2009年12月28日月曜日

「12本の飛距離の階段」と「特別枠」

僕のセッティングのベースは「①1W/②4W/③3H(7W)/④4H(4U)/⑤5H(5I)/⑥6I/⑦7I/⑧8I/⑨9I/⑩PW/⑪AW/⑫SW/⑬PT」の13本です。

3W/5Wを入れずに,ロフト17度の4Wを1本入れることで,クラブ選択に1本の「遊び」を作っています。1WからSWまでの飛距離の階段とは別に,お遊びの特別枠があることになります。

1Wを2本体制にすることもできるし,ティショットをより易しくするために2Wを入れることも考えられます。③3H(7W)/④4H(4U)あたりは,飛距離は重なっても,使い分け目的で重複して入れることもできる。2H(19)を入れて,長い番手の飛距離の階段の精度を上げてもいいし,ウェッジ4本体制にして短い番手を手厚くすることもできる。バンカー専用ウェッジや,チッパーを入れても良いし,パターを2本入れることもできる。たった1本の特別枠クラブでセッティングに遊びが出てきて,楽しくなります。

僕のアイアンはノーマルロフト(5I/27度)ですが,近時のストロングロフトのアイアンを使えば,5Iと9W 辺りの飛距離が重なって,特に意識しなくても,特別枠ができて,それをウェッジ4本体制に使うというのはよく見かけます。

ま,特別枠をどこでどう作るかは,個々人の好みなんだと思います。①200y超の10y毎の打ち分けなんかアマには不要,②そもそも3Wなんか打てない,③ウッドは高いから極力少なくしたい,等の理由で,僕は4W採用で特別枠を作るのがベストかなと思っています。

反省

本日,1W/4U/6I/8I/PW/AW/SW/PTの8本でラウンドしました。1WのOB連発で118の大叩き。100切りの目標は来年に持ち越しです。

それはさておき,今日は「140y」が必要な場面がやたらと多かったです。僕の場合,7I(35度)が140yクラブです。140yの場面では,130yか150yの無難な方を打てばいいと思って,7Iを抜いた(実際,最近はそれでこまっていなかった)のですが,今日は,オーバーもショートもシビアな場面が多く,本当に困りました。

要反省。できるだけゴルフをシンプルにしようと思ったのですが,さすがに150y以下のクラブは抜くべきではありませんでした。

2009年12月27日日曜日

実際の使用クラブ

14本書いてみたけど,実際の使用クラブは8本しかありません。明日はラウンド予定なのですが,勇気を持って,この8本以外抜いてみました。4Uも抜きたいところですが,コース図をみる限り,どうしてもパー3ティショット用に必要なので。

①1W(10.5)
 パー4,5のティショット用。役割は「180y先のフェアウェイに運ぶ」こと。成功率が低く悩みの種。最近はチーピンの嵐。

②4U(25)
 パー4,5のティショットで,左右が狭いときや,ハザードに届かない距離を打ちたい時だけ使用。160~180yが目安。

③6I(31)
 2打目クラブ。パターに次いで使用頻度の高いクラブ。ティショットとグリーンを狙う場面以外は全て6Iと言っても過言ではない。許容範囲の方向性で150yを安定して打てている。得意クラブ。ティショットも全部6Iにした方がいいかもとさえ思う。

④8I(39)
 120~130y先のグリーンに乗せる役割。

⑤PW(47)
 100~110y先のグリーンに乗せる役割。

⑥AW(50)
 100y以下のコントロールショット全般

⑦SW(55)
 バンカーとどうしてもランを少なくしたい場合のみ。

⑧PT
 グリーン上はもちろん,まず一番に使えるかどうか考えるアプローチクラブでもある。

この8本の中では,1Wだけがいつまでも頭を悩ませている。ギリギリまで悩んだけど,やっぱり1Wを抜くことはできなかった。吉と出るか凶と出るか。

2009年12月26日土曜日

現在のセッティング

100切りを目指している現在のセッティングを書いてみます。

①1W(10.5)
②4W(17)
③3H(22)
④4U(25)or4H(25)
⑤5I(27)or5H(28)
⑥6I(31)
⑦7I(35)
⑧8I(39)
⑨9I(43)
⑩PW(47)
⑪AW(50)
⑫SW(55)
⑬PT
⑭2H(19)

こんな感じです。「H」はハイブリッド(アイアン型UT),「U」はユーティリティ(ウッド型UT)の意味です。一応,下手なりに易しくゴルフができるようにあれこれ考えた結果であり,また,今後,改善したいと考えていることもありますので,バラバラと書いてみたいと思います。

方向性が最優先

11月末に,一泊二日で,川奈大島・富士コースを続けてラウンドしました。大島は107(パー70),富士は127でした。調子に大差ないはずなのに,20もの大差。

原因はティショットとグリーン周辺のシビアさの違いだと,自分なりに分析しました。

大島コースでは左右に球が散らばりながらも,何とかグリーン付近までたどり着けば,易しいアプローチで無難に上がることができました。それに対して,富士コースでは,左右が狭く,ティショットOBも量産しましたし,グリーン付近が難しく,易しいアプローチどころか,トラブルに近い状況が多発,グリーンが見えてからも悪戦苦闘が続きました。

川奈富士コースを経験したことで,「ゴルフは方向性が最優先」ということを痛感しました。もちろん縦の幅(飛距離)も安定しなければ,本当に安定したゴルフはできないのでしょうが,まずは,横の幅(打ち出し方向,曲がり)が安定して,意図した方向には十中八九打てる状態にならないと,マネジメントのしようもないことを身をもって知りました。

散々見聞きしたことではありますが,やはり痛い目に遭って,身をもって知ると,意識が変わりました。

初心に返り,12月最初のレッスンで,「飛距離は一切気にしないので,まず,意図した方向に打ち出せるようにして下さい。」とお願いしました。で,自主練習でも8Iに集中して,とにかく意図した方向に打ち出すことと,打ち出した後の球筋が安定すること(安定するならどんなに曲がっても気にしない)だけを意識して,ほぼ毎日,100~200球打ち込みました。振り幅もフルスウィングは捨て,スリークォーターの意識に改めました。

その結果,1週間で練習場ではかなり安定した打ち出しと球筋が得られました。

ただ,1週間後のラウンドでは以前と全く変わらずの大荒れゴルフで125。ラウンド終盤でようやく,練習場と同じように振れていないこと,意図した打ち出しラインに対して真っ直ぐ立てていないことを気付き,その後,1週間は,実戦でも同じように振れるチェック事項の絞り込みと,真っ直ぐ立つためのルーティーンの習慣化をさらに意識して練習。

1週間後のラウンドで,自己ベストの101を達成となりました。

8Iを徹底的に練習したことで,前後の番手のPW・6I(奇数番手はそもそもバッグから抜いています)の打ち出しも安定し,1Wのティショット以外のショットはほぼ思い通りで,現在の実力を全て発揮した結果だと思っています。

方向性だけを求める決意をする際に,最も心理的抵抗になったのは,「飛距離」それ自体というよりも,「ボギーオンを諦めて,目標も108に下げるしかないか・・・」という気持ちでした。僕自身は,飛ばし屋でも何でもないので,飛距離にはこだわっていないつもりでしたが,「ボギーオンを狙えるだけの飛距離は絶対欲しい」というこだわりはかなり強かったことに気付きました。そのこだわりが,長いクラブの練習やマン振りへの誘惑につながり,スウィングを崩して,方向性もガタガタにという悪循環を生んでいたように思います。

失意の川奈・富士コースラウンドのお陰で,そこら辺のこだわりに気付き,こだわりを捨てる気持ちの整理もできました。その結果,方向性を求めて,コンパクトでシュアなスウィングを徹底的に練習した結果,実際は,飛距離は落ちたどころか,むしろ1番手伸びた感があります。左右に散ることによるロスが減り,また,ミート率が上がったのだろうと思います。

反省すべきは,「持っている武器で戦う」という基本を忘れて,「100を切りたい。半分はボギーで半分はダボ。そのためにはボギーオンを狙う必要がある。ボギーオンのための飛距離が必要。」というゴールからの逆算にとらわれてしまったことだと思います。もちろん,ゴールからの逆算で,自分の課題を設定すること自体は悪くはありませんが,無理して背伸びしてもゴルフをダメにするだけ。

ゴルフを始めて1年目はまともに1Wを振ったこともないですし,飛距離へのこだわりは全くないつもりでいましたが,知らず知らずに,ないものねだりの飛距離を追っていたことに気付き,数ヶ月のスランプを経て,ようやく軌道修正できました,というお話しでした。

2009年12月19日土曜日

101

愛鷹シックスハンドレッドクラブでラウンド。スコア「101」で惜しくも100切りならず。

でも,9月13日以来の108切り,しかも自己ベストで,納得のラウンド。11月末に川奈富士コースで127の大叩きして以降,「方向性」に徹底的にこだわって練習した成果だと思います。

約3か月の間,不本意なラウンドが続き,失意の川奈ラウンドを経験したことで少し考え方を改めました。それは次回以降。