- フェアウェイに運ぶ
- グリーンに乗せる
ただ、実際のラウンドでは、1でも2でもないショットが存在する。少なくとも自分の場合、1と2の中間的な気持ちでショットすることが少なくない。いわば第3のショット。
- グリーン周りに運ぶ(グリーンオン、易しいアプローチを期待しつつ)
2に含まれていると考えることもできるけど、僕の中では、ハッキリ区別できる。8I-AWはグリーンに乗せる気で狙うけど、4W-6Iはグリーン周りの易しいアプローチが残ること、あわよくばグリーンオンすることを期待しつつ、グリーン方向に打っているだけだと思う(7Iは日によって違う)。
この第3のショットはただのギャンブルだ。プロの試合でよく見る、Par5の2オン狙い、Par4の1オン狙いみたいなもの。
もちろんプロの場合、乗ればイーグル、乗らなくてもアプローチでバーディが狙えて、難しいアプローチが残ってもパーはセーブできるという技術的裏付けがあっての選択で、それはそれで「アリ」なんだろう。
でも、僕の場合、技術的裏付けがない。残念ながら。まず、4W-6Iだとそのショット自体に縦横のひどいミスがある。さらに、そこそこのショットでグリーン周りに行ったとしても、自信があるのは転がしぐらいで、バンカーショット、バンカー越え、傾斜、ラフなどでひどいミスがある。
第3のショットは、上手くはまれば、パー、ボギーが並んで良いスコアになるけど、大叩きにもなりやすい。要するにギャンブル。第3のショットをなくす、少なくすることが、スコアを安定させるポイントだと思う。
そして、第3のショットをなくす、少なくする方法は2つある。
- 4W-6Iの精度を上げる
- 4W-6Iでグリーンを狙わない(4W-6Iの距離が残ったらもう1回刻む)
ただ、「精度を上げる」なんてのは長期的に取り組む課題であって、ラウンド中にはどうにもならない。結局、「縦横のブレ幅に自信のないクラブでグリーンを狙うな」という後者の方法に尽きる。自信のないクラブの精度向上は練習場で取り組んで、ラウンドでグリーンを狙うのは自信のあるクラブだけ。シンプルに考えよう。フェアウェイに運ぶのか、グリーンに乗せるのか。その中間が目的の第3のショットはただのギャンブル。
この方針を徹底すれば、少なくとも、Par4/5は1W(4W、7Wでも十分)と8I以下だけでラウンドできる。練習時間もティショットクラブと8I以下に集中的に使える。自然と自信もついてくる。
上を目指して焦ってもしょうがない。少しずつできることを増やせばいい。当分は初心に返って、8I以下を正確に打つ練習に集中して、ラウンドもその成果を試す場だと考えよう。