最近,ハンク・ヘイニーの『オメーラ・レッスン』という本を読んでいます。軸となる考え方のしっかりした,骨太なレッスン。奇をてらわず基本に忠実。好きなタイプの本。
この本の中で「方向取り」と「アラインメント」は違う,という指摘がありました。
方向取り:ターゲットに正確に向いているか
アラインメント:体全体が同じ方を向いているか
だそうな。で,方向取りよりもアラインメントの方が大切。フェアウェイにもグリーンにも幅があり,多少方向取りがずれても大きな問題はないが,アラインメントのズレ(例えば,肩のラインは右,腰のラインは左といった体のラインのズレ)は,大きなミスにつながり易く,問題だということらしい。
なるほどと思った。いや,本当にそうかどうかは別だけど,気の持ちようとしてそう考えてみようかと。
つまり,正確に向けているか少し右を向いていないか,と考えるより,体全体が同じ方向に向けているかどうかに集中して,あとは「方向取りはできているはず。多少ずれていても大した問題じゃない。体の向きに合わせて信じて振り抜こう。」と考えた方が,結果はいい気がする。
で,思い出したのが,最近,流行りのアラインメントスティック。雑誌でよく記事になっているけど,石川遼や有村智恵がラウンド中もバッグに入れているのを確認した。気になる,気になる。
アニカ・ソレンスタムはクラブを足下に置いていたらしいけど,それは何か気分がのらないし,そもそもシャフトは太さが一定じゃないし,ヘッドとかグリップとかついてるし・・・。でも,市販のアラインメントスティックは高すぎるし(特に石川遼モデルのオレンジのやつ・・・)
と思って,ホームセンターで買ってきました。家庭菜園用の緑の棒(タキロンの「新ねぶし」?)と十字にジョイントするための金具(同じくタキロンのクロスクリップ)。合計で800円弱。激安。
今週末はこれを持って練習場で打ち込んでみようと。
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