「4スタンス理論」という考え方があります。大雑把に言うと、人をその体の使い方の特性(クセ)で4つのタイプ(A1/A2/B1/B2)に分類して、その特性に応じた体の使い方をしましょう、別のタイプの動きをしようとしても上手く行きませんよ、という考え方です。
僕は、3年前の2008年夏、ゴルフを初めて比較的間もなく、この考え方を知りました。縁あって、太平洋クラブ御殿場コースの北川裕規ヘッドプロから教わりました。僕は典型的なB1タイプ。
教わった当初は、納得・感心したのですが、逆に、特に学ぶ必要はないと感じました。というのも、人それぞれタイプがあって、「一般に型とされている動きより、自分が気持ちいいと感じる動きを大切にしましょう」ということですから、わざわざ理論として学ばなくても、変に頑張って型に入れようとせず、練習の結果スムーズに動ける形を身につければ良いということになってしまうからです。また、日頃教わっているプロも僕と同じB1だったので、日々の教えを信じていいと。
基本的に1人の人から教わるのがいいと思っていて、頼んでもいないのにあれこれ口出しする人は嫌いなんですが、そういう人に対して、「アドバイスとしては一応聞くけど、それを試すかどうかは自分なりに考えてから。」という態度が、理論武装できて助かるな、ということは当時から思っていました。
ただ、最近、つま先寄りの体重になると前後のバランスを崩しやすく、カカト体重を意識した方がいいとか、体重移動は全く意識せず、その場でくるんと回るナナメでんでん太鼓のイメージなど、自分なりにたどり着いた答えが、4スタンス理論と合致することがかなり多かったです。
そこで、ヒントを求めて、ちょっとだけ4スタンス理論をかじってみようかなと思います。
参考文献は、「ゴルフ4スタンス理論」(廣戸聡一監修)、「あ・うんのゴルフ」(横田真一・廣戸聡一著)と、2008年以降雑誌で見かけて切り抜いてあった4スタンスの記事などなど。
現在、スイングは自分史上最高の状態にあるけど、グリップと、ボールと体の距離がイマイチしっくりこず、違和感(無理に型にはめ込んでいる感)が多少ある。ザッとナナメ読みした感じでは、その違和感は正しくて、修正した方がしっくりくるのかなと思っています。
ま、4スタンスも全面的に信じている訳ではないので、少しずつ試しながら、実際にスムーズに振れて、結果が良いかを探り探りの練習が続くのは、これまでと変わらないんだろうけど。
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