2010年6月28日月曜日

「煽り打ち」の克服

『藤田寛之のベストゴルフ』(実業之日本社),『新世紀フェアウェイウッド論』(池田書店)の2冊が僕のスイングの教科書。

前回ラウンドでショットがボロボロだったので,読み直してみた。

現在の自分のスイングは「煽り打ち」という症状のようだ。ボールを上げようとする動作。

『ボールを上げようと下から煽るような打ち方が癖になっている人は,ダウンスウィングで左脇が開き,それに伴い,グリップエンドが目標の右を向き,さらに右肩が下がってしまいます。俗にプロや上級者がいう,「シャフトが寝た」状態になるので。ダフリ,トップ,右へのプッシュアウトなどさまざまなミスの原因になります。』とあった。

まさにこれだと思う。自分の意識としては「上げよう」という意識はない。むしろ,上がりすぎだと思っていて,中弾道の強い球を打ちたいと思っている。ただ,体の動きは「上げようとする動き」になっているんだろう。自分の感覚としては,切り替えした瞬間に腕がスコンと抜けてしまって,体と全く連動せず,フェイスが開きっぱなしで,打ってしまう感覚。何回かに1回突然でて,切り替えした瞬間に「あ,またやった」と気付くけど,もうどうしようもない。

①左脇にヘッドカバーを挟んで,「ボールを打ち抜くまで左脇を締める」感覚をつかむ。
②左右のグリップの間隔を開けて,素振りをして,クラブを立てて,スイングする感覚をつかむ。
③ダウンスウィングで右腰を前に出し,腰を水平に回す感覚をつかむ
④フォローで右肩がアゴの下に入るまで,顔を上げない(前傾角度を保ってボールを打ち抜く)

2冊の内容をまとめるとこの4点が現在修正すべき点のようだ。レッスンでも再三言われていること。②と④は最近,特によく言われている。

ラウンド後の練習では,とにかくグリップ,腕の力を抜いて,ゆっくりダウンスイングをするように意識したら,自然と下半身先行になり,また,力んでない分,体の正面で,腕の入れ替えが起こって,ねじれない真っ直ぐな球が出ていた。

⑤上半身,特に腕・手の力を抜いて,打ち急がずに丁寧にダウンスイングする。

自己流だけど,多分,間違ってはいないと思う修正点。

7月25日,31日には前回ラウンドと同じコースで,結果を出したいコンペがあります。目標はあくまで「90」。現在の調子からすると,夢物語だけど,約1か月あるので,素振り・打ち込みを徹底して,「8I以下なら8割は狙ったエリアに運べる」という状態に持って行きたいです。あとは「死なないティショット」,「そこそこ悪くないパット」で,十分「90」を狙えると思っています。

練習あるのみ。

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