立する。
    • 真っ直ぐ構えることにこだわらない。インパクトでフェイスを真っ直ぐにすることが大切。そこから紐解いて、自分にとって構えやすい構えを探す。
    • 良い癖をつける。
  2. グリップ
    • 左手を浅く握る。グリップの裏側から、手の平を上に向けて握る。→フォローを低く、長く出せる。
    • 右手はフェイス面に見立てて、横から握る。
  3. アドレス
    • ボール位置、スタンス幅は自由でOK
    • フェイス向きを保ち、フォローが低く長く出し易いアドレスを探す。
    • リラックスして構えられるアドレスを探す。
  4. ショートパット(1メートル前後)
    • ボールの転がる方向を決めるのはインパクト時のフェイスの向き
    • まずは、フェイスを目標に向けてしっかり構える。
    • フォローをしっかり出す。軌道・向きを安定させるには、フォローをバックスイングの1-2割増にする意識を持つ。
    • カップではなくボールに意識を向ける。
    • ストローク中頭を動かさない。
    • インパクト後もボールのあった場所を見続ける。
    • ショートパットはストレート・ストローク
  5. 入れごろ外しごろ(1.5-2m)
    • 方向性だけでなく距離感も大事(短いだけに忘れやすい)
    • 目線(左右の目を結んだ線)を目標ラインと平行に構える
    • インパクト時のフェイスの向きが大切。でも、意識するのは右手の平、左手の甲など、より体に近い部分がいい。藤田寛之の場合、アドレスでハンドファースト気味に構えて、そのシャフトの角度を保つ意識。
  6. ミドルパット(3-6m)
    • プロでも難しい。
    • フェイスの芯でしっかりとらえた厚い当たりを目指す。
    • スライスラインを左半分から、フックラインを右半分から入れる練習
  7. ロングパット
    • 目標を大きく取る。半径1m、直径2mの円をイメージし、そこに転がす。
    • 背筋を伸ばして視界を大きく取る
    • ゆっくり大きくストロークする
    • 絶対に寄せると全神経を集中する
    • ボールの転がるスピードをイメージする
    • インパクトの強さではなく、ストロークの大きさで距離を合わせる
    • 曲がるラインは必要以上に(意識的に大きく?)膨らませて打つ
    • グリーンと自分の目を合わせる(常に情報を頭に入れて練習)
    • 打つ前にラインを見続ける
  8. 練習方法
    • ボールを2個並べて一度に打つ。
    • グリーンの端にボールを置き、カラーを滑らせて打つ→芯で打つこと、フォローを低く出すことが身につく。

ワンピン?ベタピン?

パッティングのことを考え始めて、ふと気になった。前から気にはなってたんだけど、

「ワンピン」ってどれぐらいの長さ?

ピン1本分の長さってことなのは分かるけど、具体的にはどれぐらいなんだろう。

Web検索してみたけど、どうもピンの長さというのはルールで決まってはいなくて、ケース・バイ・ケースのようですね。とりあえず「ワンピン」というのが「2-3m」を指して使われているってことは何となく分かりました。

プロレベルで、1.5-2mが入れごろ外しごろらしいから、2-3mってのは当然1パットって訳にはいかない距離なんでしょうね。入っても外れてもおかしくないって感じなのかな。

ついでに「ベタピン」ってのはどれぐらいかな。個人的には、「ほぼ確実に1パット」圏内に寄せた感じをイメージしているけど、1m以下ぐらいなのかな。こっちは目安がないのでなんとも言えないですね。

DVD 石川遼からの挑戦状

レッスンDVD「石川遼からの挑戦状」を見ました。ジュニア向けの番組を編集したもののようですが、僕にとってもためになる内容がいくつかあったので、覚書メモ。
  1. 1週間走ってみましょう!
    • 毎日走ってみる。続けることが大切。
    • スピードは各自の判断。毎日違うスピードでOK。
    • ゴルフは無酸素運動。有酸素運動を意識的に取り入れる。
  2. アイアンを毎日50スイングしよう!
    • アイアンは距離感、止めるクラブ。スピンが重要。
    • 反復練習。同じことを何度も繰り返すことが重要。
    • アイアンはクラブがなるべく鋭角に入ってくることをイメージ
    • クラブヘッドが、遠回りせず、体の近くを通ってくるように。
    • 右手と左手を離してクラブを握って振ることで体感できる
    • とにかく素振りをたくさんしよう。
  3. とにかくカップイン!短い距離からのパッティング
    • たくさんカップインさせ、カップインの楽しさを覚える。
    • 確実に入る距離から始め、徐々に距離を伸ばしていく。
    • フェイスを真っ直ぐ構え、その向きを保って打つことを徹底。
    • 強さはあまり考えなくていい。
  4. バランスボールでいろんな練習をしよう!
    • バランスボールを使うと、バランス・姿勢がよくなる。
    • 筋トレと組み合わせると、体の芯から力を出す感覚がつかめる。 
  5. アイアンで3球連続まっすぐ打ってみよう!
    • ゴルフは真っ直ぐ飛ばすことは一番大事
    • アドレス時に右手首外にしっかり角度がつくように。
    • スイング中、この角度を自然に保つ意識
    • 右手の平がフェイス面だと意識
    • サイドスピンを避ける。鋭角にクラブを入れて、縦回転をかける。
    • ボールの前後30cmずつのクラブの動きを大切にする。
    • 集中して練習する。練習時間を絶対に無駄に過ごさない。
    • 10球中何球真っ直ぐ打てるか試してみる。
  6. 腕立て伏せ20回 腹筋20回出来るようになろう!
    • 上半身と下半身のバランスが大切
    • 体幹を鍛える。
    • 怪我をしない体を作ることが目的
  7. ドライバーを毎日30スイングしよう!
    • 素振りはどこでもできる練習(周りを気を付けさえすれば)
    • ボール、ターゲットがあるつもりで、ルーティーンからフィニッシュ、弾道を追う視線まで、で1セット。
    • 素振りにはいくつチェックポイントがあってもいい
    • ゆっくり素振りだけではダメ。100%以上の速さで素振り。
    • フィニッシュの形を意識する。
  8. 一番得意なクラブの飛距離を知ろう!
    • 練習場のヤード表示をターゲットに練習する。
    • 得意なクラブ、好きなクラブで1つの距離を徹底的にマスター
    • その距離を基準に距離感を養う
    • SWで50yの距離をひたすら打ち続ける(石川遼の場合)
    • 1y刻みで距離を目測する訓練をする。
  9. パターの距離感&ゴルフ場でのマナー
    • どんなところからでも入るパッティングは究極の理想
    • 距離感とライン。長い距離のパッティングはまずは距離感。
    • 一定の距離を常に打つ練習をする。それが基準になる。
    • ボールのすぐ近くに目標を見つけ、そこに打ち出す。
    • ロングパットを入れるのはプロでも難しい。
    • なるべく時間をかけずに、細かくラインを読む
  10. ドライバーで3球連続まっすぐ打ってみよう!
    • プロでも難しい。3球目のプレッシャーを感じよう。
    • ボールがないと思ってスイングする。
    • 素振りと実際のスイングの差を縮めることが目標
    • インパクト前後の30cmのヘッドの軌道を意識。
    • テイクバックの始動30cmを一定にする。
    • 目とボールの距離を一定にする。石川遼の場合、アゴの高さを一定にする意識。目を意識しすぎると、体が回らなくなるから。
  11. バンカーから一発で脱出しよう!
    • 足を広げて、膝を曲げる。下半身をドッシリと。
    • 手前の砂を「どう打つか、どう飛ばすか」イメージする。
    • 低く出すには砂を「前に、遠くに飛ばす」意識
    • 高く出すには砂を「上に、近くに飛ばす」意識
    • 自分にあったイメージをつかむ
  12. 目標スコアを決めてコースを回ろう!
  13. クラブ・リフティング

今日の練習

今日は110球だけ練習。ミニ・スイング9回、フルスイング1回をPWと7Iでそれぞれ5セット。残り10球で初代エッグアイアンの#5(23)を試し打ち。

まず、PWはかなり成果あり。いつもより小さい振り幅にチャレンジ。ヘッドが9時から15時のイメージ、シャフトが水平のイメージ。これで50-60yの間に安定して真っ直ぐ運べた。フルスイングも、肩だけしっかり回して、それ以上に腕では上げない範囲のコンパクトなスイングで、かつ、ゆったりと振ることができた。これが自分の理想的なスイングの状態で、久しぶりの感覚。ミニスイングの練習の成果が出始めたかな。

次に7Iも成果を感じられた。ミニスイングで3、4球に1球の割合で納得の当たりが出るようになってきた。フルショットもPWのイメージを大事に振ると、いい弾道で140-150y運べた。PWに比べるとミスは出るけど、少し前と比べてもハッキリ良くなってきた。この練習を続ける気持ちが固まる。

最後に、Eggアイアン。想像以上に良かった。M-40というHS40km/hの人用のカーボンシャフトの感覚を掴みきれずに、振り遅れ気味にやや右に出るけど、強い球で180-190yぐらい飛んでいた。シャフトも短めなのでラクに振れます。ただ、打感が堅く、ちょっと好みではないかな。EPONのAF-901が同じぐらい球が上がりやすく、より打感もいいという感じかな。ま、しばらくはEggアイアンも試してみようと思う。

今日は球数少なめだったけど、かなり実のある練習ができた。

1ヤード(3フィート)の徹底

1mの距離を徹底的に練習する、として、さて、1mってどれぐらいだろ。お恥ずかしい話ですが、パッと具体的にイメージできない。

で、ふと気がついた。最近作ったアラインメント・スティックが90cm。これ+10cmと考えると、かなり具体的にイメージできる。イメージより近い。こんな短い距離の練習でいいのか?という気もする。そこで、アラインメント・スティックVer1の120cmの方を並べてみた。これは長い。これは百発百中は無理、十中八、九もかなり難しそう。なるほど、1mぐらいだなと思った。

まず、このアラインメント・スティックを使って、1mの距離を徹底的に体に覚えさせよう。ふと気がついたけど、1yは約90cm(91.44cm)。歩測のときの基準にもなる。ゴルフをやる上では、1mより、1yを直感的に分かる方が役に立つ(コースも練習場もヤード表示だから!)。

こう考えてみよう。まず、1y(3フィート、約90cm)の距離を徹底的に練習しよう。ゴルフの距離の基準となる「1y」の感覚を体に覚えこませるにもこれがいいと思う。で、1yに自信がついたら4フィート(約120cm)にステップアップ。これで120cmのアラインメント・スティックも無駄にならなくていい。^^

プロの数字を見ても、「十中八、九」と言えるのは、5フィート(約150cm)ぐらいまで。ここまで到達できれば最高だけど、まあ、「4フィートが十中八、九」ならお釣りがくるでしょう。

(パッティング上達方法)
  • 1y(約90cm)-4フィート(約120cm)を徹底的に練習する。

パッティングの上達方法

「ゴルフの真髄」(中部銀次郎)より
目にするところでは、パッティングの練習というと、たいていのゴルファーが3メートルから5メートルの距離から打っている。これくらいの距離が一発で入ればスコアも縮まると思ってのことであろうが、本当は1メートルをしっかり練習するほうが、はるかに意味がある。上り、下り、順芽、逆芽、あるいは右に曲がるライン、左に曲がるラインからの1メートル。これだけを入念に練習して、入る確率を高めること。コレがパッティングの上達方法だと、声を大にして言っておきたい。
そして、その理由については次のように。
なぜか?カップまで1メートルということは、カップを中心にして直径2メートルの輪ができることになる。直径2メートルといえば、かなり大きいこの直径2メートルの輪の中にボールを打てといわれたら、よほどのロングパットでないかぎりは、だいたい誰でも入れられる。(中略)とするなら、もし1メートルの距離に自信さえ持っていれば、直径2メートルの輪の中に入れておけば次のパットは入るわけで、あの忌まわしい3パットはほとんどしないですむ。もちろん、最初のパットで、下りに残さないようにとか、難しいラインを残さないようにとか計算はする必要はあるが、1メートルの練習を積めば、3パットを防止できる確率は飛躍的に高まるのだ。
後半の理由には少し抵抗を感じる。正直なところほぼ確実に2メートルの輪に入れる自信・・・はないから。orz ま、そういう個人的事情はさておき、ここで中部銀次郎さんが言わんとしていることは多分正しい。そのうち、2mの輪に確実に入れられるようになると信じて、問題を切り分けていこう。

(パッティング上達のコツ)

  • 1メートルを徹底的に練習。

パッティングの技術

パッティング上達のコツを探る第一歩として、パッティングに必要とされる技術の分析。

  • 狙うラインを見極める技術
  • 方向性(狙ったライン上に打ち出す技術)
  • 距離感(いわゆるタッチを合わせ技術)
とりあえず思いつくのがこれぐらい。分析そのものには意味はないかもしれないけど、対策、上達のコツを考える上で、問題を切り分けるための視点を多く持ちたい。

パッティングについて考えるのは、今、思いつくこの3つを細分化する作業なのかも。

パッティング関連の書籍

(チーム芹沢関係)
  • スコアアップの急所・最発見(藤田寛之、宮本勝昌)
  • 芹沢信雄 パッティングの真髄(芹沢信雄)
(その他)
  • ゴルフの真髄(中部銀次郎)
  • 90を切る!倉本昌弘のゴルフ上達問答集(倉本昌弘)
  • シングルへの道90を切る!倉本昌弘のゴルフ上達問答集(倉本昌弘)
  • パッティングの科学(デイブ ペルツ、ニック マストローニ)
  • パット・エイミング教本(細貝隆志)
  • パターが面白いようにはいる本(ライフエキスパート)
  • 頭がいいゴルファー悪いゴルファー (ライフ・エキスパート)
  • 80の壁を破る!ゴルフ超パッティングの極意 (永井 延宏)
  • 内藤雄士の500円で必ず上手くなるパッティング(内藤雄士)
  • 内藤雄士の新500円で本当に上手くなるパッティング(内藤雄士)
  • 谷将貴のDVDで実戦マスター!パッティング&バンカーショット(谷将貴)
  • 禅パッティング(ジョセフ ペアレント)
あげればキリがないけど、Amazonでパッと目についたものだけピックアップ。

ニュートンプロラインパター(TP-2010)

愛用パターは某工房オリジナルのニュートンプロラインパター(TP-2010)です。この前のモデル(TP-2008?)から愛用しています。気に入っている理由はこんな感じ。

  • 垂直バランス設計でスムーズにストロークできる(易しい)
  • 重量があり、しっかり強く打てる。
  • 易しいのにヘッドが小さくジャマにならない(いわゆるスワンネックタイプ)
  • 使っている人が少ない
  • 何より、結果がいい!!

垂直バランス設計について補足。

パターをシャフトが水平にバランスを取るように置いたとき、フェイスが上を向くのがいわゆる「フェイスバランス」と呼ばれるパターで、僕も以前はオデッセイのセイバートゥースは愛用していました。これも確かに易しさを実感できた。

これと似て非なるものですが、パターをシャフトが水平にバランスを取るようにおいたとき、ヘッドが垂直になる、フェイスが真横を向くのが「垂直バランス設計」。垂直フェイスバランスとも言ったりする。

この垂直バランス設計の効果で、ストローク中にヘッドの回ろうとする動きがないので、それを手で抑えて調整する必要がなく、スムーズにストロークできる、ということのようです。実はよくわかってないけどそういうことらしい。

アクシスワンっていう変な形をしたパターが以前雑誌によく出ていたけど、あれと同じ狙い、意図かな。こことか、こことか。

ま、この工房オリジナルパターのお陰で、道具好きの僕が、パターに関してはあれこれ悩まずに、1本に集中できている。結局、1つの道具に集中して、長く使い込むのが上達のコツだよね、と思う。

2011年8月20日土曜日

パッティング上達方法を模索

パッティングについて考えてみようと思う。

このブログの内容は、ショット・スイング、マネジメント、道具のことばかり。その時々の課題、関心事を中心に書いてるだけなんだけど、パッティングのことは避けていた面はある。

練習をほとんどしていないし、「パッティングに型なし」というように結果が全てという分野でもある。あれこれ考えてもしょうがない、という気持ちもある。

ただ、スコアを縮めることができるのはショートゲームだけ。その中でも特にパッティングが大きい。まだショットの課題が多いから時期尚早かなという気もするけど、今から取り組んで損のないテーマであることは確か。

幸い、スイングのお手本にしている藤田寛之プロはツアー屈指のパッティング巧者でもある。師匠の芹澤信雄プロも、ジャンボ尾崎をして「パーパットは世界一」と言わしめた程の人(その誉め殺しでパッティングが不調になったらしいけど・・・)。とりあえず、藤田プロ、芹沢プロの著書・DVDなどを中心にヒントを探しながらいろいろ考えてみよう。

あと大好きな道具のことなども。^^;

90戦略まとめ

「90」はボギーペース(72+18、Par72の場合)。

そして、90を目指すレベルでは、パーは狙って取れない。パーは単なるラッキーだから、できるだけダボを打たないことが重要。出入りの少ない、凸凹のないボギーペース。要するに、「全ホールボギー」が基本的な戦略になる。目指すは「ボギーゴルフ」。

もちろん、技術的にやむをえないダボはある。でも、ダボが少なければ少ないほど、「ラッキーなパー」が帳消しにしてくれる可能性が高くなる。

ということで、90戦略とは、ボギー戦略、「各ホールでボギーセーブするための」戦略。
  1. Par4のボギー戦略
    • ボギーオン2パット狙いに徹する。
    • Par4(400y)なら「180y→110y→110y」でボギーオン、のイメージ。
    • 1打目(ティショット)はラクにポーンとレイアップ。150-180y運べば十分合格。ただ、ティショットで180y以上運べたら、ミドルアイアンが不要になる。練習クラブも絞ることができる。
    • 2打目もラクにポーンとレイアップ。3打目に得意クラブのフルショットの距離(僕の場合PWの110y)が残るように番手を選ぶ(通常、8I以下で足りるはず)。中途半端な距離を残すと却って難しい。
    • 3打目はグリーンオンを狙うショット。ここからが真剣勝負。でも、ラクにグリーンセンターを狙ってポーンと打つ。
    • 「3打目に花道を使えるアプローチを残す」というのは、経験上、かなりボギーセーブ率Up。ただし、花道を使うアプローチがそこそこできることと、2打でグリーン手前まで運ぶときに無理をしないことが条件。1、2打目の難易度が上がって、そこで大きなミスをしたら台無し。3打目のショートアイアンに自信を持つのが先かな。
  2. Par5のボギー戦略
    • ボギーオン2パット狙いに徹する。
    • Par5(500y)なら、「150y→130Y→110y→110y」で』ボギーオン、のイメージ。
    • 「Par5はミスを挽回できるから簡単」というのは上級者の考え方。ショットに不安の多いレベルでは、ミスにミスが重なって、却って大叩きになる危険なホール。Par5こそボギーセーブに徹するべき。
    • 1打目(ティショット)、2打目、3打目はラクにポーンと運ぶだけ。4打目に得意番手の距離を残すことを考える。ただ、Par5の場合、短いホールだったり、そこそこ距離が出る人の場合、3打目で花道が使えるところまで運ぶ戦略はあり得る。でも、パーオン狙いは考えない方がいい。
    • 4打目はPar4の3打目と同じ。グリーンオンを狙うショット。ここからが真剣勝負。でも、ラクにグリーンセンターを狙ってポーンと打つ。
  3. Par3のボギー戦略
    • パーオンを狙ってもOK。ただし、グリーンに届く番手に自信がなければキッパリ諦める。
    • 「ティショット→転がしアプローチ→2パット」のボギーのイメージ。
    • ティショットは、ミスしても易しいアプローチが残る可能性が高くなるような番手、狙い方を選ぶ。
2パットで収める戦略は省略。戦略というよりも技術かなと思うし、自分にそれを語る資格が有るとは思えない。orz

さて、このようなボギーゴルフを遂行するために必要なスキルを抽出。
  1. Par4/5用の方向が安定したティショット(150y以上、できれば180y以上)
  2. ショートアイアンの自信(得意クラブを1本作る)
  3. Par3用に3-7I相当の番手でティアップして打つ練習
  4. 2パットで収める技術
たったこれだけ。Par3はぶっつけ本番と割り切ったら、ティショットクラブとショートアイアンの練習だけで良くなります。これぐらい絞りこまないと、ショートアイアンに自信が持てない。ショートアイアンに自信がないと、刻みに徹しきれず、無理して大きなミスを招く。ショートアイアンに自信を持つことがとにかく最優先だと思います。

ボギーオンでよしと割り切れば、ティショット用のクラブ1本以外は、スコアに直結する、ショートアイアンのフルショット、アプローチ、パッティングの練習に集中できる。ここで培った自信がさらに上を目指すときの土台にもなる。そういう意味で、こういう考え方で、ボギーゴルフに徹して、「90」を達成するのがベストだと思う。

かくいう自分自信も、一応、「89」は達成したけど、7パー、5ボギー、6ダボと出入りの激しいスコアで、ここで書いたようなゴルフは全くできていない。自分自身に言い聞かせる意味で、書いてみました。

2011年8月19日金曜日

アラインメント・スティックver3.0

以前、家庭菜園用の緑の棒を使った手作りアラインメント・スティックについて書きました。

これがかなり良くてしばらく使っていたんですが、かなり長くてバッグの中でジャマになり、とあるラウンドの際抜いたっきり、すっかり忘れてしまっていました。

久しぶりに思い出して、試してみたらやっぱりかなり良かったので、今度はもう少し短いのにしようと思って、先日購入。前回は120cmで、今回購入が75cm。かなり短くなって携帯性が向上しただけでなく、練習場でも使いやすい。

ただ、残念ながらバッグの中で長さが少し足りない。75cmだとストンとバッグの中に入ってしまって、取り出しにくい。サイドポケットには長すぎて、ファスナーがしまらない(棒の先端が出ているのは結構危ない。)。

ってことで、3度目の挑戦。間を取って、90cmを購入し、作ってみた。これはかなり良い。バッグに入れると棒の先端がジャマにならない程度に出ている状態。

アラインメント・スティックを使いつつ、ミニ・スイングの徹底練習。ちょっと片山晋吾っぽいけど、いい道具は、いい練習の採用にためらいなし。

プレーンはクラブに聞け

大きな収穫で書いたことを敷衍して、標語的にしてみた。

  • プレーンはクラブに聞け。振り方はクラブに聞け。

連続素振りをして、その中でクラブ自体に正しい動きを教えてもらうこと。体中心に考えるのではなく、クラブ中心に考えること。PWの振り方、7Iの振り方、1Wの振り方はそれぞれ異なるはず。スイングプレーンも同じではありえない。

結局、手に持ったクラブを何回か素振りして、正しいクラブヘッドの軌道を感じてみるしかないかなと思う。ということで、プレーンはクラブに聞け。

大きな動きとしてはスイングは1つと考えていいのかもしれないけど、さすがにSWと1Wが全く同じってことはありえない。言葉では整理しきれない微妙な違いは、素振りで体感して、イメージが残ってるうちにサッと振りましょう。ということ。

思い込み、無意識の調整

今日の練習で面白いことがありました。

4Wを2、3球打ってみたら、トップばかりで全くダメ。修正しようとしてもろくなことがないと思い、片付けようと思ったら、7Wのヘッドカバーしかない。あれ、おかしいなと見渡してもやっぱり7Wのヘッドカバーしかない。あ、カバーつけ間違えてたかと、思って手元のクラブを見たら、7Wでした。^^;

アイアンならともかく、僕の場合、4Wはカーボンで、7Wはスチールです。グリップは同じで、ヘッドも同シリーズだけど、いくらなんでもカーボンとスチールの違いがあるのに、2、3球振っても気づかないとは我ながら呆れてしまいました。すっかり4Wだと思い込んでいたとはいえ。

「あ、なんだ7Wか。」と気づいてから、試しに2、3球打ってみたら全部ナイスショットでした。

あまり意識してないけど、これまでの経験から「7Wはこう打つ」っていう経験値があって、無意識のうちにそういう経験値を使って、打ってるんだなあとしみじみと感じる。

こういうことがあると、クラブを変えることに躊躇いを覚えますね。

個人的にはとても面白い気づきでした。

易しいアイアン

易しいアイアン、ミスがミスにならないアイアンが気になります。

現在使っているのは工房オリジナルで、小顔のポケキャビです。市販品では、タイトリストのAP2に似ています。このアイアンはかなり気に入っていて、特に難しいと感じている訳ではないんだけど、もっと易しいアイアンがあるなら試してみたい、という気持ちは否定できない。

ゴルフクラブは所詮道具。特定の道具にこだわるのは間違いで、ゴルフがより易しくなるならそれに越したことはない。そこそこのスコアも出るようになってきて、ここからしばらくは1つ1つのミスをなくしていく作業。道具でミスが減らせるなら迷う理由はないはず。(迷っているから自分に言い聞かせているわけですが。)

気になっているのは、ダンロップのゼクシオ、PRGRのエッグシリーズ、エポンのAF-702など。Mysteryのいくつかのモデルも気になる、気になる。

知人のゼクシオを2、3球打ったことはあるけど、確かに易しいし、飛ぶ。シャフトが軽いカーボンでしっくりこないので、安定して打てるとまではいかないけど、軽量スチールか、もう少ししっかりしたカーボン挿せば、いい感じになるような気がする。

以前から考えてはいるんだけど、なかなか試す機会がないまま時が流れ現在に至る。

中古屋で初代Eggアイアンの単品#5(23度)が安くあったのでとりあえず買ってみた。オリジナルカーボンでしばらく打ってみて、リシャフトとかしたりしてみて、易しいアイアンがどういうものか、肌で感じてみようと思う。

練習メニューを決めてみる。

練習メニューを決めてみる。ラウンド前の練習じゃなくて、普段練習場に行った時の練習メニュー。
  1. ストレッチ
  2. 素振り(PW→1W)
  3. PWのミニ・スイング50球(10球ごとにフル・スイング)
  4. 7Iのミニ・スイング50球(10球ごとにフル・スイング)
  5. 1Wのフル・スイング(良い当たりが出たら終わり)
  6. 練習したいクラブの練習(省略可)
  7. PW/AW/SWで100y以下の打ち分け
ざっと考えてこんなとこかな。PW/7Iのミニ・スイングをしっかり練習しないと、他のクラブの練習はできない形にしてみた。これぐらい地味な練習の方が効果は期待できる。片山晋呉プロはオフシーズンはミニ・スイングの練習しかしないとか。トッププロでさえそうなんだから、アマは一生、ミニ・スイングの練習だけでいいのかもしれない。極論。

今朝もこれに近い形で練習してみたところ、FWのいい当たりが出るようになってきた。久しぶりに、7Wで190-200yの当たりが。これがラウンドで使えればかなり武器になるけど、それにはまだまだ先が長そう。

2011年8月18日木曜日

藤田寛之プロの魅力

「藤田寛之プロのパーフェクトレッスン」というDVDを購入しました。微妙な情報商材的な売り方ですし、お値段も高めなので、オススメはしませんが、藤田プロに心酔なので迷わず購入。

藤田プロのスイングが見れるDVDではなく、藤田プロの考えを聞けるDVDです。個人的には大満足。要旨をまとめた活字阪も付属していて、復習用に便利。さっそくいくつかのドリルは採用して実践中。3kgのメディシンボールも買いました(謎)。

さて、何のメリットもない宣伝はこれぐらいにして、藤田寛之プロの魅力を考えてみます。

昨年、アラフォーにもかかわらず賞金王争いに加わって、一躍、注目を浴びましたが、僕はたまたまその少し前から注目していました。もちろんその頃から既にトッププロですが。

2008、2009シーズンともに、リカバリー率・サンドセーブ率が上位だったので、「藤田寛之の超実戦アプローチ」 (NHK出版)を買い、アプローチ・バンカーショットのお手本にしていました。その延長で、アイアン、FWの著書も買い、パーゴルフで宮本プロとの名連載があり、その後、ドライバーの連載まで始まって・・・要は、ドライバーからアプローチまで全ての著書・レッスン書があったので、頼るならこの人だという気持ちになったからです。

正直、レッスンプロの著書はあまり魅力を感じられず、やはり学ぶには憧れの気持ちが大切だと思います。

で、肝心の魅力です。
  1. ショートゲームの達人
    1. ツアープロが認めるパッティング巧者
    2. リカバリー率、サンドセーブ率上位のシンプルかつ確実な寄せ
  2. 片山晋吾プロと並ぶショートウッド使い(最近UT派になりましたが)
  3. 代表的なフェードヒッター
  4. チーム芹沢の素敵な人間関係
  5. 飾らず、楽しいお人柄
僕の場合、ショートゲーム巧者になりたい、FWを使いこなしたい、フェードヒッターになりたい、という漠然としたイメージがあって、そこにピッタリはまったのが藤田プロでした。「フェアウェイウッド進化論」という藤田プロの好著がありますが、男子プロがFWの本を出すなんて他では考えられない。

その後、ドライバーでドロー打ち始めたり、ショートウッドをUTに変えてしまったりもありましたが、今も変わらず、お手本にする選手です。本人は「地味」だと謙遜しますが、まさにその地味だけどスコアはまとめてくるプレイスタイルこそ、僕にとっては学ぶことが多い。

今回のDVDの感想、学んだことなども、少しずつここで書いていきたいと思います。

番手別の飛距離-特にミドルアイアン

1年半前の投稿を見て思う。この1年半ぐらいで飛距離が伸びたなぁ。

この当時のMaxがそこそこの当たりでの基準距離かなあ。特にトレーニングとかしてないから、より芯に近いところに当たるようになって、球を少し捕まえられるようになったって感じかな。今の目安はこんな感じ。誤差±10yはあると思って番手を選んでいます。

1W(13):220y
2W(14):
4W(17):200y △
7W(21):190y △
9W(25):180y △
5I(28):165y ×
6I(31):155y ×
7I(35):145y △
8I(39):130y
9I(43):120y
PW(47):110y
AW(51):100y
SW(57):80y

正直なところ、4-7Iぐらいの番手はクラブも直前の調子で入れ替えるし、飛距離の内訳もかなり微妙です。特に5I代わりに使っている5Hが150-160yで、これだと7-6Iとかぶってしまう。9Wは距離のバラつきが結構あるし、ここら辺の番手で一定の距離を安定して打てるクラブがないなあと思う。

ま、だからこそミドルアイアンの練習を徹底してるんだけど。

ミドルアイアンに自信が持てれば、ボギーゴルフに徹するなら、ショートウッドでティショット、ミドルアイアンでレイアップ、ショートアイアンでグリーンを狙う、ぐらいで十分。ミドルアイアンに自信がないから、ティショットでドライバーを持たなきゃいけないし、2打目も長いクラブを使っているんだと気づいた。欠けているのはミドルアイアンの自信。「7Iで150y、6Iで160y、5Iで170y」が自信を持って打てれば、ボギーゴルフは簡単。

ミドルアイアンに自信をつけて「84」を達成しよう。

8/28-30のセッティング

8月28日から30日の3日間はゴルフ合宿。そこに持っていくバッグの中身。
  1. 1W Kamui Ashiri 420(13)
  2. 2W Mystery C-HT411(#FD/14)
  3. 4W Mystery C-HT311(#4/17)
  4. 7W Mystery C-HT311(#7/21)
  5. 4U Epon AF-901(25)
  6. 5H Mystery C-HT711Hybrid(#6/28)
  7. 6I TGF HandCraft Proto(31)
  8. 7I TGF HandCraft Proto(35)
  9. 8I TGF HandCraft Proto(39)
  10. 9I TGF HandCraft Proto(43)
  11. PW TGF HandCraft Proto(47)
  12. AW TGF HandCraft Proto(51)
  13. SW Mystery MW-102(55)
  14. PT TGF Newton Proline
主に使うのは、1W/5H/8I-AW/PTの7本かな。別に競技ってわけでもないし、5Iもバッグに入れておいて、ラウンドでは積極的にミドルアイアンを使っていこう。FW/HB/UTといったお助けクラブを使った方が楽だけど、ミドルアイアンも実戦で使って行かないと上達しないかな、と、

Mystery C-HT411 #FD(14度)


新クラブを購入。

(Head)Mystery C-HT411 #FD(14度)
(Shaft)Noble EPP(工房オリジナル)
(Grip)スリックフィット

シャフト、グリップは1W/4Wと共通。1Wが43.75inch(短っ!)で、4Wは42.25inch。ま、この間であれば後はお任せで。一応、ヘッドが効く方が好きなので、調整で少しだけ重くしてくれるとのこと。具体的にはどうすんだろ?鉛?ジェル?ま、それも工房任せ。妥協のないベストな仕事をしてくれると信頼しているので。

あまり気が進まないクラブではある。ラウンドでの使用頻度がそれほど高くないだろうし、難しすぎる可能性もある。ただ、いつかは作りたい番手で、ミステリーから気になるヘッドが出て、さらに、愛用シャフトがもう在庫のみとなると、今つくるしかないか、というのが正直なところ。

でも、作るからには徹底的に活用するのみ。

ついでに、Mysery C-HT211の#FD(14度)も組んでもらうことに。これはヘッドを中古で入手して、シャフトは持ってたのと差し替え。C-HT411よりだいぶ難しいヘッドだろうけど、これも一度組んでみずにはいられないのでこの機会に。

仕上がりは来週。楽しみ楽しみ。

小さな収穫

小さな収穫

最近、「つま先体重」の悪いくせに気づく。つま先寄りに体重をかけすぎて、バックスイングで前のめりになったり、ふらついたりする。当然、軸もブレてまともなスイングにはならない。「拇指球」に体重をかけるという人もいるけど、自分の場合、カカト側に体重をかけるぐらいの意識で、とにかく下半身をどっしりさせることが良いスイングにつながる。「クラブも自分も低重心」ってやつ。

で、今日気づいたのは、ボールから離れて立つと、つま先体重の悪い癖が出やすいこと。もちろんバランスなんだろうけど、ボールに近く立った方が足裏全体に体重をかけて、どっしり立ちやすい。

これも小さいけど、大事な収穫

大きな収穫

今日も引き続きPW/7Iの振り子スイングの徹底。7Iがイマイチなのは当然として、PWもちょっとおかしい。全体的にフック回転だし、左に引っ掛ける率が高い。引っ掛けスライスならともかく、引っ掛けフックは絶対にスコアにならない。

PWでも球を捻っている感じだから、どうにも困って、グリップがフック(ストロング)すぎるのかな、少しフック度合いを緩和しようかな、なんてグリップ修正まで頭をよぎる始末。でも、ここで思いとどまったのがよかった。

飛距離は伸びている。1年前はフルショットで打ってた7Iで130yが、今では8割振らない程度で届く。方向性にこだわっていけば、7Iで150-160y、5Iで170-180y運べる日が来ると信じて愚直に練習を続ける。コンパクトなスイングでもいろんなミスが出るから、それを1つずつ修正しながら地道な作業。

ふと、出球を整えようと思った。出球も曲がりもひどいけど、とりあえず出玉だけ揃えようと。曲がりは無視して、とにかく出球を揃える。で、ふとプロのレッスンを思い出す。調子が悪くなるたびに、ハーフショットで、クラブを上げる位置を確認することと繰り返し言われた。

意識してみると、少しアウトサイドに上げる傾向があった。体幹で上げているつもりが、少し腕を使っていたようだ。意識して修正すると出球が真っ直ぐ揃い始める。不思議と曲がりもほとんどなくなる。意識してアウトサイドに上げてみると、面白いように引っ掛ける。

背骨付近にイメージした軸を中心にした回転スイング。ナナメでんでん太鼓。このイメージ自体はだいぶできてきたようだ。アウトサイドに上げると、自然とアウトサイドから下りてくるのは、ある意味、上げたとおりに下ろせてるわけで、そういう意味では悪くない。あとは正しい位置に上げるだけ。9時から3時のビジネスゾーン。この部分の正しいクラブの動き、体の動きを徹底的にやること。

上手く上がると真っ直ぐ打てるけど、「あっちょっと外かも」と思うと案の定引っ掛け。地道に気長に体に覚えこませるしかないのかもしれない。

気分転換にちょっと5Iをフルショット。いきなりだと心配なので、何回か素振りして打ってみる。過去ベストぐらいの当たりで、180yにちょっと届かないぐらいの球。驚いてもう一度打ってみると全然ダメ。さっきのは何だったんだろうと試行錯誤して気づく。

ターゲットに向かって素振りをするときに1回ではなく何回か連続素振りをする。そのときに、フォローから戻ってくる、慣性で上がったトップがとてもいい位置。軸に対して素直に上がっている。「これだ。」と思って、フォローからバックスイング→トップの位置を確認して打つのを何回か繰り返してみる。もちろんミスもあるんだけど、明らかにナイスショット率が上がった。

ターゲットに向かったフォローから、振り戻して、慣性の中でバックスイング、トップの形を体に感じさせて、それを忘れないうちにサッと打つ。

バックスイングの型が固まっていない段階での対症療法かなと思うけど、これは実践で使える。

5I以外のクラブでもいろいろ試してみた。どれもこれもいい当たりが出る。最近全然当たらず困っていた4Wも会心の当たり連発で、210yぐらい飛んだのもあった。今日の収穫はでかい。

とりあえず収穫を整理。これは絶対に忘れちゃいけない。

  • 真っ直ぐな出球にとことんこだわる。曲がりは気にしない。
  • ビジネスゾーンのクラブの位置にとことんこだわる。(できていると勘違いしない!)
  • ターゲットを具体的にイメージして連続素振り。慣性の中でバックスイングの動き、トップの形を体に覚えさせる

2011年8月17日水曜日

銀のゴルフ

『銀のゴルフ』1〜3巻(ゴルフダイジェスト社)を図書館で借りた。中部銀次郎さん自身の著書は愛読書だけど、これは本人の著書じゃないし、マンガだし、大判だし、買うのは躊躇していた。たまたま寄った図書館で見かけたのでホイホイ借りてみた。

どこからどこまでが実話、中部銀次郎さん本人の言動、考え方なのかは定かではないけど、まあまあ参考にはなるので、細かいことは気にしないことに。

基本的には『もっと深く、もっと楽しく』、『ゴルフの真髄』の2冊に書かれていることに尽きるけど、時々、その2冊には書かれていないこともあったりする。マンガだけに読みやすいけど、その分、サラっと読んじゃうかな。

改めて、中部銀次郎が好きだなと思えた本でした。

息子に「ばーか」、ボールより前に出る人に対して「死にたいの?」、スイング中に視野に入ることに対して、「じゃま」、「人が打つときチョロチョロするな」など、全く飾りのないぶっきらぼうな物言い。真似しちゃうかも。

ま、そんなところはさておき。やっぱりラウンドする上で重要な心構えを学べる本ではある。本棚に余裕ができたり、文庫・新書版が出たら買うかも。

2011年8月15日月曜日

CG16ツアーアイアン

クリーブランドの「CG16ツアーアイアン」がかっこよすぎる件について。

http://www.clevelandgolf.co.jp/club/irons/CG16_tour_iron.html

小顔のポケキャビで、何と全番手「黒」。うーん、かっこいい。かっこよすぎる。

ロフトはPW46度の4度刻み。プロだとPW48度が多いのかな。ま、今の超ストロング傾向からすると、ノーマルロフト。シャフトは当然のDG。体力のある上級者向けだなあ。

かなり欲しいけど、惜しむらくはAW/SWがないこと。お陰さまで何とか踏みとどまれそう。

倉本本2

『90を切る!倉本昌弘のゴルフ上達問答集』(日経ビジネス文庫)は名著。アベレージゴルファーに必要なのに、欠けているゴルフの考え方を分かりやすく教えてくれる本。

で、この続編が待ち遠しいということを以前書きました。

僕の予想より2か月早く、『シングルへの道 倉本昌弘のゴルフ上達問答集』が単行本化されていた。ちょっと今年の前半はゴルフモチベーション低下していたので、完全に見逃していました。

書斎のゴルフの連載は断片的に読んでいたけど、今度はどうかな。ちょうど80台を達成して、ここから先に必要なことを考え始めた時期だから、楽しみ楽しみ。

早速、明日、本屋巡りしてみよう。

2011年8月14日日曜日

7Iの残酷な現実

早速、練習場に。7Iのハーフショット練習を開始。

想像以上にひどい内容。ハーフショットもままならない。小さな振り幅なのに、まともに当たらない。ダフリと引っ掛けフックが多い。試行錯誤してるうちに、シャンクまで出始める始末。納得できるまともな当たりは10回に1回、いや、20回に1回がいいところ。

スイングがメチャクチャになってしまったと思って、PWに持ち替えると、ビシバシ当たる。8Iもフルショットでもいい当たり。単に7Iが打てていないだけだった。ショッキングな結果。

7Iさえまともに打てない。残酷な現実。

正直なところ、7Iは「使えるクラブ」という認識だった。自分の飛距離を前提にすると、Par4の2打目でグリーンを狙うには飛距離が足りない、刻むには中途半端、Par5の2打目はもう少し飛ぶクラブで運びたいという感じで、使用頻度は高くない。しかも、実戦では左右に曲がったとしても、リカバリーできる状況なら「ミス」と認識・記憶されにくい。他方、真っ直ぐ、ビシッと打てたときは鮮明に記憶に残る。

結局、こういう条件下で良い記憶だけが残って、「7Iはそこそこ打てる」と勘違いしていただけ。残酷な現実。

腰から腰、肩から肩の小さな振り幅でも、ミスが続くだけでなく、ミスの内容もバラバラ。要するに、スイングが全く固まっていないということ。

腰から腰のスイングでトップ、フィニッシュのポジションを確認しながら、丁寧にスイングを作っていくしかない。PWでこの練習は徹底的にやったから、当然できてると思ったけど、番手が変わるとできなくなるようだ。最初は意識してなかったけど、どうも外に上げて、アウトサイドインに下ろしてくる引っ掛けがとまらなかった。

基礎練習を100球やったけど、収穫は現状を正しく認識できたことぐらい。「向上・改善」は感じられなかった。気長にやるしかない。

ただ、何球かフルスイングしたとき、ビシッと真っ直ぐ150y飛んだ球もあった。これを十中八、九の確率で打てるようになれば、大きな武器になる。確実にゴルフが簡単になる。やる価値のある練習。

PWの振り子スイングの練習を始めたのは1年以上前。過去ログで確認すると、2010年7月4日2010年7月10日。1年経った最近になってようやくPWに自信が持てたところ(もちろん現在の腕前なりに、だけど。)。ミドルアイアンも「成果を実感できるのは早くても1年後」という覚悟で、地道な練習を積み重ねていこう。

ミドルアイアンの集中特訓

以前、ダボ撲滅の課題をこんな感じに整理しました。
  1. ティショットのフェアウェイキープ。
  2. 160y-200y程度のセカンドショット
  3. 8I以下は1オン2パッとの3打で上がる。
  4. ガードバンカーは一発脱出でグリーンオン(できれば2パット圏内)
  5. スイング向上(ダフリ撲滅)
1、3、4はいいと思う。5は課題と言いつつ、抽象的すぎるから無視。

問題は2だ。これはダボ撲滅というより、パーを狙うために必要な技術だと思う。改めて眺めてみると。

ダボ撲滅には「150y前後をポーンと安定して運ぶ」ぐらいで十分で、そして、それが今のゴルフに欠けている。150yを2回、ポーン、ポーンと運べば300y。ティショットが180-200yなら、どんなに長いPar5でも飛距離的にボギーオンできないはずがない。パーオンは難しいかもしれないけど。

90を目指す過程で、ドライバーとショートアイアン(8I以下)にはそこそこ自信がついてきた。次は、ミドルアイアン(5-7I、5Iは5HでもOK)に自信を持つ番だ。

PWの小さなスイング中心の練習メニューに、ミドルアイアンの基礎練習を追加して、ダボを撲滅し、1つ上のレベルにステップアップしたい。

2011-08-29のセッティング

今日の練習を踏まえてクラブ入れ替え。
  1. 1W(13)
  2. 4W(17)
  3. 7W(21)
  4. 4U(25)
  5. 5H(28)
  6. 6I(31)
  7. 7I(35)
  8. 8I(39)
  9. 9I(43)
  10. PW(47)
  11. AW(51)
  12. SW(57)
  13. PT
  14. 5I(28)
  • 4W/7Wはティショット限定。
  • 9Wは抜く。
  • 4Uは原則使わないけど念のため。
  • 練習がてら2打目ではミドルアイアンを多用する。
  • SWはグースタイプのMysteryのMW-102に。
まだ迷いは多いけど、とりあえずこれで練習、ラウンドを重ねよう。

バンカー対策とSW

今日は久しぶりに練習場でバンカーの練習。過去集中的にバンカーの練習をしたときのまとめなどを読んで、一定時間バンカー内で過ごせば、ガードバンカーに対する不安はほぼ解消。

時間の経過とともに、考え方・感覚が希薄化していくのはしょうがない。希薄化を感じたときに、しっかりと考え方を確認し、バンカーの中で一定時間を過ごして、感覚を取り戻す。そういう当たり前のことが大切だなとしみじみ。

ミドルアイアンの基礎練習

久しぶりに練習して現実を思い知る。80台が出て思い上がっていたけど、いろんなクラブがまともに打てていない。まともに打てているのはドライバーと8I以下だけだった。ある意味実戦的ともいえるけど。

7Iはフルショットはもちろん、ハーフショットでもまともな当たりが続かなかったり、球がバラついたり。

練習メニューに7Iの基本練習を追加しようと思う。7Iを「腰から腰」の範囲で振って、50y前後を真っ直ぐ打つ練習。『スコアアップの急所・再発見』(藤田寛之・宮本勝昌、学研)でスイング作りの練習法として紹介されているもの。

今は、この練習をPWでやってるんだけど、7Iもメニューに加える。

前回ラウンドでは7Iで150yが打てた。基本練習を継続して、7Iで150yが安定的に打てれば、1W→7I→7IでPar5のパーオンも狙えるはず。長いクラブを練習したい気持ちも強いけど、ここでしっかりとミドルアイアンに自信を持とう。

アン・ソンジュの右足

撮りためてた女子プロの試合の編集作業をした。有村さん、茂木さん、西山さんのとこを中心に残した。

で、編集作業中に改めて見て、アン・ソンジュの右足の粘りは半端ないなあとしみじみ思う。

完全に振り抜いてから初めて、右足のかかとが浮くんだから、とんでもない。

教わっているプロからも、確かにそうならったけど、実際にできてる人なんか見たことない。そういうイメージで、ってことだと思ってたけど、本当にできる人もいるんだなあ。

まずは素振りであの右足の粘りのイメージをつかんで、少しずつ、スイングに取り入れてみようと思う。

ま、アン・ソンジュのスイング全体はあんまり好きじゃないし、ドロー打ちの人なんで、合わないならすぐやめるつもりで取り組もう。

2011年8月11日木曜日

SWの位置づけ

いつもお世話になっている工房で延々と立ち話。希望のSWについて。

マスダゴルフのグースのSWと小ぶりなSWを眺めながら、これのいいとこどり(小ぶりでちょいグース)があればいいのにと言ったけど、そんなのはないなあとのこと。

SWはエキストラクラブ、他のアイアンとは違う別のクラブと考えた方がいいとのこと。ま、そうなんだろね、とは思う。

結局、今のセットのPW/AWに大満足だからしょうがない。

ってことで、いっそ、つながりを意識せずに、むしろ大胆にシャフトやらスペックやら変えてしまった方がいいかもね、という結論になった。

SW放浪の旅はまだまだ続く・・・か?

2011年8月10日水曜日

SWに求めるもの

まず、僕の場合、SWを使う場面は2つしかありません。ガードバンカーと「どうしても上げる必要がある」場面。普通のアプローチでSWを使うことはまずないし、フルショットで使うこともない(PW/AWのコントロールショットにする)。

基本的な認識としてSWは難しいと思っています。ロフトが多すぎてしっかり球がつかまる感じが分からない。特注で55度のロフトにしているけど、それでもAWと比べて距離のバラつきが大きく、難しいと感じる。

正直、SWとしての易しさ、というのはよく分からない。ストレートネック、ティアドロップ、丸いエッジ、ラウンドソールとかいろいろ言われてもよく分からないし、「易しい」とか「使いやすい」とか感じることがない。

もちろん技術レベルの問題なんだろうけど、実際メリットを感じられないんだから、しょうがない。

自分にとっては、AWのロフトを4-5度寝かせて、その分バンスは大きくなってて、少し重くなりました、ぐらいの、自然な番手の流れのSWが理想といえる。アイアンセットとしての易しさ、アイアンとの違和感のなさの「易しい」と感じます。

現在は、4I-AWのセットを使っている。イメージとしては、タイトリストのAP2に近い、小顔のポケキャビです。できれば、このセットにSWがあればいいんだけど、そもそもラインナップにない。

ということで、以前からアイアンセットのSWを物色していました。特に上級者向けの小顔なアイアンセットのものを。ただ、そういうセットにはAW/SWはないのが普通で、半ばあきらめ気味。

90切って、またゴルフ熱が上がってきたので、久しぶりにGDOを見ると、R9 ForgedのSWが特価に。思わず購入してしまった。

ロフトは55度で、「比較的」小顔、バックフェイスもキャビティで、歯も出ていない。もちろん元々のセットじゃないから、完璧とはいえないけど、結構、イメージに近いものが入手できたかなと思っている。

とりあえずリシャフトして、練習場で打ち込んでみようと思う。世間的に「名器」と言われることはまずないクラブだろうけど、自分的名器になればなあと結構期待。

2011年8月8日月曜日

過去ログ引越し

GDOブログの過去ログを引越し。移行ツールがないので1件ずつの手作業。暇なときに少しずつやっていきます。

名前はブログでもSNSでもいいんだけど、記事のカテゴリ分け、ラベル貼りができないのは不便でしょうがない。自分自身で見直すために書いてる面が強いからなぁ。

GDOさんも思い直してブログに戻してくれないかな。ま、今さら戻るつもりはないけども。


  • 2011.08.10
    • 2010年の1-6月分、11、12月分の引越し完了。残すは7-10月分だけど記事が多いので大変。
  • 2011.08.14
    • 2010年の7-8月分を引越し。24時間以内の投稿数が一定数を超えると、投稿に制約がかかる(画像の中の英数字を入力させて、自動投稿ではないと判別する手続が必要になる)ので、面倒だから作業中断。
    • 投稿制限が解除されたので一気に残りの引越しを完了。あーちかれた。
    • GDOにブログの削除依頼をした。何だか寂しいね。
  • 2011.08.15
    • GDOブログが削除されていることを確認。何だか寂しいなあ。100切り目指して、ガンガン練習してた頃、練習の成果が出ず悶々としていた頃、クラブについてあれこれ考えていたこと、いろいろ思い出すなあ。さよならGDOブログ。

2011年8月7日日曜日

セッテイング

現在のクラブセッティングについて覚書的メモ。

  1. 1W(13) 210-220y
  2. 4W(17) 190-200y
  3. 7W(21) 180-190y
  4. 11W(25) 170-180y
  5. 5H(28) 150-170y
  6. 6I(31) 150-160y
  7. 7I(35) 140-150y
  8. 8I(39) 130-140y
  9. 9I(43) 120-130y
  10. PW(47) 110-115y
  11. AW(51) 100-105y
  12. SW(55) 85-90y
  13. 4U(25) 160-180y
「1Wでティショット、4U/5H/7Iで前に運んで、8I-AWでグリーンを狙う」というのが典型パターン。時々、4U/5H/7Iでグリーンを狙うことも。この8本さえあればスコアは変わらないと思う。

4W/7W/11W/6Iの4本はほとんどお飾りで、SWもバンカー以外ではほぼ使わない。無いなら無いなりに何とでもなるとは思う。3-5I相当の番手はFW/HB/UT/Iのどれベストかよく悩むけど、実際のところあまりスコアには影響してなさそう。

ダボ要因

ダボパターンを思いつくままに殴り書き
  1.  ティショットをOB。いきなり2打のロス。ダボオン・1パットのボギーになる可能性はバーディ率と同じ(要するに限りなくゼロに近い)。ダボで収まれば御の字とも。TSのOBは典型的なダボパターン。これは純粋に技術の問題。
  2.  セカンドショットをOB。ティショットと同じく2打のロス。典型的なダボパターン。技術の問題と、マネジメントの問題どちらもあるかな。
  3.  セカンドショットをウォーターハザード(池、クリーク)。OBと違って、前進できるから「2打のロス」まではないけど、次で乗せてもダボオン。かなりの確率でダボになる。これも技術の問題と、マネジメントの問題。
  4.  パーオン狙いがガードバンカーに入り、そこからトラブル。例えば、ザックリやって、脱出に2打を要してダボオンとか、ホームランやってOBになりトリオンとか、一発で脱出してもオーバーやショートでグリーンに乗らず、次で乗せてダボオン。「ガードバンカーから一発で出して、2パット圏内に乗せる」ができれば、ボギーに収まるけど、そこに自信がない。これは技術の問題。でも、難しければパーオンを狙わない選択もあるから、マネジメントの問題でもある。
  5.  ボギーオン狙いがガードバンカーに入り、砂イチができずにダボ。砂イチができないのはしょうがない。問題は、ボギーオン狙いのショットをバンカーに入れてしまうこと。グリーン周りならまだ寄せワンもありえるけど、砂イチ率は限りなくゼロに近い。これは純粋に技術の問題。ボギーオン狙いの状況でガードバンカーに入れるようなショットは許されない。
  6.  ボギーオン3パット。パッティングの技術の問題でもあり、3パットするようなところに乗せたアプローチの技術の問題でもある。ボギーオン狙いの状況は、8I以下でグリーンを狙っているはず。8I以下には絶対の自信を持つべき。これは技術の問題。
  7.  長いホール。例えば420yのPar4や540yのPar5。しかも上ってたりする。こうなると単純にパーオンが狙えず、ボギーオン狙いになる。すると、5や6のパターンになる。ティショットの距離が足りないというよりも、セカンドショットの問題。FWが上手く使いこなせてない。セカンドショットは150yクラブになることが多いけど、これでは長いホールでは飛距離不足でとてもパーオンが狙えない。技術の問題。
  8.  ティショットを林や傾斜に打ち込む。OB程ではなくても、横に出すだけになると実質ワンペナ。曲げた分、飛んでないから、残り距離を考えるとワンペナ以上かも。この場面もFWが上手く使えれば、挽回してボギーになるかもしれないけど、FWが上手く使えないから結局、ダボパターンになっている。ミスと技術不足の複合要因かな。
  9.  ダフリ。特にボギーオンを狙う場面でのダフリは即ダボにつながる。セカンドショットのダフリも、ダボオンになりがち。純粋に技術の問題。これは少し前に苦しんだけど、最近は克服気味かな。
今、パッと思いついたのはこんなところ。ここから見える課題を整理。
  1. ティショットのフェアウェイキープ。
  2. 160y-200y程度のセカンドショット
  3. 8I以下は1オン2パッとの3打で上がる。
  4. ガードバンカーは一発脱出でグリーンオン(できれば2パット圏内)
  5. スイング向上(ダフリ撲滅)
現時点で最も効果が期待できそうなのは4かな。1、3、5はずっと取り組んでいるテーマで、特に新しく何かをするという訳ではない。2は重要だけど、一朝一夕にはいかない。FW/HB/UTのどれがいいかというクラブ選択から始まって、実戦で使える状態までになるには、数ヶ月から1年かかる課題かなあ。どんなに長いホールでも、1回の小さいミスならボギーオンは狙えるはずだから、2以外の課題を優先して、2は気長に取り組むしかないかな。

ということで、これまでのドライバー、8I以下の練習は継続しつつ、バンカーショットの練習に集中的に取り組んで、少しずつ、長い番手の練習を始める。こんな感じで練習を増やしていこう。

「84」戦略 ダボは許されない

これまでの「90」を目指すゴルフはボギーペースのゴルフ。ダボが出たら、パーで帳消しできれば、達成できる数字だった。パーの数の方が多ければ、その分だけ90から凹ますことができる。

でも、「90」を達成して、ここから先は「ダボは許されない」ゴルフを目指す必要がある。

90から1つでも凹めばいい、訳ではなく、いくつ凹ませられるか、というゴルフ。

1つのダボでパーが帳消し。バーディーが出ないと、パーが1つ余分に必要になる。プロでもあるまいし、そんなことは狙ってどうにかなることではない。

ここから先、ベストを更新して、スコアを良くしていくためには、「ダボは徹底的に回避、ボギー死守」が至上命題になる。しかも、最初からボギーセーブを考えるというよりも、パーを狙いつつ、ダボは出さないというゴルフ。

パーを取れるゴルフ、と考えると道は長い。やるべきことが多すぎて、ちょっと手に負えない気はする。まずは、ダボを出来る限り少なくする、という点に課題を置いて、練習課題を探そうと思う。

2011年8月6日土曜日

「84」戦略

「90」を達成したので、次の目標設定を。これまで「153→144→135→126→117→108→99→90」と9刻みできたので、次は「81」かな、と。

でも、ちょっと考えると厳しい。ハードルが高すぎる。これまでボギーセーブのゴルフをしてきて、いきなり9Hでパーを取れと言われても。ダボが出たら、さらにパーを増やす必要があるし。

ってことで、少しハードルを下げることに。

18Hで6個、つまり3Hに1個パーを取って、残りはボギーセーブの「84」を目標にしようかと。

3Hに1つパーを取る。言い換えると、3H毎に、1パー、2ボギーの2オーバーを目標にする。

1ラウンドで6パー以上なら過去3回達成している。直近2ラウンドは7パー。となると、あとはダボ以下をなくせば、十分達成できる目標になる。

これをクリアしたら、次は、3Hで2パー、1ボギーの「78」を目標にしよう。予定より、細かくステップを分けることにはなるけど、現実的な目標設定で、モチベーションを維持しないとね。