2010年10月14日木曜日

アラインメントスティック

最近,ハンク・ヘイニーの『オメーラ・レッスン』という本を読んでいます。軸となる考え方のしっかりした,骨太なレッスン。奇をてらわず基本に忠実。好きなタイプの本。

この本の中で「方向取り」と「アラインメント」は違う,という指摘がありました。

方向取り:ターゲットに正確に向いているか
アラインメント:体全体が同じ方を向いているか

だそうな。で,方向取りよりもアラインメントの方が大切。フェアウェイにもグリーンにも幅があり,多少方向取りがずれても大きな問題はないが,アラインメントのズレ(例えば,肩のラインは右,腰のラインは左といった体のラインのズレ)は,大きなミスにつながり易く,問題だということらしい。

なるほどと思った。いや,本当にそうかどうかは別だけど,気の持ちようとしてそう考えてみようかと。

つまり,正確に向けているか少し右を向いていないか,と考えるより,体全体が同じ方向に向けているかどうかに集中して,あとは「方向取りはできているはず。多少ずれていても大した問題じゃない。体の向きに合わせて信じて振り抜こう。」と考えた方が,結果はいい気がする。

で,思い出したのが,最近,流行りのアラインメントスティック。雑誌でよく記事になっているけど,石川遼や有村智恵がラウンド中もバッグに入れているのを確認した。気になる,気になる。

アニカ・ソレンスタムはクラブを足下に置いていたらしいけど,それは何か気分がのらないし,そもそもシャフトは太さが一定じゃないし,ヘッドとかグリップとかついてるし・・・。でも,市販のアラインメントスティックは高すぎるし(特に石川遼モデルのオレンジのやつ・・・)

と思って,ホームセンターで買ってきました。家庭菜園用の緑の棒(タキロンの「新ねぶし」?)と十字にジョイントするための金具(同じくタキロンのクロスクリップ)。合計で800円弱。激安。

今週末はこれを持って練習場で打ち込んでみようと。

2010年10月12日火曜日

ティショットクラブ

Par4/5のティショットは4Uに決定。好調なら「180y先のFWキープ」を狙い打てるクラブ。直近の練習では絶好調。これが毎ラウンドできればなあ。

スイングの状態はかなり良かったけど,2W/4Wは左右の幅が少し心配,7W/9Wはなぜか当たらない,3Uはミスヒットがシビア。結局,4Uが一番易しかった。好調なら2打目でも180yが期待できるクラブで,ぜひ得意になりたい。そういう意味もあって4Uを採用。

Par5や短いPar4の場合,1打目が180yだとパーオンが微妙なところ。もう少し飛ばして,8I以下でパーオンを狙いたいという気持ちとは常に戦い続けることになる。それでも確実にFWキープが最優先。

この気持ちがラウンド中も維持できるかどうか。そこが最大の課題。

2010年10月11日月曜日

背中の筋肉でひねる

最近「背中側に軸を意識する」をテーマに練習していたが,できる時はできるけど,できない時はできない。すぐ良くなるけど,すぐ悪くもなる。という状態だった。

3連休を使って,過去のプロレッスン内容のメモや,お世話になっているプロの記事などを整理しながら,見直していたら,最近忘れがちなイメージを再発見。

「背中の筋肉を使ってひねる」

①「前傾軸を意識して,体の回転でクラブを上げる」,②「軸は背中側に」というイメージはそれぞれ持っていたんだけど,この「背中の筋肉を使ってひねる」というイメージ持つと,自然に①と②を同時に実行できることに気がついた。

今日の練習では,前稿の「園田俊輔のイメージで低重心」とこの「背中の筋肉を使ってひねる」のおかげで,かなり方向性が安定し,また,強い球が飛んでいた。

これは重要な再発見になりそうな予感。

本当の低重心

『月刊 石川遼 スペシャル Ryo No.01』になぜか園田俊輔のスイング連続写真があった。見れば見るほど素晴らしい。軸が左右にも,前後にも全くぶれずに,クルンと回って振り抜いている。

解説コメントで,下半身がドッシリ安定していて,軸がぶれず,前傾角度を維持できるのが素晴らしい,的な評価。

なるほどと思って,今日は,意識的に重心を低く落として,下半身を安定させて,「オレは園田俊輔」と思いながら,バランス良く,前傾を保ちつつ振る練習を繰り返した。

これがビックリするぐらい好感触で,プロからも,今日はかなりスイングが良い,驚いたとの評価を頂く!!

最近,上半身がどう動くかという部分に意識が行きすぎて,スイング全体が上ずっているというか,重心が高く不安定だったような気がする。意識的に重心を落として,下半身を安定させると,上半身の力みも抜けて,かなり良い感じだった。

最近のクラブは低重心が流行りだけど,クラブを振る自分自身も低重心

どんなスポーツでもやっぱり土台となる下半身がどっしり安定してないとね。

もう1つの90切り

最近,指導プロから「そろそろ85を切ろう。」と言われた。もちろん「平均」ではなく「ベスト」の話。プロの目から見て,「85を切れる(少なくとも可能性がある)」ということだろう。ゴルフを始めた当初から教わっているプロにそう言われると,感慨ひとしお,うれしいもの。

ただ,いまだにスイングが日替わりで,安定して100切りでさえまだまだという感じ。とりあえず年内に「90」は達成したい。できれば「90」切り。

それはさておき,年内にもう1つ「90切り」を達成したいものが。

「体重」 orz

今朝計ったら95.6kg。完全なる肥満体。単なる「メタボ」レベルではない。こっちも早々に「90」切りを達成しないと,健康不安が大きい。

運命のいたずらか11月28日にコンペ,11月30日に健康診断となった。せっかくだから11月28日はゴルフで90切り,11月30日は体重で90切りといきたいもんです。

2010年10月9日土曜日

車庫に入れる

この三連休はラウンド予定なし。初日の今日は雨の中朝練。

今日は最近忘れがちだった重要チェックポイントを思い出した。

スイングの意識とヤニ・ツェンのフォローに書いた内容。バックスイングは正しく上がるようになってきているので,切り替えしてからの軌道でずれないように。正しい振り抜き位置を確認して,そこに振り抜くイメージを大切に,ゆっくり切り返す。スイングスピードをコントロールする意識も大切。

芹澤信雄プロは,このことを「車庫に入れる」と表現していた。グリップを車に見立てて,理想の振り抜き時のグリップ位置を「車庫」と読んでいる。「車庫」にビシッと車が入るように振ること,軌道はもちろんだが,コントロールする意識が,速く振りすぎを抑制する効果も。

「車庫に入れる」

なかなか面白い表現だと思う。振り抜き位置のイメージを持つことと,目一杯振らずに,スイングスピードをコントローする意識の定着なるか。

データ項目

スコアカードを見れば分かる項目(スコア,パット数,ボギーセーブ率,何オンか etc.)は良いとして,ラウンドを振り返るために,必要or有益なデータ項目を洗い出して,ラウンド中の記録方法を考える。

①FWキープ率
これは絶対に知りたい。パーオン狙いではないから,「1打目はラフでもOK」とも言えるけど,やはり1つの目安。FWキープにこだわっていれば,そのゴルフの延長線上に,パーオンゴルフも見えてくる。FWキープした場合は,スコアカードのホール数に「○」をつけるとかで記録できそう。

②カラーも含めたパット数
やっぱりこれは知っておきたい。これは既にスコアカード上で分かるように工夫している。カラーから3パットの場合は,パット数は「2」と書いて,数字を「△」で囲む形で,記録してある。

③フルショットでグリーンを狙う場合のオン率
これは絶対に把握しておきたい数字。この数字を正確に把握することから全てが始まる。

④最初にグリーンを狙う場面から何打で上がっているか。
これも知っておきたい。理想は3打。悪くても4打。だから平均は3~4の間,できれば「3.5以下」であって欲しいけど,もっと厳しい現実かも。

⑤レイアップ成功率
ティショットも含めた,レイアップのFWキープ率。「レイアップのミスは許されない。」と考える以上,限りなく100%に近い数字にしたいけど,現実は遙かに下だろう。でも,正確な数字を知るところから始まる。要は,「良い形でボギーオンショットの場面を迎えられたかどうか」という基準。

⑥使用クラブ,ショットの種類の内訳
仮に「100打」だとして,一体,どのクラブをどういう場面で使った結果なんだろう。どのクラブはちょっと言い過ぎかな。せいぜい,①ティショットクラブ,②ミドルアイアン,③ショートアイアン・ウェッジ,④パターの4種類ぐらいの分類でいいか。パット数はもう分かるし,ティショットクラブは基本14回で,Par3のティショットで何を使ったかを記録しておけば,だいたい分かるのかな。ただ。どういう場面でどういうショットを,ということは記録の価値はあると思う。記録方法は要検討。
 これを記録するとなると,ノートを持ち歩いて,1打,1打記録するのがベストということになるかなあ。

⑦パットの内訳
3パットの原因を探る意味で,1パット目と2パット目のどちらのミスが多いかを記録したい。2パット目は入らなければミスだから,事柄の性質上,2パット目のミスが多くなりそうだけど,「1パット目であれだけ残せば,3パットはしょうがない」ということも決して少なくない。そこら辺を突き止めたい。
 これをどう記録すればいいかはかなり悩ましい。やっぱりノートか。

2010年10月7日木曜日

スコアの内訳

過去10回のラウンド平均ではスコア「101」,パット数「37」だそうな。つまり・・・

①ドライバー 14打
②アイアン 50打(101-①,③で計算)
③パター 37打

ティショットOBで打ち直しもあるはずだし,カラーからのパットはパット数に入ってないので,正確なことは何とも言えない。一口に「アイアン」とまとめてあるけど,フルショットもあれば,アプローチもあるし,もちろんバンカーも入っている。林から横に出すだけも「アイアン」だ。「罰打」も「アイアン」に含まれてしまっている。

データとしてはいまいちだけど,これで分かることもある。

まず意外にパット数が少ない。38~39だと思っていた。でも,やっぱり36以下に収めたい。これはただただ練習あるのみ。

そしてドライバー14打というのは,数字にするとかなり小さく感じる。もちろん分かってはいたことなんだけど。じゃ,これを鵜呑みにしてティショットの練習は少なくして良いか?となると,それは「否」。

例えばティショットで3回に1回林に打ち込んでいたら,その都度「出すだけ」の1打が「アイアン」に加算されて,ラウンド全体では少なくとも4~5打違ってくるはず。

実際はリカバーでミスもするし,林まで行ってなくても,次打のミスにつながるミス(例えば,アングルが悪すぎる,つま先上がり・下がりがきつすぎる)はいくらでもある。

ドライバー自体は14打だったとしても,「ドライバーが原因の打数」と考えると,どう少なく見ても「+7」はある。感覚的には多分,「+10~14」ぐらいはあるんじゃないかな。こうなるとやっぱりティショットの練習は大切だし,そもそもドライバーを使うこと自体疑問が残る(これは前稿)。

最後の「アイアン」は中身が雑多すぎてこの数字のままでは分析のしようもない。せめて,レイアップ,グリーンを狙うフルショット,アプローチ,バンカー,リカバー程度の分類がないと分析しようがないかなあ。

ちょっとラウンドを振り返るために必要なデータ項目を考えてみよう。

ティショットクラブ

「180y先のFWキープ」だとして,どのクラブを使うべきか。これまで散々,考え,書いてきたテーマ。

アイアン型UTの3U(22)か4U(25)のどちらかにしてみようと思う。

「当たる当たらない」のレベルだと,結局,デカヘッドのドライバーが一番易しいんだけど,飛ぶ分だけ怪我が大きい。FWは良いときは良いけど,悪いときはさっぱり当たらなくなるので頼り切れない(今がまさにそう)。日本女子オープンの佐伯三貴プロのように,スプーンはもちろんショートウッドまで駆使するスタイルが理想なんだけどなあ。。。

で,消去法的だけど,前回ラウンドで3U(22)を何ホールか試したときはかなり良かった。シャフトはアイアンの並びでそろえているので,「2種類のスイング」に悩まされることもない。球は低く,強めなので,方向性第一という観点からは良いと思う。飛距離はキャリーで,3U(190y),4U(180y)が目安で,ちょうどいいぐらい。

しばらく3U/4Uをティアップして打つ練習に取り組んでみよう。ウッドと違い,「しっかり振る」イメージが強く,スイングを崩しがちなので,その点にはしっかり注意しつつ。

レイアップのミスは許されない

これまで,「レイアップは簡単」,「グリーンを狙うショットは難しい」と思っていたけど,多少,勘違いというか,良くない考え方だと思った。

確かに,レイアップはターゲットが広い。多少左右にぶれても次打に支障がなければそれでいい。縦の距離感もそれほどシビアではない。僕の場合PWの110yを残そうとするので,前後にずれてもどうせショートアイアン・ウェッジだ。
これに対して,グリーンを狙うショットは,グリーンに乗れば「オン」だけど,乗らなければ「ミス」。結果がハッキリ出てしまう。また,「グリーン」というターゲットがハッキリしている分だけ,周辺のハザードを徹底的に回避する,ということが難しい面がある。リスク覚悟で打たなければならない。

ま,こういう認識は,これはこれで間違ってはいないと思う。

でも,逆に,こういう風にも考えられる。

レイアップは安全策。決して無理をせず,より確実に,という選択肢。「リスクをとらない」という選択。パーの可能性よりも,ボギーの確実性をとる選択。にもかかわらず,レイアップの場面でミスをしてしまったら全く意味がない。徹底的にミスの可能性は排除して,「ボギーオンを狙う場面」を作り出さなければ意味がない。そういう意味で,ティショット(1打目)も含めて,「レイアップのミスは許されない」のだ。

これに対し,グリーンを狙う場面は違う。ここでは徹底的に安全のみを追及することはできない。グリーンというターゲットは明確に決まっている。「ベタピン」は狙わないにしても,「2パット圏内」を意識するとターゲットはグリーンより小さくなってくる。シビアな方向性・距離感が求められる。周辺にも確実に「1打損」を覚悟しなければならないハザードがある。要は「ギャンブル」なんだ。

もちろん3打目をさらに刻むという選択肢はある。ただ,中途半端な距離を残すと,それはそれでミスを誘発する要因。「花道狙い」という言葉もあるけど,花道よりはグリーンの方が広いともいえる(もちろん,「4Iでグリーンを狙うより6Iで花道狙い」は良い選択肢。でも,ボギーオン狙いのゴルフにはそもそもそんな場面はない。ここで想定しているのはショートアイアンでグリーンを狙う場面)。「オン」にこだわらずに安全なグリーン周辺も含めて狙いを定める方法もある。でも,いつもそんなグリーンばかりではない。どこまで行っても,ギャンブル的要素はなくならない。

グリーンを狙う場面は,「乗ればボギー,外せばダボ」というギャンブルをやっていることを自覚しなければならない。ミスは必ずあるのだ。この場面でのミスは想定の範囲内。一喜一憂してもしょうがない。ミスは受け入れて,全力でダボセーブに切り替える。そういう場面。あとは練習で確率を上げるのみ。

「レイアップのミスは許されない。グリーンを狙うショットのミスは避けられない。」

この考えで最近のラウンドを振り返ると,反省すべきショットが山ほどある。その大半は,1打目,2打目のレイアップのミスだ。全く必要のないリスクを抱え込んでは,フェアウェイを外し,OB,林,隣のホール,傾斜,ロスト,ラフというトラブルで何打も損していく。それに比べて,グリーンを狙う場面では,ミスも多いけど,できる範囲内で安全な方法を探して,少しでも確率よく,スコアをよくしようと,精一杯できているように思う。「スキルアップ」の課題はあるにせよ,現状のスキルから見たミスはそこまで多くない。

スコアが悪いのは「レイアップのミス」が原因だと痛感。

「レイアップのミスは許されない」

これは肝に銘じておこう。

ティショットはレイアップ

ティショットはレイアップ。

当たり前のことだけど忘れがちなこと。そもそも「ティショット」っていう言葉が良くない。何か特別なショットのような気になってしまう。「ドライバーでドーン」というイメージがつきまとってしょうがない。

「1打目」

と呼んだ方が良い。少なくとも心の中では。

ボギーオン狙いの場合,3打目が「良いアングルのフェアウェイから残り110y以下」から打てれば,僕にとってはかなり良い条件。もちろんこれでもグリーンに乗らないことはあるけど,それは「3打目クラブの練習をしましょう」というだけのこと。

ということは,2打目に期待されるのは,フェアウェイをキープは当然として,フェアウェイの左右半分程度の範囲でコントロールできる方向性。そうなると自分の場合,せいぜい7Iぐらい。背伸びして6Iが使えるかどうか。となると140-150yが2打目の限界だろう。

そうすると,400yPar4の場合,1打目は150y前後先のフェアウェイに運べば十分ということになる。フェアウェイをジグザグに,対角線に,使う方が広く使えると聞くので,例えば,「3打目は右から打ちたい→2打目は右に運びたい→1打目は左に運ぼう」と考えるのが理想。ま,初めてのコースの場合,「グリーンが見えるまでは分からない」のが実際なので,考えすぎてもしょうがない。できれば,グリーンを狙いやすいアングルを意識して,「1打目はグリーンのある側,2打目はグリーンの反対側」と覚えておこう。

ちょっと脱線気味だけど,ボギー(オン)ゴルフの1打目に「本来期待されること」はこの程度。150y程度先のフェアウェイキープだけ。180y先ならできすぎ。200y先ならむしろリスクをとりすぎたことを反省すべきなのかもしれない。ま,極端かな。

冷静に見て,180y先のフェアウェイの半分を狙えるほどの腕はないから,「180y先のフェアウェイキープ」が現実的。これを80点と考えて・・・

200y 100点
190y 90点
180y 80点
170y 70点
160y 60点
======
150y 50点

こんな風に考えてみよう。で,60点以上ならよし。とりあえず「毎回80点」のレベルに達するのが必要。90点以上は練習ではともかく,本番では狙わない方が良い。少なくとも今のレベルでは。そういう感覚。

ま,いずれにしても,そのホール毎に必要とされる「1打目」は違ってくる。「180y先のフェアウィキープ」は1つの目安。要は「このホールで確実にボギーオンするために『1打目』ではどうすればいいか?」を考えて,ベストの選択をすること。そして,あくまで「レイアップ」であることを忘れないこと。

ウェッジ新調

PW/AW/SWの3本を新調。Mysteryの「MW-102」。ロフトは48度/52度/57度。シャフトは島田の「Ks-wedge NW-110」。グリップはスリックフィットのBLなし。

最近,使用中のSW(55度)が90y飛んでしまうようになり,100y以内の打ち分けに気を使うようになってきたので,だったらロフトを大きくしてみようというのがきっかけ。以前から,「アイアンとウェッジのつながり(=どこまでアイアン型で,どこからウェッジ型にするか)」も検討課題ではあったので,良い機会だから3本作ってみた。

アイアンセットの流れのSW(セットウェッジ)にもこだわりというか,未練はあるんだけど,なかなか見つからないので,逆に,PW-SWのつながりを優先してみようという発想。僕の場合,PWはアプローチの柱,スコアメイクの柱になるクラブなので,「易しさ」が最優先。アイアンセット自体をヘッドの大きなもの(例えばゼクシオ)に変えるのは今は全く考えていないけど,PW以下ならどうなんだろう。

今度の連休である程度打ち込んでみて,良い感触が得られるかどうか。

2010年10月2日土曜日

ボギーゴルフ

今日は練習場で仮想ラウンドをしながら,ボギーセーブ率を上げるマネジメントを考えていた。

(Par4の場合)
まず,ティショット。その日の調子次第なのは否めないけど,結局,ドライバー(2W)が無難。ドライバーで「180y」の意識で振ると方向性が最も安定していた。「200y」を意識すると,ちょっとミスも出る。ま,「180~200y」を意識して,バランスよく振って,180y以上先のフェアウェイに運べればティショットとしては合格。

2打目は,①グリーンを狙う(外れてグリーン周りを想定),②花道・グリーン手前に運ぶ,③残り110y前後に運ぶ,のどれを狙うかをハッキリ決める。どちらにしても7I以下で組み立てる。3U-6I辺りは調子が悪いとひどいミスになりがちだし,そもそも「ボギーセーブ」のためには必要とも思えない。

3打目は一番大事な場面。2打目で①~③どれを選んでも,3打目でPWを使う可能性が高い。この場面でのPWの精度でボギーとダボの分かれる。間違っても,ここの大きなミスで,トリにするようなことはあってはならない。だから,PWのアプローチ,コントロールショット,フルショットの練習の徹底が重要。

4打目。残念ながら3打目がグリーンオンしなかった場合。グリーン周りのアプローチか,バンカーかという場面。どちらにしても,「乗せて2パットの3打」を基本に,寄せワン,砂イチが狙えるなら,集中してやってみよう。

グリーン上の「2パット」は言うは易く行うは難し。でも,がんばるしかない。

こういうゴルフの組み立てて,とにかく,大きなミスは徹底的に避けて,1つでも多く,ボギーセーブを重ねていく。

(Par5の場合)
基本的にはPar4と同じ。むしろ,1~3打目はPar4より飛ばす必要がなく,いかに良い条件で4打目を迎えるかだけに集中する。

(Par3の場合)
最近,とにかくティショットがひどいのでその克服。しっかり肩を回して,ゆっくりバランス良く振ることだけを考える。ティショットさえ,グリーン周りに飛べば,ボギーセーブができないはずがない。ボギーゴルフにとって,Par3はサービスホール。


中部銀次郎は「ゴルフが下手でハンディキャップが多いことは恥ずかしいことではないが,ハンディからあまりにかけ離れたスコアを出してしまうのは,やはり恥だと思うべきなのだ。」(『ゴルフの神髄』30p)と言っている。

現在,GDOのHDCPが「25」。自分なりのプライドとしてはダボペースの「108」まではしょうがないと思うけど,「109」はやっぱり許せない。「ダボ」はしょうがないけど,「トリ」は絶対に防げたはずだ。

練習場でも,こういった考えを常に意識して,ボギーセーブのために必要な練習を積み重ねていこう。

理想のスイング

日本女子オープンに臨む有村智恵。素晴らしいプレイで単独2位に。期待大。

18番H,Par5の3打目。ベタピンにつけてバーディを演出したスイング。肩口から肩口程度のコンパクトなスイングで,しっかりとラインが出て,バックスピンもバッチリ。僕にとっては理想のスイングそのもの。

今回は上位で回っていたのでスイング映像をたくさん確保できた。良いイメージができそう。