2010年2月27日土曜日

ラウンド結果

雨の中,今年4回目のラウンド。スコアは107でかろうじて108切り。100切りの道は遠い。

2Wが好調で200y前後飛んでいた。220y超の当たりも2回。ティショットの出来としては十分。アイアンショットもぼちぼちだった。今日はパットとアプローチがイマイチだった。雨の中のラウンドでパット数40。最低でも36以下にしたい。そのためには,3パットをなくすことが大切。

ラウンド終了してから初めて気がついたけど,「+4」以上の大叩きが1回もありませんでした。これは初めてのこと。次回もこれは継続したい。

2010年2月23日火曜日

戻しやすい形

今日はレッスン日。何だかんだで3週間ぶりになってしまいました。ゴルフを始めた当初から,かれこれ1年以上教わっていますが,何度も何度も同じことばかり言われている気がします。もちろん,こちらの覚えが悪いのが原因ですが。

プロの教えの根幹は「戻しやすい形のバックスイング」に集約されるように思います。

今日指摘されたのは,バックスイングで腰が回りすぎとのこと。下半身は全く動かさないぐらいのつもりで,上半身を捻れば,引っ張られて下半身もある程度回る。その程度で十分だから,「下半身は動かさない」意識がよい,とのこと。逆に,下半身を回しすぎると,インパクトの際に戻すのが難しい。無駄な動きを減らせば減らすほど,アドレスの形を再現しやすくなり,ミスが減るとのこと。もちろん,「インパクトはアドレスの再現ではない」ということは前提。

バックスイングの上半身の動き,切り返しの動きは良くなってきたから,あとは下半身の無駄な動きをなくすこと。

珍しく褒めてもらえたのでちょっと自信になりました。

愚痴になりますけど,レッスンが月曜日ってのはどうにかならないかな。。。せっかく教わっても,土日までに忘れちゃうんですよね。平日の練習時間確保は難しいし。愚痴ってるヒマがあれば,短いクラブで素振りしろって話だと思いますが。ま,がんばろう。

次回ラウンドの14本

今週末,ラウンド予定です。今年4回目で,月2ペース。

「①2W(13)/②4W(17)/③3U(22)/④4U(25)/⑤5I(28)/⑥6I(31)/⑦7I(35)/⑧8I(39)/⑨9I(43)/⑩PW(47)/⑪AW(51)/⑫SW(55)/⑬PT」の13本は固定。

14本目はドライバーを入れようと思います。TaylorMadeのR9(10.5)。チャンスがあれば,1回思いっきり振ってみようと思います。スコアがまとまってたら,守りに入って使わないかも。

2010年2月22日月曜日

練習場の距離表示

よく行く練習場が3箇所あります。2つは以前から通っていて,1つは最近知って通い始めたところ。その最近通い始めた練習場が,どうやら距離表示がおかしいらしいことに気がついた。

いや,厳密に言うと,どっちが正しいのかは分かりません。いずれにしても,最近通い始めたところは,他の2つに比べて,100yの距離表示が遠いっぽい。150yは多分いっしょぐらい。

どうも最近飛距離が落ちたなあ,なんでかなあと思っていたんだけど,久しぶりに他の練習場に行ったら,全く,飛距離が落ちてない。むしろちょっと飛んでるぐらい。

自分の目で見て分からないようではダメとも言えるけど,練習場の距離表示を真に受けて,「100yに届かせよう」という練習をやることがいかに馬鹿げているか,よく分かった。

2010年2月21日日曜日

覚書

藤田プロの誌上レッスンを見かけたので覚書メモ。

①ボールの右側に立つ。
ドライバーを打つ場合,ボールに向かう意識だと右肩が前に出て,肩・腰がオープンになってしまう。ボールの右側(右利き想定)に立つ意識が大切。

②頭をボールの右側に残す。
ダウンスイング,インパクトにかけて,頭をボールの右サイドに残す意識。残したアゴの下に右肩が入ってきて,肩に押される形で頭を回していく意識。

③ナナメの景色を持つ
フィニッシュまで前傾を維持し,右目が下,左目が上の,ナナメの景色を覚え,その形をいつも作ること。

幻のAF-502

工房さんに相談してみたけど,やはりAF-502は5I-PWの6本はセットなので,バラでは入荷できないとのこと。残念無念。

一応,工房で7Iのヘッドを手にとって見てきたけど,AF-901と比べて小振りで,シャープなイメージ。エースアイアンとのつながりはよさそう。AF-502の番手で言うと,#4(22),#5(25),#6(28)の3本を3-5I代わりにバッグに入れたいなという気分になった。易しさ,球の上がりやすさではAF-901の方が上だそうな。

ま,いずれにしても単品入手は難しい模様。セット価格10万円超は目当てが1,2本では払えない値段。AF-502はストロングロフト仕様なので,アイアン一式入替えも考えられない。

ということで,今すぐどうこうはなくなった。5Iをしっかり練習して球が上がるように頑張ろう。ただ,「飛ばそう」,「上げよう」はスイング作りの最大の敵。上げること自体を目的にせずに,シュアなスイングで効率よく打つことだけ考えよう。

5Iの代わり

5Iの代わりの続き。

芝の上から打つのは4W/3U/4U/5-9I/PW/AW/SWの11本。最近ようやく,全番手マットの上から打てるようになりつつある。ただ,グリーンに直接落として,止まるかどうかとなると,3Uと5Iにはやや疑問。3Uはまた別に考えるとして,5Iをどうするか。

できればアイアン型UTを入れたいと思っているけど,28度前後のアイアン型UTはなかなか見当たらない。そもそもアイアン型UTはハードヒッター,HSの速い人を想定しているからだろう。

・・・ということで,5Iで十分な高さが出せるように練習するしかないかと思っていたところ,EPON AF-502を知る。

AF-501の後継機種が出たことは知っていたけど,それがまさか中空アイアンセットだとは夢にも思わず。AF-901と同じEPONということで興味津々。番手が「6」になっているのがイマイチですが,まあしょうがない。

ちょっと工房で相談してきます。ただ,確か,EPONはアイアンヘッドは1本からは無理だった気がする。。。4(22)/5(25)/6(28)の3本だけなら考えても良いけど,6本,8本みたいなセットなら手が出ない。1本で何とかしてくれないものか。。。

上半身の脱力

最近,テイクバックの上げ方,コンパクトなトップ,切り返しの動きなど,「形」をかなり意識して練習してきたけど,その過程で知らず知らずのうちに上半身が力んでいたことに気がついた。

上半身に力が入っていたことによって,バックスイングの軌道も狂うし,切り返しも上半身から下ろしがちだし,動き全体にスムーズさがなくなる。

上半身,特にグリップをリラックスして練習してみたところ,特に長いクラブがかなり良くなった。上半身の脱力,無駄な力みを取ることは,スムーズなスイングに必要不可欠。

ただ,ショートアイアンだけは,イマイチだった。逆に,ある程度上半身のテンションを保って,8割程度のコンパクトなスイングを意識した方が安定していた。2種類のスイングをやるほど器用じゃないし,十分な練習時間もないので,ちょっと困りもの。上半身の力みをなくしつつ,コンパクトに振る。これが課題になりそう。

2010年2月20日土曜日

R9SUPERTRI試打。

TaylorMade R9 SUPERTRIの試打をしてみた。現在封印中だけど,R9は気に入っているので,それとの比較でどうか。

ヘッドは460ccだけど,シャフトは45.25インチと比較的短め。長尺は苦手なので,このぐらいの長さでとても振りやすく感じた。ヘッド形状もR9をそのまま大きくしたようなイメージで違和感はない。

マシン計測で,最大飛距離230y程度。飛距離的にはR9より劣る。全体重量が少し軽いせいか。インパクトで当たり負けするような感じがあった。あくまでR9と比べて。R9に比べて球が上がって,その分前に飛んでいないような気もする。まあ,もっと数打たないと分からない面も。

460ccだから,ミスに対する寛容さが売りなんだろうけど,それは20球程度の試打ではよく分からなかった。でも,R9で特に難しいとは思わない。

単純に良いクラブだと思うけど,現時点ではR9に軍配かな。

2010年2月14日日曜日

怪我の功名

夕方,練習に行った。昨日はラウンド前後に合計500球程度。今朝も,250球ぐらい打ったけど,どうしても右にすっ飛ぶ球の記憶が消えず,100球ほど打ってきた。

右肩を高い位置に保つ意識で,ティアップした球を打つ練習を続けたところ,かなりよくなる。とりあえず右にすっ飛んでいく球はなくなって,7Iで135yぐらい真っ直ぐ。ときどき,左に引っかけるけど,十分実戦に耐えられる程度。

ラウンド時のぐちゃぐちゃな状態からすると,1ヶ月ぐらいはスイングの変調に悩まされることを覚悟した。実際,過去にもひどいラウンドで,ラウンド中にその場しのぎの応急処置をして,スイングがぐちゃぐちゃになって,「その日の調子」にとどまらず,長く低迷・・・ということはあった。それを覚悟していた。ところが,あっさりと復調。むしろラウンド前よりずっといい状態に。まだ,プロに確認はしてないけど,自分なりに考えた分析と対策が当を得ていたようだ。

今回は100切りのチャンスと思っていただけに,ラウンド内容・結果にはかなり失望している。しかし,怪我の功名。1回のラウンドを棒に振ったにせよ,スイングについて大事な教訓を得た手応えあり。

ウッドクラブのティショットの時,「目とボールの距離を変えない」を意識すると,不思議とキレイに振り切れて,球も曲がらないという,自分の経験則がある。ただ,「目とボールの距離を変えない」を意識することによって,体がどう動いているのかまでは,正直,よく分からない。「軸を傾けない」というイメージでは,どう動けば軸がぶれて,どう動けば軸が保てるのかよく分からない。

少なくとも,自分の傾向として,ダウン始動時に右肩が右肘と一緒に下がることで,軸が右に傾く傾向があること,それがひどくなると,右にすっ飛ぶ球が出始め,ダフリが多くなり,上手く打てても,必要以上に球が上がる,ティショットは特に上がる,スムーズな腕のローテーション,肩・腰の回転が起きず,振り切れないなどの症状が出ること,改善のポイントは,ダウン始動時に右肩を高い位置に保つこと,下半身に引っ張られて,肩・腰を地面と水平に回すこと。レベルターン。

自分にとってはかなり重要な教訓を得たと思います。怪我の功名。

「右にすっ飛ぶ球」の克服

昨日のラウンドは右斜め45度にすっ飛んでいく球の連発で参りました。前回ラウンドでも,1球出て,隣のホールにすっ飛んで行って,「+4」の大叩きがありましたし,練習場でもちょこちょこ出ていたので不安はありましたが,ここまで連発したのは初めてでした。

「右にすっ飛ぶ球」というと,シャンクをイメージすると思います。実際,たくさんシャンクも打ちました。ただ,全部が全部シャンクという訳ではなくて,フェイスに当たってはいるけど,右にすっ飛んで行く球もあります。むしろ,そういう球の方が飛ぶ分だけ怪我がひどい。

ラウンド終了後,風呂にも入らず,ゴルフ場から練習場に直行しました。黙々と球を打っているとレッスン仲間のほぼシングルさんが登場。しばらくスイングを見た後,アドバイスを頂く。

ダウン始動時に右肩が落ちて,軸が右に傾いている。その結果,フェイスを開いたまま,振遅れ,フェイスターンもないまま当たっているとのこと。ダウン時に右肘を脇腹の方にグッと引きつけるけど,そのとき右肩まで下がっている,右肩の高さはそのままで,右肘だけを引きつける動き,とのこと。

言われてなるほど。ここ最近,球のつかまりが悪く,「インサイドからクラブを下ろす」を意識すればするほど,却って球が掴まらない感じでした。インサイドから下ろす意識が,右肩の下がりにつながってしまっていたことをようやく分かりました。

ダウン時に右肩をトップの位置に残すことを意識してティアップした球を打っていたところ,自然と腰から下で右肘が伸びていき,インパクトゾーンで腕の入れ替えが起きて,球が掴まるようになりました。なるほど,右肩が高い位置に残るから,こういう動きが自然にできるのか,と。

ここまで分かると,「軸を傾けずに,腰を水平(レベル)にターン」とか,「右肩をトップの位置に残す意識」とか思い出します。そういうチェック事項があることは知識としては知っているのですが,肝心の自分の動きの方が分からない。自分がどういう動きをしているか分からないので,どのような処方箋が有効かが分からなかったのです。

ただ,今回のことで,自分の中の違和感,ひどい結果が,自分自身の動きの認識とセットになりました。これはかなり大きな進歩。というより,ここまでつながって初めて進歩。自分なりに意識して練習するだけでもだいぶ良くなりましたが,より効果的なドリルに取り組みたいところ。次回レッスンでプロに相談してみようと思います。

今回のラウンド自体はかなりキツイ経験でしたが,得たものは大きいと思います。これまでも突如,右にすっ飛ぶ球が出て,応急処置をしているうちに,スイングがグチャグチャになることがよくありました。根強かった症状を特定し,その根本治療ができるチャンス。丁寧に取り組んで,根絶したいと思います。

2010年2月13日土曜日

ラウンド結果

富士宮GCでラウンド。121の大叩き。

ラウンド前練習からシャンク連発で,意識してスイング全体がボロボロでした。やればやるほどスイングがおかしくなって,打つ手なし。

ただ,最悪のラウンドの中にも収穫はあるもので,アプローチとパットは自己ベストの出来でした。ワンパットが8回もあって,パット数31。OKに寄ったアプローチも結構あった。もちろんショットが悪いから,アプローチが増えて,パットの条件が良くなっている面はあるんですが,これはこれでやはり自信になります。

アプローチ,パターの自信と同伴者に頂いた自家製パンだけが,今日の収穫。orz

(追記)GDOハンディが34から35にダウン。2009年11月以降「114→112→120→107(Par70)→127→125→101→118→111→103→121」と散々な出来。108切りでさえ,11回中たったの2回(※107はPar70なので実質109)。

2010年2月11日木曜日

セカンドセット

ひょんなことから中古でマッスルバックアイアン(4I-PW)を破格で入手。現在使用中の軟鉄小振りポケキャビと同じく,お世話になっている工房のオリジナル品。シャフトはNS1050のS。グリップはスリックフィット白。

しばらくはそのまま使って,マッスルバックのヘッド,重くて堅いシャフトを試してみようと思います。

ただ,デッドストックにするのは惜しいので,セカンドセットを組もうと検討中。マッスルバックなので6Iが精一杯ではないかと。同じくデッドストックになりそうなMystery hybrid C-HT711と組み合わせてみようかと。

3H(22)-5H(28)と6I(32)-PW(48)の8本を軸にして,しっかり重量のセカンドセットを作ってみたいと思います。

どちらかと言うと,メインの今のセット以外に,「とことん易しさを追求」のセカンドセットは漠然と考えていたのですが,ちょっと逆方向に。ま,でも良いヘッドが安価で手に入ったので,活かしたいなと思います。

肩を回す

今朝の練習でおかしな現象に遭遇。素振り用,ウォームアップ用にバッグに入れた重いシャフトのマッスルバックのアイアンで2,3球打ったら,ナイスショットが続きました。今日は調子がいいなあと思いながら,普段使っているアイアンを振ったら,これが全然掴まらない。いや,最近の調子通りではあるんですが,直前に,難しいはずのマッスルバックでナイスショットが出ているので,それとの比較でおかしいなと。そもそも振ってる本人の感覚として,スイング自体がどこか違う感じ。

その後,試行錯誤しながらようやく原因判明,そして,問題解消。

最近,ショートアイアンのスリークォーターショット(←これをフルショットと呼んでいます)ばかり練習していたので,肩の捻転が浅く,それが手打ち,アウトサイドイン軌道につながって,全く掴まらなくなっていたようです。

重いシャフトのアイアンだと,クラブ重量によって自然とトップも大きくなって,肩がしっかり回っていたため,上下の捻転差ができて,切り返しで上半身を残しやすく,クラブもインから下りてきていました。

メインのアイアンに持ちかえて,トップの高さは変えずに,ただ,腕で上げる量を減らして,その分肩を回して上げるイメージで黙々と打っているうちに,8Iで120yが安定して打てるようになりました。副次的効果で,ミドルアイアンのフルショット(これは文字通りフルショット)でしっかり球が上がるように。番手間の飛距離差も10yはありそう。久しぶりに好調を取り戻したかも。

クラブに「肩を回す」スウィングを教えられたようで,面白い経験でした。

もしかしたら,本アイアンの方も,もう少し重量のあるシャフトに変えた方がいいのかなと脳裏をかすめました。今年の夏に「NS850(R)→K's2001@(S)」とアイアンのシャフトを変えて,今のアイアンセットはかなり気に入っているし,UTとのつながりもあるし,今は変えたくないなあ・・・の続きは別稿で。

2010年2月10日水曜日

ラウンド予定

今週末にラウンド予定が入りました。@富士宮GC。何回か行ったことがあって,来月末にもここでラウンド予定。過去のスコアは次のとおり。

2008/12/06 125(38)
2009/03/20 111(41)
2009/11/14 112(40)

スコア的には成長がないなあと落ち込みますね。ま,それはさておき,直近のラウンド内容を見ると,とにかく全ティショットがボロボロ。大スライスで2打目は常にリカバリーで,それもミス,という流れのオンパレード。さらに3パットを7回も。スタート5ホールのうち,4ホールが3パット。すっかり忘れましたけど,かなりストレスの溜まるラウンドだったことが分かります。

この時と比べるとティショットはかなり安定しました。多分,この時は短尺1W(Egg Impact)の実践投入だったと思いますが,あれはあれで軽くてちょっとしっかり打てなかった。現在の2W(と呼んでいるもの)は「EggImpactに足りないもの」を自分なりに分析して,工房で作ってもらったもので,安定感が違う(と思う)。

また,この時は2打目は無条件で6Iを持っていた頃で,150y平気で打っていたようです。今となれば,その飛距離は失われていますが,却ってそれで良いと思っています。2打目,3打目のリスクを最小化するボギーオン戦略は再三記述のとおり。

パッティング練習は一応日々重ねているので,この日よりはいいのではと思っています。当日もショット練習は程々に,早めにコースに出てパッティング練習をしようと思っています。

正直なところ,調子自体はこの頃の方が良かったように思います。今は,いまいちスッキリしない調子。でも,無難に手堅く回ること,計算できるショットを積み重ねることというマネジメント面では成長していると思います。

108を切って,このコースでの自己ベストを更新すること,それが100を切るという形であればなおよし,という気持ちで臨もうと思います。

仮想ラウンド

僕は練習場での仮想ラウンドが好きです。勝手に「400yのPar4」と決めて,2Wでティショット。180y飛んで残り220yだから9Iで110y2回か・・・。でも2打目の9Iでミスしたら,8Iでも届かない距離が残るかもしれない。8Iで打って100y残す方がいいかな。いやいや,9Iでミスするかもしれないから8Iっておかしいでしょ。9Iがミスなら8Iでもミスだ。3打目でグリーン狙えないなら,その結果を受け容れよう。よし9I。うーん,ちょっと短いかな。残り115yはありそう。9Iで届くかもしれないけど,力んじゃいそうだから,8Iで気楽に打って,上につくのは覚悟しよう・・・。

という感じで,グリーンに乗るまでを仮想ラウンドします。上に書いたのは一例ですが,ラウンド中には気づかない自分の心の動きというか,考え方の癖みたいなものに気づかされます。その結果,理に合わない考え方に気づかされます。「フルショットの距離を残してボギーオンを狙う」という考え方も,この妄想練習ラウンドで気づきました。毎回,機械的に2打目に6Iを持って,毎回,3打目に微妙な距離が残って,前後にずれて,あーダボか・・・ということを繰り返して,ハッと気づきました。

技術的な部分はもちろんですが,マネジメントというか,考え方の面でも後になって「分かってないなあ」と思うことが多々あります。最近では,ショットの当たりが悪く,いつものように飛ばない時に「おかしいな,アウトサイドインがきついかな,腕から切り返しちゃってるかな・・・」ってことばっかり考えて,「今日は9Iで100yで割り切ろう,引っかけとスライス両方出るときついから,打出し方向だけは整えよう」という風に,現状を受け容れてどうラウンドするかにはなかなか考えが及ばないことに気がつきました。現状を受け容れ,ラウンドできる最低限の範囲で整えようとすると,意外と,普段と変わらないスコアで回れるもんだということにも気づかされました。

1つの番手を延々と振り続けるストイックな練習も,結構,好きだったりはするんですが,ラウンドを想定することで,学べることも多いなと思う,今日この頃です。ラウンド代も馬鹿にならないので,できるだけ練習場で多くのことを学んで,実際のラウンドは結果を出したいなと思います。ま,実際のラウンドでなければ学べないことの方が多いのかなとも思ったり。

ミスへの対処

石川遼プロは,Par5の1打目を池に入れて,ワンペナ後の3打目を乗せ,ワンパットで入れて,バーディを取ったりします。こういうのを見て,勘違いしないように気を付けたい,と突然思いました。

僕のラウンド時の心構えは「ボギーは100点,ダボは合格,トリは全力で回避するけど1,2回はしょうがない。」です。シビアな自己分析としてはこれが精一杯だと思っています。

例えば,ティショットがOBになったとします。次はティグラウンドから3打目。2ストローク失った状態。このときの心構えは「トリは100点,+4は合格,+5は全力で回避するけど1,2回はしょうがない。」であるべきだと思います。OB後の動揺した状態での打ち直しなんだから,もっとシビアな認識にすべきかもしれないぐらい。(この覚悟はやはり受け容れ難いので,そもそもOBは絶対回避)

例えば,Par4のティショットがチョロで100y。残り300y。素直に,100yを3回打ってダボオン狙いでいいと思う。150yを2回打って,ボギーオンができるなら苦労しない。どうせボギーオンを狙えないなら,2打目で100y以上打つ意味はない。

短いPar4でティショットが100yのチョロでも残り250y,という場合ならどうか。これは悩ましい。2打目で150y前後打てれば,十分ボギーオンの可能性がある。これは悩ましい。それでも,長いクラブは持つべきではないと思います。ティアップした易しいドライバーでチョロなのに,2打目の150yクラブがきちんと打てるはずがない。過去のラウンド結果はそう言っています。少なくとも僕のレベルでは。この場合も8Iで120yを2回打って花道に刻む。万が一,良い当たりが出て届けばラッキー。という姿勢が正解だと思う。場合によっては,「90y(AW)→90(AW)→70(SW)」とつないでフルショットでダボオンを狙うことさえ,考えてもいいと思う。

要は,今の自分の実力では「挽回しよう」などと考えるのは分不相応ということ。ナイスショット率なんて10%以下だと思います。「そこそこショット率」でさえ50%もないはず。

ミスをしたら直ちに目標スコアを下方修正する。「+1」を挽回しようなどと考えず,すぐに「+1」を受け容れて,無理なくできることを淡々と積み重ねていく。そういう姿勢がミスの連鎖による大叩きを防ぐことになる。

このミスへの対処,心の対処が現在の課題。練習場ではできても,ラウンドではどうしても「挽回しよう」,「取り返そう」という気持ちが湧いてきます。ただ,そういう気持ちがあること,そういう気持ちがミスの連鎖を生むことを自覚できたことは大きな進歩。

ミスを受け容れて,淡々とラウンドできますように。

ターゲットゴルフ

竹林隆光さんの著書の中で「ターゲットゴルフ」という言葉に出会いました。パッティング,アプローチに限らず,全ショットで「ボールをターゲットに運ぶ」ことを最優先に考えるゴルフ,という意味だと思います。

これは良い言葉。

「1打目はポーンと150~200y,2打目は8I以下のフルショットの距離(90-120y)が残るようにポーンとレイアップ,3打目は丁寧にボギーオンを狙って,乗ればボギー,外してもダボで収める」というのが現時点で目指しているゴルフ。「短いクラブのフルショットが最もリスクが少ない」という発想に基づいています。

ちょっと消極的かなとも思いますが,「この程度のことさえできていない」というのが実際な訳です。

前回ラウンドで初めて,この「8I以下フルショットでボギーオン狙い」のゴルフに徹してみて,ミスが少なくなる分,気持ちが安定して,気分良くラウンドできましたし,8I以下のフルショットでグリーンを狙う場面は結構エキサイティングで良い気分。

1打目,2打目で長いクラブを使って,トラブって,早々にボギーの可能性が消えて,うんざりした気分で迎える3打目とは大違いでした。極端な話,ティショットOBの場合,ティグラウンド上で3打目を迎える訳ですから,その違いは歴然。林に入れて,横に出した後の3打目,2打目で長いクラブを振り回して,左右の傾斜やグリーン奥から打つ難しい3打目とも大違い。仮に,3打目が乗ったとしても,やっぱり気分は大違いだと思います。

飛べば確かに気持ちいいけど,飛んで曲がってトラブルになると,気分は最悪。そもそも練習場では,トラブルからのリカバリーショットの練習なんかしていない訳です。練習できる環境もないし。リカバリーできないなら,リカバリーの必要がないように事前に手を打つべき。練習していない場面が生じないように,練習したショットだけをつないでホールアウトできるように,ラウンドを組み立てるのが理に適っています。

そのために「計算できるショットをつなぐ」意識が必要だし,言い換えれば,「ターゲットに運ぶ」ことができるクラブ,ショットだけをつなぐ意識が必要。「ターゲットに運ぶ」精度を上げる練習が必要だし,「ある程度ターゲットに運ぶことができるクラブ」を増やすための練習が必要。

結局,ターゲットゴルフに徹するなら,現状の腕前からすると「ボギーオン狙い」のゴルフが精一杯。そういうことなんだと思います。「ボギーオン狙いのターゲットゴルフ」を常に意識して,練習・ラウンドしようと思います。

2010年2月9日火曜日

アドレスの問題

昨年11月頃から取り組んでいるアドレスの課題があります。

アドレス時に右肩が前に出てしまい,肩のラインがオープンになってしまうこと,それと関連があるかどうか不明ですが,左腰が引け気味に,腰もオープンになってしまうこと。

プロから指摘されるまで,こうなっていることにさえ気付かず,指摘後も意識して直そうと思ってもなかなかスッと構えられない。どうしても右肩が出てしまう。最近は,こんな試みをしていました。

今日,練習中にふと気付きました。アドレス時に右肘を伸ばしているなと。突っ張るとまでは行きませんが,伸びています。

右肘を少し曲げて,肘を体の方に向ける。

これだけの意識で,アドレス時に右肩が出なくなりました。

副次的効果として,肘が体に近いところに収まり,脇にも締まりが感じられるアドレスに。バックスウィングで「右肘が抜ける」動きがなくなり,スッと上げて,体と一体感を持って上げられるようになりました。

プロからもこの形,この動きが正しいと太鼓判を押してもらい一安心。この形からしっかり肩を回して,静かに切り返す動きの徹底確認が必要とのこと。

2010年2月7日日曜日

アイアン型UT

書籍,記事などではアイアン型UTには否定的なコメントが多いように思います。「HS・・・m/s以上ないと球が上がらない」とか,「強いアゲインスト対策のティショット用に・・・」など,あまり一般的でない,少なくともアベレージゴルファー向けではない,といったコメントが多い。そして,実際,アイアン型UTを使っている人が少ない。プロも含めて。

僕自身,他のアイアン型UTを使ったことがないので一般論は言えませんが,少なくとも,Epon AF-901に関しては,上記のコメントは全く当たらないように思う。

全く同じシャフト,ロフトのウッド型UTも持っていますが,それと比べて,せいぜい「やや上がらない」ぐらいなもんで,率直なところ「かなり上がり易い」。上がりすぎないだけ。

僕の腕前,HSでも十分上がる。アイアンの並びでシャフト長を決めているので,決して長くはない。でも,上がる。

さらに,アイアン型ということで面を意識しやすく,アイアンとのつながりもスムーズ。僕の感覚では,4Uは7I,3Uは6I,2Uは5I感覚です(2Uは5I同様「難しい」・・・)。

スウィング作りに使うのも良いかなと思っています。5Iだと十分球が上がらず,無意識に,上げようとする悪い動きが入りがちだけど,4Uなら却って自然に球が上がって良い感じ。

4U(25)自体は1年以上前から持っているんですが,当時は打てませんでした。ウッド型UTを使っているうちに,長いクラブをしっかり振れるようになって,いつのまにか打てるようになっていたのに気付いたのが割と最近。

2-4Uと揃って,セッティングもだいぶシンプルになってきました。そろそろ100をスパッと切って,次のステップに進みたいなぁ。今はまだ「ティショット限定」という縛りをかけていますが,いずれは得意クラブに。

藤田寛之

藤田寛之プロが好きで参考にしています。「ショートゲーム巧者」というイメージが入口でしたが,今ではスウィングの考え方全般,藤田寛之プロの著書,記事などを参考にしています。

『パワースライスで攻める進化スウィング』(1998)
『藤田寛之のベストゴルフ』(2003)
『新世紀フェアウェイウッド論』(2004)
『藤田寛之の超実戦アプローチ』(2004)
『アイアンショット開眼でスコア革命』(2005)
『藤田寛之のアプローチは取っても簡単!』(2006)
『絶対上手くなる!藤田寛之のゴルフ解決ブック』(2006)
『スコアアップの急所・再発見』(2009)
『GOLF秘伝プロの技』(DVD,2009)

パーゴルフの連載を見ていると,スウィング改造したようですが,それ以前のもので十分。

伊澤利光プロのスウィングが好きなんですが,著書は「飛ばし」志向で,スウィングの基礎を固めるべき今は有害かなと。チーム芹沢の「でんでん太鼓理論」,「腰のレベルターン」の方が,基礎固めの時期には有益かなと思っています。

現在の調子

前回ラウンドが103で,練習場でもショートアイアンの方向性が安定しているので,「好調」と思っていましたが,今朝の練習で不調を自覚。

全番手の飛距離が10~20y飛ばなくなって,全く,気持ちよく振れない状態。8Iで100yぐらいしか飛ばない。去年の12月前半は,6Iで150y,8Iで130yはビシビシ打てていたのが,その後,-10yぐらいになって,今日はさらに飛ばなくなった。

最近はずっとスリークォーターの意識で打っているから,-10yぐらいはしょうがないと思っているけど,さらに-20yとなると心中穏やかではない。突然昨日までの距離が出なくなる理由が分からない。この飛距離ではボギーオン狙いも難しい。小さく振りすぎて,下半身が使えていないのではと考えて,大きく振ろうとしてみたり。

で,イライラしながら,闇雲に球を打ち続けて,2つのことに気付きました。

まず,その日の飛距離で,ボギーオンも難しいようなら,ダボオン狙いでいいじゃないってこと。受け入れて,9Iで打つところを,8Iで打つしかない。というより,打てばいい。8Iで打つところなら,無理してグリーンを狙わずに花道に打てばいい。飛ばなくても,真っ直ぐ飛んではいるから,スコアはまとまるだろう。番手の飛距離なんかにこだわって,イライラしてもしょうがない。

さらに,飛ばないのは,芯に当たっていないから。ティアップして小さな振り幅から芯に当て,真っ直ぐ打ち出すことだけ意識した練習に集中。当たれば飛ぶようになる。焦りは逆効果。大きく振っても,強く振っても,だからといって飛ぶ訳ではない。シュアなスウィングを心掛けること。

ショットの不調への心の対応。これが結構大切と思った。

ティショットの飛距離

1月30日のラウンドを,イーグルビューで軌跡確認してみました。徹底的に刻んだ甲斐あって,フェアウェイ上をつなぐ軌跡。

2Wのティショット飛距離を見ると,だいたい190-200y。練習場より少し飛んでいる。ボールの差かな。200y飛べば100点と思っているので,かなり良い出来といえる。

今のは当たったなあ,飛んだなあというのが2回ありましたが,235yと269yでした。269yは何かの間違いだと思います。235yなら練習場の会心の当たりと同じぐらい。ラウンドでここまで飛んだのは初めて。結構,自信になりますね。

イーグルビューはかなり便利。安い買物ではなかったけど,買って良かった。

2010年2月6日土曜日

Maxの確認

クラブの入れ替えがあったので,番手毎の飛距離を確認しました。Par4/5は8I以下の飛距離だけ分かれば十分。「Par3の1オン狙い」のためのデータ。結果は以下。平均飛距離というよりも,限界飛距離の基準。Par3のティショットクラブは「ナイスショットでもグリーンオーバーしないこと」が条件。あくまでそのための基準。もちろんティアップしてのデータ。

①2W(13):220y
②4W(17):200y
③2U(19):190y
④3U(22):180y
⑤4U(25):170y
⑥5I(28):160y
⑦6I(31):150y
⑧7I(35):140y
⑨8I(39):130y
⑩9I(43):120y
⑪PW(47):110y
⑫AW(51):100y
⑬SW(55):85y

一応の基準を作ってみて思うこと。ミドルアイアン(5-7I)は難しい。ナイスショットで,上の限界飛距離が出る可能性が低い,低い。もう10y短く設定しても,おそらく本番で怪我しないぐらい,成功率が低い。

ショートアイアンのようなコンパクトなトップではグリーンを狙うのに十分な高さが出ない。かといって,大きく振って当たる訳でもない。逆に,2-4Uの方が易しい。Epon AF-901のおかげ。

ただ,今日の練習で7Iだけは好感触。必要があればPar4の2打目,Par5の2,3打目で試していこうと思っています。ティアップせずにグリーンを狙うのはまだ早いし,必要な場面もなさそう。

4W-6Iはティショット限定。

Par3の戦略

Par4/Par5は,「8I以下のフルショットでボギーオンを狙う」という方針を徹底して,できるだけリスクを排除する。スコアは「ボギーorダボ」というのが理想。もちろん全部ボギーなら最高。

これに対して,Par3の方針が定まらない。Par3の場合谷越え,池越えなどのハザード越えの条件もあるし,刻むのに適したフェアウェイもない場合が多い。徹底して刻むと言っても,そもそも刻むのがいいかどうか。

結局,シンプルに,「1オン狙い」することにします。ただ,グリーンオーバーはないクラブで。ナイスショットが出たらグリーンに乗るクラブで,気持ちよく振って,乗らなくても,次で乗せればいいやという気持ち。「ナイスショットならオンだけど,多分ショート」ぐらいのクラブの方が怪我が少ない。

今の自分の腕前では,長ければ長いほど,ロフトが小さければ小さいほど,ドンドンミスの可能性が高くなり,ミスの程度も大きくなる。たとえ1番手でも短くできるならするべき。短くして,目一杯振るんじゃなくて,短めの番手で,番手なりに振る。これが精一杯の無難。

で,ボギーが狙えるなら,それで十分。

2-4U

2U(19)と3U(22)が手元にきたので昨日,今日と練習場で試し打ち。ウッド型UTよりラインが出しやすい。そして,しっかり球も上がる。3Uはかろうじて高さで止まる。2Uは手前からランで乗せるイメージの方が無難。

ヘッドはEpon AF-901,シャフトはK's2001@。2-4I代わりの2-4U。番手間の飛距離差もしっかり出ているし,次回ラウンドは3本バッグに入れてみようと思います。

無い物ねだりしてもしょうがないんだけど,ロフト28度も作ってほしいぐらいです。

中空UTとはいえ,ロングアイアンが3本バッグに入っていると,上手い人っぽい。実際は,ウッド型UTもFWが下手なだけですが。

2010年2月4日木曜日

ラウンド予定

2月末にラウンド予定が入りました。2月は超多忙なので,十分練習して臨むことは難しいかなと思う。自宅の細切れ時間でできる,パッティング,素振り,ストレッチぐらいはきっちりやって,当日ベストを尽くすだけ。100切れますように。

同伴者は,同世代で同じ頃ゴルフを始めた連中。ベストが「100+α」の似たり寄ったりのレベル。普段は年もレベルもだいぶ上の人とのラウンドが多いので,こういう仲間とのラウンドは気楽で楽しいものです。ベストの101もこのメンバーとのラウンドで出したものなので,今回も好調だといいなあ。

方針は変わらず。Par4/5は2Wとショートアイアンでボギーオン狙いのゴルフをやり通す。3打目がグリーンをこぼれてダボオンのダボになっても一切気にしない。「ショートアイアンフルショットでボギーオン狙い」のゴルフを最初から,最後までやり通すことが大事。

前回ラウンドは10ボギー,5ダボ,1トリ,2「+4」の103でした。トリ以上叩いたホールが3ホールというのは自己ベスト。今まで一番安定したラウンド。できれば,トリ以上の大叩きをゼロにしたい。パーが1個もなかったけど,徹底して刻んで,ボギーオン狙いに徹した結果という面もあるから,これで良いと思う。

次回ラウンドも「手堅くボギーオン狙いにこだわって,悪くてもダボ」というゴルフをしよう。2月は練習時間も限られているから,2W,8I以下のフルショット,パターに絞って,精度を上げる練習をしよう。「できないことをできるようにする」練習は程々に。

2010年2月2日火曜日

ロフトの壁

レベルを問わず「ロフトの壁」があるらしい。

ボールとの相性,高速化したグリーンへの対応などから,プロでも2I/3Iでは球の高さが足りず,実戦使用は厳しいそうな。僕の場合,5I付近がアイアンのロフトの壁。デフォルトの27度を28度に調整したことは以前書きました。5I(28度)相当の良いUTも見当たらないので,5Iまでは打てるように練習するつもりですが,4I(24)は半ば諦め気味。最近のストロングロフトのアイアンを使っているアベレージゴルファーの場合,6Iも言うことを聞かないという話も聞きます。

1Wも9度とか絶対上がらないし,10度もナイスショットじゃないと球が上がらない。今使っている2Wの「13度」は楽に上がって,飛んでくれる。12度なら大丈夫と思ったけど,やるなら徹底的にと思って13度にしました。ここら辺が自分にとってのドライバーの限界。

芝の上から打つ3W(15)も球が上がらない。4W(17)でようやく上がるかなという程度。あまり練習してないので当然かもしれませんが。

こういう,ロフトが少なくなる方の「壁」はよく聞く話ですが,ロフトが大きくなる方にも「壁」があると思う。

当初は,何も考えずに,52度のAW,58度のSWを使っていましたが,球が上や,右に抜けるばっかりで,前に飛びませんでした。球が掴まった感覚がゼロ。打つたびに高さ,距離もバラバラで,全く安定しませんでした。今なら,もう少しまともには打てますが,不安定という点では相変わらずだと思います。

ということで,AW(50/8),SW(55/10)を特注で作ってもらったところ,これがかなり使いやすい。ミスが減るし,フルショットからアプローチまでしっかりインパクトが感じられ,距離感が合いやすい。

2Wの「13度」からSWの「55度」までが有効に使えるロフトの範囲,ロフトの壁の内側だと思っています。

①ティアップするウッド:12度以下
②芝の上から打つウッド:17度以下
③スチールシャフトのUT:22度以下
④アイアン:28度以下
⑤ウェッジ:55度以上

ここら辺がシビアに考えた自分にとってのロフトの壁。こういった「ロフトの壁」に対しては,割りと素直に従って,少しでも易しいゴルフを心掛けているつもりです。現にそういったクラブを入手できるのは,全て,100叩きの下手っぴの注文に対して親切,丁寧に対応してくれる工房のおかげ。

今,検討中なのは②と③。②アイアン型の4U(25),3U(22),③5I(28)が実用に耐えられるかどうか。ティアップして打つのは大丈夫だと思う。問題は芝の上から打って,十分な高さと番手間の飛距離差がでるかどうか。

まぁ,当面の目標との関係では,3U-5Iといった番手を芝の上から打てることは必要ないと思っています。焦らず,のんびり,丁寧に,ティアップでの練習から取り組んで行きたいと思っています。

愛用ボール

愛用しているボールはDunlopのHI-BRID SOFTパッションオレンジ。

同伴者のボールと一目で区別できること,林に打ち込んだとき探しやすいことなどから,カラーボールを使っています。以前は同じ理由でXXIO XDのプレミアムイエローを使っていたのですが,この色は,枯れた芝と完全に同化し,フェアウェイでも見えなくなるという,致命的欠点があったので,使い切らないままお蔵入りになっています。

それはさておき,3月末に,HI-BRID SOFTの後継品Super HI-BRID SOFTが出るようです。メーカーのHPでは何がどう変わったのかはさっぱり分かりません。

このボールを選んだ理由は単純で,打った感じが好きで,アプローチの距離感も合いやすく,何より,安かったこと。ゴルフボールは全体的に高すぎると思います。かと言って,安いロストボールで十分とまでは思えない中途半端な自分がいるので,安めの新品ボールを愛用しています。

メーカーさんは,「飛ぶ」か「止まる」の2種類からボールを選ばせようとしているように感じます。それが消費者のニーズということなんだろうと思いますが,僕自身はどっちも関心が薄く,「曲がらない」,「曲がりにくい」に関心があります。

ただ,残念ながら曲がりにくいボールというのは,どういう要素,性質,条件があればいいのかが分からず,自分自身では判断できません。「飛ばし」系の低スピンボールを使えばサイドスピンが減って・・・という話も見聞きしますが,その分,バックスピンも減ってるから,相殺じゃない?と思ったりします。的外れかもしれませんが。要は,「曲がらないボール」を漠然と求めてはいるけど,考え方さえよく分かりません。

・・・と,今,書きながら思いました。餅は餅屋。プロと工房に聞いてみることにします。

肩・腰スクエア

アドレス時に右肩が前に出てしまう癖に悩んでいます。肩のラインが自然とオープンに。腰も同時にオープンになる傾向がある。その結果,気持ちよく振り切ると,自分の意図より左に飛んでしまう。

2か月ぐらい,この症状の改善に取り組んできたけど,なかなか改善できませんでした。

飯島茜プロがやっていましたが,左手で右肩を押さえながらアドレスするルーティーンなどもやってみましたが,なかなか肩・腰がスクウェアに構えられませんでした。

藤田プロの著書で,大切なのは肩・腰のライン,足(スタンス)はオープンでもクローズでも構わないということが書いてあり,これでヒントを得ました。

①フェイスをセット
②左足の位置を決める。右足は大きく引き,極端にクローズに。
③②の状態で,肩と腰をターゲットラインに対し,スクウェアに構える
④肩・腰スクウェアの状態が崩れない限度で,右足を前に出してくる

このルーティーンを踏むことで,肩・腰がスクウェアな状態で,気持ちよく振って,意図した方向に球が飛ぶようになりました。

平らなところだと「ややクローズ」ぐらいまでは,肩・腰スクウェアが維持できましたが,傾斜などによって,クローズの程度も変わることに気付きました。

これまでもスライス防止のためにクローズに構えることはありましたが,どの程度という基準がありませんでした。今回の取り組みは,あくまで「肩・腰スクウェア」を実現することが目的で,クローズドスタンスはその手段。徐々にクローズの程度が小さくなり,スタンスもスクウェアに構えられれば,それでよし。

「肩・腰・足が全てスクウェア」が当たり前と思い込んで,この2か月間,随分,回り道をしたように思います。でも,回り道をしたことで却って,傾斜での立ち方も含めて,気付くことも多かったとも思います。

ラウンド中は練習場では出ないような,極端なカット打ちになることがありましたが,おそらく,アドレス時点で右肩が前に出る度合いが強くなっているんだと思います。このルーティーンを意識して回ると,そういったミスがかなり減って,好感触でした。

練習場でもしばらく「肩・腰スクウェア」を意識してみようと思います。

90で回るための条件②

次回ラウンド予定のコースを使って,妄想ラウンド。バックティからならどうか。

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富士宮GC/back/A-Green

(基準距離)
2W(180y)/5I(150y)/8I(120y)/9I(110y)/PW(100y)/AW(90y)/SW(75y)

1H:541y(Par5)
①180→②120→②120→④121

2H:447y(Par4)
①180→②150→③117

3H:176y(Par3)
①176y

4H:499y(Par5)
①180→②110→③110→④99

5H:392y(Par4)
①180→②110→③102

6H:203y(Par3)
①203y

7H:344y(Par4)
①180→②90→③74

8H:365y(Par4)
①180→②100→③85

9H:364y(Par4)
①180→②100→③84y

10H:349(Par4)
①180→②90→③79

11H:436y(Par4)
①180→②140→③116

12H:393y(Par4)
①180→②120→③93

13H:528y(Par5)
①180→②120→③120→④108

14H:154y(Par3)
①170

15H:508y(Par5)
①180→②110→③110→④108

16H:152y(Par3)
①152

17H:396y(Par4)
①180→②110→③106

18H:353y(Par4)
①180→②100→③73
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バックティからの場合,長いPar4で2Wと8I以下だけでは飛距離が足りないホールが2つあった。でも,却って,Par3は刻みやすくなった面もある。いずれにせよバックティから92で回れるなら十分だろう。

90で回るための条件はそれほど難しいものではない。そのことをしっかり理解して,着実に必要な技術を身につけるようにしようと思う。

90で回るための条件

『簡単に10打縮まるラウンド技術』(北野正之)を読んだ。良書だと思う。ただ,90を切るための技術的条件を次のように書いていた箇所はどうしても納得できない。

①1打目:150y飛ばせる
②2打目:100y以上飛ばせるクラブがある
③3打目:残り50y以内から5球中3球,グリーンに乗せられる
④4打目:10mから5球中3球,1.5m以内に寄せられる
⑤5打目:1mを5球中3球,カップインできる

どう考えても,この条件では90は切れない。1打目150y,2打目100yで250yしか進んでいないが,3打目が残り50y以下ってのはパー4としてはかなり短い。ましてやそこから5球中3球しか乗らないなら,2球は寄せワンしなければならないが,そんな技術的条件は上げられていない。

良書だけど,これはいくら何でも非現実的。

では,90で回るための条件とは?

次回ラウンド予定のコースを使って,妄想ラウンド。
=====================
富士宮GC/reg/A-Green

(基準距離)
2W(180y)/5I(150y)/8I(120y)/9I(110y)/PW(100y)/AW(90y)/SW(75y)

1H:516y(Par5)
①180→②110→②110→④106

2H:411y(Par4)
①180→②120→③111

3H:162y(Par3)
①162y

4H:474y(Par5)
①180→②100→③100→④94

5H:375y(Par4)
①180→②100→③95

6H:169y(Par3)
①169y

7H:325y(Par4)
①180→②90→③55
①180→②75→③70
①150→②90→③85

8H:339y(Par4)
①180→②90→③69
①180→②75→③76
①150→②100→③89

9H:331y(Par4)
①180→②90→③61
①180→②75→③76
①150→②90→③91

10H:339(Par4)
①180→②90→③69
①180→②75→③76
①150→②100→③89

11H:411y(Par4)
①180→②120→③111

12H:372y(Par4)
①180→②100→③92

13H:495y(Par5)
①180→②110→③110→④95

14H:154y(Par3)
①154

15H:481y(Par5)
①180→②100→③100→④101

16H:133y(Par3)
①133

17H:368y(Par4)
①180→②100→③88

18H:333y(Par4)
①180→②90→③63
①180→②75→③78
①150→②90→③93
=====================
妄想ラウンドから分かることは,ティショットで180y前後打てば,あとはショートアイアンで足りるということ。場合によってはティショットは150y程度の方が却ってフルスウィングの距離が残って好ましいことも。

Par3が悩ましい。現在の腕前では,ワンオンを狙うには長すぎて,刻んで2オンを狙うには短すぎる(2打目がコントロールショットになる)。ボギーオン狙いからすると,「1打目はショートアイアンで刻んで,コントロールショット」が自然。コントロールショットもAW1本に絞って練習すればある程度何とかなる。ただ,ハザードの関係で,いつも刻めるとは限らない。ミドルアイアン以上の番手も,少なくとも,ティアップでの練習はした方が良さそうだ。

以上から,90で回るための技術的条件はこんな感じ

①1打目:180y前後飛ばせる
②2打目:90~120y先に手堅く刻める
③3打目:残り75~120y以内からグリーンに乗せられる
④4打目:ワンパット圏内に寄せられる(ロングパット,アプローチ)
⑤5打目:カップイン

優先順位付けするとこんな感じ。まずは①からがんばろう。

①2Wのティショット/8I以下のフルショット/パッティング
②AWのコントロールショット
③7I以上のティショット

2010年2月1日月曜日

3U/2U

1月30日のラウンドではOBが2回。そのうち1回はミスショットではなく,クラブ選択のミス。ショット自体はナイスショットで,真っ直ぐ,よく飛んで,よく上がり,グリーンオーバーのOBだった。

そのクラブが4U。やはり好調。

ということで,3Iの代わりも3U(22)に挑戦してみる予定。ついでに2U(19)も併せて注文。

3Uも2Uもティアップすれば十分使えるとは思うけど,2Uが芝の上から上がるかはやや不安。打ってみないと分からない。まぁ,当分はティアップ以外では出番がなさそうだけど。

セッティングはできるだけシンプルにしたい。クラブを持ちかえても,スッと打てるように,できるだけ違和感の少ない並びにしたい。今回の試みが上手く行けば,かなりシンプルになる。

①2W/4W
②3U/4U
③5I-PW(AW)
④SW(AW)

③はセットのアイアンなので,持ちかえても自然に触れるのは当然(であってほしい)。現在はAWまでセットのものをバッグに入れています。

①の2W/4Wは苦労の甲斐あって,違和感がほとんどなく振れる2本になりました。この2本を③のアイアンセットと同じ感覚で振るのは無理がある。①は独立のクラブ群と割り切るしかない。

②が今回の悩みどころ。

②を①に近づけるなら,FW(7W・9W)という選択肢。でも,7Wにドライバー用シャフトを挿しても,カットし過ぎで完全に別のシャフト。スチールシャフトを挿しても,アイアンと同じというわけにはいかない。

そこで,これまでは「②を①と③の中間的性格に位置付ける」という発想で,「アイアンと同じシャフトでウッド型UT」にしていました。ただ,中間的性格ということは,①でも③でもないということ。どちらかと言うと,③寄りだけど,そうは言っても③とは別の感覚のくラブ。アイアンとハイブリッドが交互に悪くなるパターン。

ということで,「思い切って②は③にできるだけ近づける」というのが今回の選択。単純な易しさよりも,番手間のつながり,並び,違和感の少なさを最優先。イメージとしてはこんな感じ。

①2W/4W
②3U-PW(AW)
③SW(AW)

違和感を極小化することで,「その番手のための練習」をできるだけ省略したい,1つのクラブの練習が,他のクラブにもつながるという条件をできるだけ整えたいです。下手は下手なりに,練習・経験値を集中させて,早く上手くなりたい。

あ,もちろん「3I/4Iは使えない」という判断は暗黙の前提。

ちなみにSWはウェッジ専用シャフト。アイアンのK's2001@は飛び系,弾き系の軽量スチールで,SWだと球が上がりすぎて微妙。僕の場合SWを使う場面はかなり限られているので,よしとしています。AWは悩んでいて,一応,アイアンセットのものと,SWの並びのものとをそれぞれ打ち比べながら検討しているところ。